2008-04-19(Sat)
腐れ芋の原因
ジャガイモは一般的に、地上部が枯れたらすぐ掘らないと腐ると言われています。自家栽培の芋も、そうしないと腐るものもありました。
ずっとわからずにいたのですが、多分これだというものがつかめました。(もし既に知っている人がいましたら、ごめんなさい。私が無知だと言うことでご勘弁を)
一言で言えば「酸欠」です。酸素が足りないんです。
一般的に農家の人が行っているジャガイモ栽培は、雑草は除草剤で殺し、虫は殺虫剤で殺し、菌は殺菌剤で殺していて、無生物状態の中でジャガイモだけが育っているのです。今でこそ収穫直前に除草剤を撒いて地上部を殺す方法はとられなくなってきましたが、まだまだ収穫直前に除草剤を撒いてている農家もいます。これは一気に収穫するのに好都合なように撒くらしいですが、除草剤を吸い込んだ芋を食べると思うとぞっとします。
話がそれましたが、どうして酸欠になるかというと、芋が育っている過程では、植物の茎や根がきちんと酸素を運ぶ役目もしているのだと思います。根が伸びているとそこに隙間が出来、雨水が土に吸い込まれ、その水を根が吸収し、水脈だった所は酸素が行き来できると言うことです。
所が枯れたジャガイモは、根が生きていない・・・雨が降っても根が水を吸収しないので、それまで酸素を運んでいた水脈がつぶれて、酸素が運ばれない状態になるのです。地下に出来るジャガイモも、わずかに酸素呼吸しているため、酸素がない条件では腐っていくのです。
ジャガイモなどは粘土質が良いと言われていますが、それは粘土が電気的に肥料を吸着すると言うことからなのですが、粘土は雨が降るとべたべたに固まる性質があるため、ジャガイモの根が枯れたあとにすぐ収穫しないと、芋が腐敗する割合が多くなると言うことです。
自家菜園の自然栽培ジャガイモについてはどうかと言うと・・・
酸欠については全く同じ事が言えます。ジャガイモを栽培する時に土寄せという作業をします。これは地下に出来るジャガイモが日焼けを起こさないように(追肥も兼ねて)、芋が出来はじめる頃に茎の周りに土を盛り上げるのです。この作業の結果、そこに生えていた草が枯れて、ジャガイモだけが生き残ることがあるのです。そうなるとジャガイモが枯れたあとは、他の植物がないため、生きた根がない・・・結果腐ってしまうのです。
そうならないようにハコベや牧草もなるべく生き残るように育てているのですが、完全ではありません。なるべく腐らないよう、カボチャなどの野菜もジャガイモのウネに育てたりして、ジャガイモの収穫時期を過ぎても生きた根が残るようにしてあります。草が残っていた場所の芋は、越冬させてもまず腐っていることはありません(寒さに弱い品種は腐りやすいですが・・・)。
今年は女房の案ですが、牧草の多い畑にイチゴの苗を植えてみようと思っています。イチゴはランナーを伸ばし、遠くに遠くに自分の子どもを増やして行きます。そして意外と根が深いのです。葉は大きく土を強烈な日差しから守ってくれるし、土深くまで酸素を行き渡らせてくれるし、痩せた土にも強いのです。寒さに強く翌年まで雪の下でも平気で、実も美味しく、緑肥にもなってくれるので、一石二鳥三鳥なのです。今年の作付けが楽しみです。
ずっとわからずにいたのですが、多分これだというものがつかめました。(もし既に知っている人がいましたら、ごめんなさい。私が無知だと言うことでご勘弁を)
一言で言えば「酸欠」です。酸素が足りないんです。
一般的に農家の人が行っているジャガイモ栽培は、雑草は除草剤で殺し、虫は殺虫剤で殺し、菌は殺菌剤で殺していて、無生物状態の中でジャガイモだけが育っているのです。今でこそ収穫直前に除草剤を撒いて地上部を殺す方法はとられなくなってきましたが、まだまだ収穫直前に除草剤を撒いてている農家もいます。これは一気に収穫するのに好都合なように撒くらしいですが、除草剤を吸い込んだ芋を食べると思うとぞっとします。
話がそれましたが、どうして酸欠になるかというと、芋が育っている過程では、植物の茎や根がきちんと酸素を運ぶ役目もしているのだと思います。根が伸びているとそこに隙間が出来、雨水が土に吸い込まれ、その水を根が吸収し、水脈だった所は酸素が行き来できると言うことです。
所が枯れたジャガイモは、根が生きていない・・・雨が降っても根が水を吸収しないので、それまで酸素を運んでいた水脈がつぶれて、酸素が運ばれない状態になるのです。地下に出来るジャガイモも、わずかに酸素呼吸しているため、酸素がない条件では腐っていくのです。
ジャガイモなどは粘土質が良いと言われていますが、それは粘土が電気的に肥料を吸着すると言うことからなのですが、粘土は雨が降るとべたべたに固まる性質があるため、ジャガイモの根が枯れたあとにすぐ収穫しないと、芋が腐敗する割合が多くなると言うことです。
自家菜園の自然栽培ジャガイモについてはどうかと言うと・・・
酸欠については全く同じ事が言えます。ジャガイモを栽培する時に土寄せという作業をします。これは地下に出来るジャガイモが日焼けを起こさないように(追肥も兼ねて)、芋が出来はじめる頃に茎の周りに土を盛り上げるのです。この作業の結果、そこに生えていた草が枯れて、ジャガイモだけが生き残ることがあるのです。そうなるとジャガイモが枯れたあとは、他の植物がないため、生きた根がない・・・結果腐ってしまうのです。
そうならないようにハコベや牧草もなるべく生き残るように育てているのですが、完全ではありません。なるべく腐らないよう、カボチャなどの野菜もジャガイモのウネに育てたりして、ジャガイモの収穫時期を過ぎても生きた根が残るようにしてあります。草が残っていた場所の芋は、越冬させてもまず腐っていることはありません(寒さに弱い品種は腐りやすいですが・・・)。
今年は女房の案ですが、牧草の多い畑にイチゴの苗を植えてみようと思っています。イチゴはランナーを伸ばし、遠くに遠くに自分の子どもを増やして行きます。そして意外と根が深いのです。葉は大きく土を強烈な日差しから守ってくれるし、土深くまで酸素を行き渡らせてくれるし、痩せた土にも強いのです。寒さに強く翌年まで雪の下でも平気で、実も美味しく、緑肥にもなってくれるので、一石二鳥三鳥なのです。今年の作付けが楽しみです。
↑「ブログ村」というブログ紹介サイトのランキングに参加しています。このブログが「良い」と思ってくださったら、クリックしてくれると嬉しいです(*^_^*)
<