10位 : MF 相馬勇紀 (名古屋グランパス)→ ついにトゥーロン国際大会で五輪代表に初招集された大卒1年目のドリブラー。サイズには恵まれていないがスピードとキレを兼備したドリブルはJ1屈指の威力を持っている。独力で仕掛けてチャンスを作れるのは大きな魅力と言える。1997年の早生まれなので東京五輪に出場する資格を持っており、「東京五輪の秘密兵器的な存在」になっている。途中出場で試合の流れを大きく変えることが出来る。
09位 : MF 田中パウロ淳一 (レノファ山口)→ 典型的なドリブラーである。ボールを持ったときは積極果敢に仕掛けてチャンスを演出することが出来る。球離れは良くないのでボールを持ちすぎてチャンスを潰す場面も少なくないのでチームにとっては「諸刃の剣」にもなり得るが1人で局面を打開できる能力を持っているので各チームで重宝されている。もともとは田中淳一という登録名だったが金沢時代の2015年に現在の登録名に変更。大成功だった。
08位 : MF 柏好文 (サンフレッチェ広島)→ 所属の広島が4バックを採用した時期は左SHでプレーする機会が多かったが、やはり、左WBでプレーしたときに持ち味を発揮することが出来る。今シーズンの広島は「3-4-2-1」を採用しているが左WBで躍動中。左サイドからの仕掛けは大きな武器になっている。左サイドからドリブルで切れ込んで右足でゴールに流し込むプレーを得意にしている。城福監督は甲府時代の指導者であり、恩人になる。
07位 : FW 斉藤光毅 (横浜FC)→ 同級生のMF久保建(FC東京)とともにパリ世代を引っ張っていく存在になるだろう新・高校3年生。今シーズンは横浜FCのトップチームでも活躍中。キレ味鋭いドリブルはJ2の中でもトップクラス。ドリブルは簡単には止められないほどの威力を発揮している。ドリブルが上手なだけでなくフィニッシュも正確。「将来性はMF久保建よりも上」という人が少なくないのも納得できる。U-20W杯での活躍も期待される。
06位 : MF ルーカス・フェルナンデス (コンサドーレ札幌)→ 加入1年目ながら右WBで大きな存在感を発揮しているサイドの仕掛け人。右WBのレギュラーの最有力だったMF駒井が怪我のため長期離脱中。大きなマイナスになるかに思えたがMF駒井の穴を補って余りある活躍を見せている。単独でサイドを突破してチャンスを演出できるのは大きな魅力と言える。守備はお世辞にも良いとは言えないが有り余る攻撃力で対面する相手を無力化することが出来る。
05位 : MF 家長昭博 (川崎フロンターレ)→ G大阪時代など若い頃と比べるとあまりドリブルをしなくなったが圧倒的なフィジカルと圧倒的な技術を駆使したドリブルは依然として相手の驚異になる。ほとんどボールを失わない抜群のキープ力は「Jリーグ屈指」と言える。「終生のライバル」と言えるMF本田圭(メルボルン)に大きく引き離された時期もあったが2018年はJ1で年間MVPに選出されるなど30才を超えてからキャリアの最盛期を迎えている。
04位 : FW 古橋亨梧 (ヴィッセル神戸)→ ドリブラーにもいくつかの系統がある。最も多くて、最もドリブラーの称号が似合うのはテクニックで相手を抜き去るタイプの選手である。往年のMF本山(北九州)などがこのタイプの典型と言える。一方、FW古橋はスピードで相手をぶっちぎることが出来るタイプである。日本にはあまり多くない「スピード系のドリブラー」になる。スピードのあるドリブラーがいるとカウンターのときの迫力が一気に増す。
03位 : MF 久保建英 (FC東京)→ バルサ仕込みのテクニックを生かしたドリブルは高校3年生ながらJ1屈指と言える。スルスルと相手ディフェンダーの間をすり抜けていくことが出来るのは一握りの天才のみである。簡単に相手の逆を取ってシュートまで持ち込める選手は日本人選手に限定すると「数年に1人」である。「10年に1人の天才」という称号は大袈裟ではないだろう。6月に行われるコパ・アメリカでの代表入りが確実視されている。
02位 : FW ディエゴ・オリヴェイラ (FC東京)→ ブラジル人特有の上手さと強さを持った優良助っ人。高度なテクニックとパワーを生かしたドリブルは大きな武器になっており、開幕から快進撃を続けるFC東京の攻撃の中心として年間MVP級の働きを見せている。力強いプレーが特徴。相手にチャージされてもビクともしないだけのフィジカルを持っているのは強みとなる。日本人のフォワードもしくはアタッカーでこういうタイプの選手はほぼいない。
01位 : 齋藤学 (川崎フロンターレ)→ 2017年に負った大怪我からの完全復活を目指す最中になる。怪我明けの2018年はなかなかチームに貢献できなかったが今シーズンは復活の兆しを感じさせるプレーを見せている。愛媛FC時代は「エヒメッシ」、横浜FM時代は「カモメッシ」と呼ばれたが、川崎Fでも何かしらのノックネームが付けられるほどのインパクトを残したい。キレ味鋭いドリブルは、やはり、Jリーグでは屈指と言えるだろう。
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