虹とは「輝きのタクト」にとって
どんな意味を持つのでしょうか。
リョウスケ視点から、ヘッドの過去を交えながら物語は進行します。
ヘッド・リョウスケ・ソラの3人の関係は終止符を打たれていますが、
今を生きる3人の若者の関係は現在進行中です。
そしてヘッドは自分の時間が止まっているかのような存在です。
感想今回は「虹」がキーワードになりそうです。今回のおさらい
リョウスケは虹を見て感慨にふけり、タクトの父親が描いた絵を思い出しました。

(ヘッドが絵に描いた場所ですね)
十字団では、アタリ・コウ ヨウ・マドカが新しいサイバディ・ホフライトの復元中。
バニシングエージの面々は第3フェーズのまま、ゼロ時間を飛び出しても
世界を手中にできると考えているようですが、
ヘッドの行動に不信感を持つキャメルスターが独自の行動に出ようと決心します。
ここでもリョウスケはヘッドと初めて出会った事を思い出しています。
過去のリョウスケはソラという親から決められていた婚約者と一緒にいました。
そこで二人で車で移動中にある青年と出会います。彼がヘッドでした。
彼はヘッドがスガタと会う時のように絵を描いています。
彼は
「ツナシ・トキオ」と名乗ります。
トキオの父はシルシを持つ者のようですが、トキオにシルシを継がせなかったようです。
トキオは島の外部の人間なのに、十字団の存在を知ります。
リョウスケは元々シルシを継ぐものであり、トキオの力に驚きます。
そしてトキオは十字団の一員になり、ゼロ時間やサイバディの研究に没頭します。
タクトはスガタ邸で手伝いをしています。
そこでスガタが昼寝をしているワコにキスをするのは目撃します。
タクトの胸中にちょっと驚きがあったようです。

(スガタのワコへの想いがわかります)
ここでキャメルスターはケイトと接近します。
お互いに十字団を名乗り、キャメルスターはケイトが巫女である事を見破ります。
ケイトは見破られても平然としながら、「封印を解くには時期がある」と交わします。
タクトはスガタがワコにキスした事に戸惑いを覚えて海岸まで出てきます。
そこへケイトが登場、ケイトは「一番好きな場所」のようでした。
ケイトはタクトが「歌っている事」を秘密にしてくれた事を感謝しているようです。
そして昔、ケイトはスガタ・ワコと一緒に仲良くしていた事を話します。
タクト、キャメルスターに操られたハブにかまれます。
ここでケイトがとっさの判断で服を破り、破いたズボンで足を止血し、
口でハブの毒を取り除こうとします。

この毒を取り除くために、一生懸命解毒作用をするケイトの姿は
秘密を隠し通している事への恩返しのように見えます。
また、スガタのワコへのキスと、対比しているようにも見えます。
タクトは救急車に運び込まれますが、そこを突きキャメルスターはサイバディ戦にします。
負傷したタクトですが、何とかキャメルスターと戦います。
しかしサイバディが分離し、不意を突いたキャメルスターがワコに襲い掛かろうとします。
ここで独自行動に出すぎた事を危惧したニードルスターが割り込みます。
この事で窮地を脱したタクトは、必殺技タウミサイルでキャメルスターを撃破します。


戦闘シーンは新井淳さんの作画が目立っていましたね。
金田調のアクション。そしてワカメ影・BL影はいつ見てもテンションがあがります。
病室に運ばれた少年がそろそろ目覚という状況らしいです。彼の名前はマキバ=シンゴ。
リョウスケの回想によると彼は、ヘッドにシルシを与えようとした存在のようです。
リョウスケはここで、最後の回想をします。
彼はトキオとソラ、3人合わせてもっと仲良くなれば良かった事を後悔します。
その事をソラに打ち明けると、ソラは今まで許婚だったのに自分に対して気がなかった、
トキオの方が自分に良くしてくれた事を理由にリョウスケを攻め立てます。

しかしリョウスケはここで時計を手渡します。その時計の中には
ソラの写真が入っていたのでした。ここでリョウスケの真意に気づくソラ。
ソラはその後、島から出て、トキオとの間に身篭った子を産んだようです。
そしてヘッドは最後に
「ソラはいついなくなったんだろう」とつぶやくのでした。
状況は全てはヘッドの思うがまま進展しているようです。
過去の関係 今の関係 そしてケイト
物語の全貌がここにきて明らかになってきました!!
内容が面白すぎて、状況整理でちょっといっぱいいっぱいですね!!
今回重要なのは、トキオ、リョウスケ、ソラの3人の関係と
スガタ、タクト、ワコの3人の関係を対比させていた内容でした。最終的に仲良くなれなかったトキオ・リョウスケ・ソラ。
彼らの関係が失敗に終わったのは、最後の最後でソラに時計を渡す
リョウスケのタイミングの悪さなど、お互いの本心を言わなかったからでしょう。
そして今仲良くなろうとしている、タクト・スガタ・ワコ。
タクト達もトキオ達のようになってしまうのか、ここが今後の焦点になりそうです。そこで思い出されるのは、スガタがワコにキスした事。
8話でのタクトとスガタのケンカの決着がついていないことです。
タクトとスガタの対決フラグは、引き続き残っています。

一方でケイトが昔はワコ・スガタと仲良くしていたのに
本当は自分は邪魔者である事を気にしている描写がありました。
ケイトはスガタとワコの近すぎる関係に自分から
好きなスガタから身を引いてしまった事が理由なのでしょう。
結局、何が言いたいのかといえば、
・トキオ・リョウスケ・ソラ
・スガタ・ケイト・ワコ
・タクト・スガタ・ワコ
という3つの三角関係があって、前の二つの関係は上手くいかなかった。
そして現在進行形の三角関係はどうなのかという事を
過去のエピソードと比較して、今後に問いたいのでしょうね。
それでも希望が持てるのは、まずタクトにワコが渡した時計の存在です。元々、時計はリョウスケがソラと最後に話した時に渡したものでした。
そして時計はリョウスケからソラ。ソラからタクト。タクトからワコに移ります。
この事は時計を通して、想いが人から人へ伝え繋がっていく事を証明しています。。
次に、タクト・スガタ・ワコが水遊びしているシーンです。
ここでタクトが虹を描いたのが、希望が持てる証拠です。
青春を謳歌が、未来を作るという事なのでしょうね。
榎戸洋司氏はキャラ名に「時」を付けるのが好き
今回、ヘッドの本名が
「ツナシ・トキオ」だった側がわかりました。
これを聞いた時、私は
「榎戸さんはキャラ名に時を付けるのが好きだなぁ」って思ってしまいました。
ツナシ・トキオの「トキ」は「時」でしょう。
またニチ・ケイトの「ケイト」も並びを変えれば「トケイ」=「時計」になります。榎戸さん脚本である少女革命ウテナでは「時」がつく重要キャラに、
御影草時と千睡時子という2人のキャラがいました。(以降、千睡時子の説明は割愛、御影草時のみ取り上げます)
御影草時がどれぐらい重要かというと、中ボスぐらいの存在です。
そして御影草時はヘッドとある共通点があります。
それは姿形とも若々しく、年を取っていないような感じなところです。御影草時はウテナとの戦いに敗れ、ラスボスの鳳暁生に引導を渡され舞台から退場します。
こうして御影草時の存在は現在には元々いなかったように描かれていました。
そしてヘッド=トキオもソラの事を覚えているようで、覚えていない。
リョウスケが「ヘッドの心はゼロ時間に囚われている」と言いますが、
ヘッドの存在や記憶もあいまいでいるようでいない、そんな「上の空」の状態のようです。
このヘッドの心は「上の空(ソラ)」。
ヘッドが描く絵は「虹と空(ソラ」
そして愛し合った女性は「ソラ」と意味が掛かってくる所は興味深いです。御影草時とヘッドは元々近い匂いがあった印象ですが、
ともに「時」を冠する名前を有しています。
榎戸さんは「時」を作品の題材の一つとしてタクトを描いていくのでしょうか。
まとめ
ヘッドとシンゴが妖し過ぎるだろう!!
でも榎戸さんオリジナル作品でこういったキャラが出てくると安心します。
画面右側で輝きのタクトのキャラ人気投票を開催してますので
ぜひ奮ってご投票お願いします!
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感想今回は「虹」がキーワードになりそうです。今回のおさらい
リョウスケは虹を見て感慨にふけり、タクトの父親が描いた絵を思い出しました。

(ヘッドが絵に描いた場所ですね)
十字団では、アタリ・コウ ヨウ・マドカが新しいサイバディ・ホフライトの復元中。
バニシングエージの面々は第3フェーズのまま、ゼロ時間を飛び出しても
世界を手中にできると考えているようですが、
ヘッドの行動に不信感を持つキャメルスターが独自の行動に出ようと決心します。
ここでもリョウスケはヘッドと初めて出会った事を思い出しています。
過去のリョウスケはソラという親から決められていた婚約者と一緒にいました。
そこで二人で車で移動中にある青年と出会います。彼がヘッドでした。
彼はヘッドがスガタと会う時のように絵を描いています。
彼は
「ツナシ・トキオ」と名乗ります。
トキオの父はシルシを持つ者のようですが、トキオにシルシを継がせなかったようです。
トキオは島の外部の人間なのに、十字団の存在を知ります。
リョウスケは元々シルシを継ぐものであり、トキオの力に驚きます。
そしてトキオは十字団の一員になり、ゼロ時間やサイバディの研究に没頭します。
タクトはスガタ邸で手伝いをしています。
そこでスガタが昼寝をしているワコにキスをするのは目撃します。
タクトの胸中にちょっと驚きがあったようです。

(スガタのワコへの想いがわかります)
ここでキャメルスターはケイトと接近します。
お互いに十字団を名乗り、キャメルスターはケイトが巫女である事を見破ります。
ケイトは見破られても平然としながら、「封印を解くには時期がある」と交わします。
タクトはスガタがワコにキスした事に戸惑いを覚えて海岸まで出てきます。
そこへケイトが登場、ケイトは「一番好きな場所」のようでした。
ケイトはタクトが「歌っている事」を秘密にしてくれた事を感謝しているようです。
そして昔、ケイトはスガタ・ワコと一緒に仲良くしていた事を話します。
タクト、キャメルスターに操られたハブにかまれます。
ここでケイトがとっさの判断で服を破り、破いたズボンで足を止血し、
口でハブの毒を取り除こうとします。

この毒を取り除くために、一生懸命解毒作用をするケイトの姿は
秘密を隠し通している事への恩返しのように見えます。
また、スガタのワコへのキスと、対比しているようにも見えます。
タクトは救急車に運び込まれますが、そこを突きキャメルスターはサイバディ戦にします。
負傷したタクトですが、何とかキャメルスターと戦います。
しかしサイバディが分離し、不意を突いたキャメルスターがワコに襲い掛かろうとします。
ここで独自行動に出すぎた事を危惧したニードルスターが割り込みます。
この事で窮地を脱したタクトは、必殺技タウミサイルでキャメルスターを撃破します。


戦闘シーンは新井淳さんの作画が目立っていましたね。
金田調のアクション。そしてワカメ影・BL影はいつ見てもテンションがあがります。
病室に運ばれた少年がそろそろ目覚という状況らしいです。彼の名前はマキバ=シンゴ。
リョウスケの回想によると彼は、ヘッドにシルシを与えようとした存在のようです。
リョウスケはここで、最後の回想をします。
彼はトキオとソラ、3人合わせてもっと仲良くなれば良かった事を後悔します。
その事をソラに打ち明けると、ソラは今まで許婚だったのに自分に対して気がなかった、
トキオの方が自分に良くしてくれた事を理由にリョウスケを攻め立てます。

しかしリョウスケはここで時計を手渡します。その時計の中には
ソラの写真が入っていたのでした。ここでリョウスケの真意に気づくソラ。
ソラはその後、島から出て、トキオとの間に身篭った子を産んだようです。
そしてヘッドは最後に
「ソラはいついなくなったんだろう」とつぶやくのでした。
状況は全てはヘッドの思うがまま進展しているようです。
過去の関係 今の関係 そしてケイト
物語の全貌がここにきて明らかになってきました!!
内容が面白すぎて、状況整理でちょっといっぱいいっぱいですね!!
今回重要なのは、トキオ、リョウスケ、ソラの3人の関係と
スガタ、タクト、ワコの3人の関係を対比させていた内容でした。最終的に仲良くなれなかったトキオ・リョウスケ・ソラ。
彼らの関係が失敗に終わったのは、最後の最後でソラに時計を渡す
リョウスケのタイミングの悪さなど、お互いの本心を言わなかったからでしょう。
そして今仲良くなろうとしている、タクト・スガタ・ワコ。
タクト達もトキオ達のようになってしまうのか、ここが今後の焦点になりそうです。そこで思い出されるのは、スガタがワコにキスした事。
8話でのタクトとスガタのケンカの決着がついていないことです。
タクトとスガタの対決フラグは、引き続き残っています。

一方でケイトが昔はワコ・スガタと仲良くしていたのに
本当は自分は邪魔者である事を気にしている描写がありました。
ケイトはスガタとワコの近すぎる関係に自分から
好きなスガタから身を引いてしまった事が理由なのでしょう。
結局、何が言いたいのかといえば、
・トキオ・リョウスケ・ソラ
・スガタ・ケイト・ワコ
・タクト・スガタ・ワコ
という3つの三角関係があって、前の二つの関係は上手くいかなかった。
そして現在進行形の三角関係はどうなのかという事を
過去のエピソードと比較して、今後に問いたいのでしょうね。
それでも希望が持てるのは、まずタクトにワコが渡した時計の存在です。元々、時計はリョウスケがソラと最後に話した時に渡したものでした。
そして時計はリョウスケからソラ。ソラからタクト。タクトからワコに移ります。
この事は時計を通して、想いが人から人へ伝え繋がっていく事を証明しています。。
次に、タクト・スガタ・ワコが水遊びしているシーンです。
ここでタクトが虹を描いたのが、希望が持てる証拠です。
青春を謳歌が、未来を作るという事なのでしょうね。
榎戸洋司氏はキャラ名に「時」を付けるのが好き
今回、ヘッドの本名が
「ツナシ・トキオ」だった側がわかりました。
これを聞いた時、私は
「榎戸さんはキャラ名に時を付けるのが好きだなぁ」って思ってしまいました。
ツナシ・トキオの「トキ」は「時」でしょう。
またニチ・ケイトの「ケイト」も並びを変えれば「トケイ」=「時計」になります。榎戸さん脚本である少女革命ウテナでは「時」がつく重要キャラに、
御影草時と千睡時子という2人のキャラがいました。(以降、千睡時子の説明は割愛、御影草時のみ取り上げます)
御影草時がどれぐらい重要かというと、中ボスぐらいの存在です。
そして御影草時はヘッドとある共通点があります。
それは姿形とも若々しく、年を取っていないような感じなところです。御影草時はウテナとの戦いに敗れ、ラスボスの鳳暁生に引導を渡され舞台から退場します。
こうして御影草時の存在は現在には元々いなかったように描かれていました。
そしてヘッド=トキオもソラの事を覚えているようで、覚えていない。
リョウスケが「ヘッドの心はゼロ時間に囚われている」と言いますが、
ヘッドの存在や記憶もあいまいでいるようでいない、そんな「上の空」の状態のようです。
このヘッドの心は「上の空(ソラ)」。
ヘッドが描く絵は「虹と空(ソラ」
そして愛し合った女性は「ソラ」と意味が掛かってくる所は興味深いです。御影草時とヘッドは元々近い匂いがあった印象ですが、
ともに「時」を冠する名前を有しています。
榎戸さんは「時」を作品の題材の一つとしてタクトを描いていくのでしょうか。
まとめ
ヘッドとシンゴが妖し過ぎるだろう!!
でも榎戸さんオリジナル作品でこういったキャラが出てくると安心します。
画面右側で輝きのタクトのキャラ人気投票を開催してますので
ぜひ奮ってご投票お願いします!