■ プレミアリーグEASTは6節が終了プレミアリーグEASTは6節が終了した。残念ながらコロナの影響で数試合が延期になったので各チームの消化試合数は微妙に異なるが川崎U-18が5勝1分けで首位を走っている。川崎U-18はDF板倉、MF三好、MF田中碧、MF三笘、MF脇坂など代表クラスの選手をたくさん輩出しているが意外にもプレミアリーグに所属した経験はなかった。今シーズンがプレミア初挑戦となるが6試合を消化してで計14得点を奪っている。
FC東京U-18、横浜FMユース、前橋育英高が追いかける展開になっているが連覇を目指す青森山田高はここまで3勝3敗とイーブンの成績となる。MF松木玖やMF宇野などが卒業した今年のメンバーは「例年と比べるとビッグタレントがいない。」と言われているが結果は出ていない。柏U-18が11位、桐生一高が12位と降格圏に位置するがプレミアリーグEASTはレベルが高い。どこが降格しても不思議はない。
ハイレベルな競争が繰り広げられているが快進撃を見せる川崎U-18はユースもタレントが多い。3年生のボランチのMF大関はテクニックのあるゲームメーカー。2022年にU-17日本代表に選ばれている。176センチ/60キロなので華奢な印象は否めないが高度なテクニックを持ったコントロールタワーである。本人にとっても日本代表にとっても大きいのは「2005年生まれなのでロス五輪の対象になること」である。
「ロス世代(2005年~2008年生まれ)」の中で一番上の学年になるので次の五輪代表を引っ張っていく存在になることが期待される。2年生のMF由井とWボランチを組んでいるがMF由井も2022年にU-17日本代表に選ばれている。こちらは180センチとサイズに恵まれているが「川崎コンビがそのまま年代別代表でWボランチを組むこと」は考えられる。FW岡崎寅やMF岡野一など2年生もたくさん主力として活躍している。