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【J2】 2017年にブレイクすると予想される若手Jリーガー (1位～10位) | | |　

■　ブレイクすると予想される若手Jリーガーは？

「2017年にブレイクすると予想される若手Jリーガー(J1編)」で1位になったのはMF三好(川崎F)で33票を獲得した。2位はMF堂安(G大阪)で31票、3位はMF鈴木優(鹿島)で25票、4位はMF瀬川祐(大宮)で24票、5位はMF矢島慎(浦和)で21票というランキングになったが、同様に順位予想バトル(J2編)に寄せられた103名の投稿を集計して「2017年にブレイクすると予想される若手Jリーガー (1位～10位)」を発表したい。

　2017/01/19 　【J1】 2017年にブレイクすると予想される若手Jリーガー (11位～20位)
　2017/01/19 　【J1】 2017年にブレイクすると予想される若手Jリーガー (1位～10位)

9位　MF 石毛秀樹 (ファジアーノ岡山)→　4票

→　4票を獲得して9位になったのは今オフに清水から岡山に期限付き移籍したMF石毛。2011年にはアジア年間最優秀ユース選手賞を受賞するなど「リオ世代の中では屈指の有望株」と言われていたが完全に伸び悩んでいる。2016年も23試合で1ゴール2アシストという成績に終わった。環境を変えた方がいいタイミングだったので岡山への移籍は賢明な選択だと言える。能力は高いので一気にブレイクする可能性はある。

9位　MF 高橋壱晟 (ジェフ千葉)→　4票

→　高校日本一に輝いた青森山田高の10番。冬の高校選手権では全試合でゴールを決めて初優勝に大きく貢献して大会の主役の1人になった。青森山田高では「4-1-2-3」のインサイドハーフでプレーすることが多かったがプロの世界でボランチがメインになるのか？2列目がメインになるのか？は分からない。今シーズンの千葉はボランチがやや手薄なので1年目から出場機会があるとしたらボランチの位置だろう。

7位　MF 邦本宜裕 (アビスパ福岡)→　5票

→　浦和のユース時代から注目を集めていたフィジカルモンスター。初挑戦のJ1では20試合で1ゴール1アシストだったが随所に光るプレーを見せた。井原監督がボランチに近い位置で起用した試合もあったがアタッカーの駒が豊富になった今シーズンは下がり目の位置での出場機会が増える可能性もある。U-20日本代表の内山監督の評価はそこまで高くないがU-20W杯のメンバー入りが1つの目標になる。

7位　MF 米澤令衣 (レノファ山口)→　5票

→　オフにC大阪から山口に期限付き移籍。2015年は途中で秋田に移籍してプロ1年目ながら23試合で5ゴールと活躍。2016年はC大阪U-23で25試合で8ゴールを記録してJ3の得点ランキングで11位に入った。J3通算では48試合で13ゴール。J3での通算ゴール数は歴代22位なのでJ3では実績を残している。非常にシュート技術が高い。主力の流出が目立った山口で攻撃の中心になる可能性は十分に考えられる。

5位　DF/MF 冨安健洋 (アビスパ福岡)→　6票

→　昨秋のU-19アジア選手権では主にCBのポジションで起用されて無失点でのアジア制覇に大きく貢献した。大会MVP級の活躍を見せた。J1でも10試合に出場するなど高校3年生ながら大きな経験を積んだ。ボランチとしてもCBとしても大きな可能性を秘めているが今シーズンの福岡はどちらのポジションも他と比べると選手層が薄くて不安は残る。現状ではボランチがメインポジションになる可能性の方が高い。

5位　MF 表原玄太 (湘南ベルマーレ)→　6票

→　昨シーズンの秋あたりから急激に存在感を増して愛媛FCでシャドーのレギュラーポジションを確保。今オフに湘南にステップアップの移籍を果たした。小柄ながらパワーがあってキレのあるドリブルが最大の武器となる。また、積極果敢に仕掛ける勇気も大きな武器となる。現時点では得点力の低さが課題に挙げられる。プチブレイクを果たした2016年の勢いを継続できると湘南でも貴重な戦力になるだろう。

4位　MF 小屋松知哉 (京都サンガ)→　7票

→　J1でも上位クラスのスピードを持っているスピードスター。西野監督時代の2015年にJ1で22試合に出場。ブレイクしそうな雰囲気を醸し出したが2016年は6試合の出場にとどまった。怪我がプレーヤーとしての成長を阻んできたところがあるのでとにかく怪我をすることなく1シーズンを通してプレーしたい。京都橘高出身で今シーズンから地元でプレーすることになる。新加入のMF仙頭は高校時代の1年先輩。

3位　MF 杉本太郎 (徳島ヴォルティス)→　9票

→　「96ジャパン」では絶対的な攻撃の中心として活躍。2012年の秋に行われたU-16アジア選手権ではチームは準優勝だったが大会のMVPに選出された。2013年に行われたU-17W杯でもベスト16入りに貢献。鳴り物入りで鹿島に入団したがプロ入り後は伸び悩んでいる。2016年は自己最多となる14試合に出場したが輝きを放つ場面は少なかった。層の厚い徳島の攻撃陣で存在感を発揮したいところである。

2位　MF 高井和馬 (ザスパクサツ群馬)→　11票

→　磐田や名古屋なども獲得に乗り出したが群馬入りを選択して周囲を驚かせた。『最初は試合に出れるところに行って、2年目でJ1に行きたいという考えがある。』というビッグマウス発言で注目を集めたが『1年目から目に見える活躍をして群馬の力になりたい。『僕が群馬を強くする』という思いでやりたい。』ともコメントしている。これ以上ないほどセルフプロデュースには成功した。ピッチ上で実力を証明したい。

1位　FW 岩崎悠人 (京都サンガ)　→　17票

→　昨秋のU-19アジア選手権では3ゴールを挙げて初のアジア制覇の原動力になった。Jリーグでも最上位クラスとなる突出したスピードが最大の売りとなるが基本的な技術も高くてボックス内ではストライカーの動きが出来る。右足のシュートもパワフルなので単なるスピードスターではない。多くの有力クラブが獲得に乗り出した中、J2の京都入りを決断。出場機会のことを考えると賢明な選択と言えるだろう。

　2017/01/19 　【J1】 2017年にブレイクすると予想される若手Jリーガー (11位～20位)　→　J1編の11位～20位はこちら
　2017/01/19 　【J1】 2017年にブレイクすると予想される若手Jリーガー (1位～10位)　→　J1編の1位～10位はこちら
　2017/01/20 　【J2】 2017年にブレイクすると予想される若手Jリーガー (1位～10位)

表1. 「2017年にブレイクすると思うJ2の選手は誰ですか？」の集計結果

順位	名前	所属	(票数)
1	FW 岩崎悠人	京都サンガ	17
2	MF 高井和馬	ザスパクサツ群馬	11
3	MF 杉本太郎	徳島ヴォルティス	9
4	MF 小屋松知哉	京都サンガ	7
5	DF/MF 冨安健洋	アビスパ福岡	6
5	MF 表原玄太	湘南ベルマーレ	6
7	MF 邦本宜裕	アビスパ福岡	5
7	MF 米澤令衣	レノファ山口	5
9	MF 石毛秀樹	ファジアーノ岡山	4
9	MF 高橋壱晟	ジェフ千葉	4