5位 : ロティーナ監督 (セレッソ大阪)→ 開幕9試合は2勝5敗2分け。13位と出遅れたが10節以降は17試合で11勝4敗2分けとなる。右肩上がりのシーズンになっている。3位の横浜FMとの差は「5」なのでACLの出場権争いに絡んでいる。オフにMF山口蛍とFW杉本健が流出したので不安視する声は多かったが新しいサッカーを取り入れてクレバーでしたたかなチームを作った。26試合で20失点というのはJ1最少。とにかく失点の少なさが目立つ。
FW都倉の長期離脱やFW柿谷の不調など誤算は少なくなかったが新戦力のMF藤田直やMF奥埜やFWブルーノ・メンデスなどを主力に抜擢。19才のDF瀬古をレギュラーに据えているのも目立つ。東京V時代もチームを「2年連続でプレーオフ出場」に導いているが勝てるチームを作りつつ、若い選手の良さを引き出すことにも長けている。Jリーグを代表する名将であり、知将というフレーズも良く似合う指導者である。