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はてなキーワード: 一瞥するとは

2026-01-13

処方箋の間違い

通院してるんだが、結構確率処方箋の内容を間違われる。

医者起因の場合医療事務起因の場合があって、どちらにせよその場で確認して指摘する必要がある

医者起因の場合

増薬、減薬のことを忘れている。

前回出した薬の一部を忘れている。

医療事務起因の場合

薬の変更が処方箋に反映されていない(種類、量、期間etc)

病人にチェックさせてんなよと思う気持ちもあるが、どの業界人手不足の昨今、複数のクリニックで処方箋の間違いを確認している

受け取った時に一瞥する覚悟必要みたいだ

2025-11-27

外国人によるキャンセル嵐の渦中で

いま、日中のあれやこれの渦にいるホテルマンです。個人情報保護などがあるので詳細には語れませんが、○国人無料キャンセルをめぐって激闘している様子を書かせていただきます

※私個人政治的思想は語りません。

——

私が勤務しているのは100部屋くらいの小さなホテルですが、○国人による無料キャンセルリクエストは一日250件以上、全てメール電話で来ています。いつもは1日20件程度なので約12倍ですね。

どういったメール電話が届いているのか。

王道パターンを紹介します。

お客様政治的理由無料キャンセルしたい」

私「そちらの理由ではキャンセル料が発生します。キャンセルポリシーをご確認ください。」

無料キャンセル不可、の処理。(予約はキャンセルされない)

〜数日後〜

同じお客様「急に体調が悪くなった。熱がある。必ずまた予約するので無料キャンセルしたい」

私「診断書をご提示ください。それにご予約は1ヶ月後ですが、いま体調不良なのですか?」

無料キャンセル不可

〜数日後〜

同じお客様フライトキャンセルになった。無料キャンセルしたい」

私「欠航になった便名と時間を教えてください」

無料キャンセル不可

〜数日後〜

同じお客様フライトキャンセル証明書です。無料キャンセルしたい」

ここまでが大体の流れです。キャンセル理由が二転三転した末に何かしらの証明書を出してくる、というパターン

これでやっと無料キャンセルの処理をするのかというと、できません。

フライトの便名や時間Webで調べてみると確かに欠航」となっていますしかお客様証明書をよく見てみると、明らかに偽造されたものであると判ります。どこかから拾った画像だったり、一瞥すると本物に見えますが拡大してみると不自然な点がいくつも見つかる…など。

また、2段階目の体調不良〜では診断書の偽造(もしくは虚偽の診断)なども見受けられます

ここまでの流れを数百の○国人バラバラ時間手段で行なってくるため、1日250件のメール電話になるのです。

正直、最初に「政治的理由キャンセル」と言っているので、後出しされたものに関しては無視をしてもいいとも思いますしか欠航事実かつ、証明書も本物だったため無料キャンセル受理した例もあります

ここからは私の想像ですが、○国人お客様が揃って同じような手段無料キャンセルを試みているあたり、あちらのSNSなどで無料キャンセルを勝ち取るための手法が紹介されているのでしょうか。

もちろんお客様不可抗力で巻き込まれた形ではありますし、「お金無駄にしたくない」という焦りは分かりますしか文書を偽造をして騙したり、執拗に連絡をしてこちらを折らせようとする行為が許される理由にはなりません。

その上お客様は予約された際にキャンセルポリシー同意されたのですから、私は不当にキャンセル料を請求しているわけでもありません。

——

国内ではそんな○国人依存していたのが悪い!とおっしゃる方もいますが、そんな理想論はいまのところ意味はありません。

恥も外聞もなく殴ってくる相手と、ルールのなかで闘わなければならない大変さを知って頂けると嬉しいです。

おわり

2025-04-03

anond:20250403123428

なろうは弱男が読むものという理解は古くて、今や普通以上の男もなろう読んでるんだよね

奥さんもいて子供もいて積み立てNISA枠全部突っこんでて何もかも人生うまくいってる成功男が昼にスマホ小説読んでて、それはなにかと尋ねたら「なろうです」と言う

 

年は三十半ば。

左手の薬指には細い結婚指輪が光り、テーブルには会計後のレシートアイスコーヒー

肩の力が抜けた笑みと、ひと息つくような空気感がある。

 

「ふー……やっぱこの展開、来たか

小さく笑う彼に、店員が空いたグラスを片付けるタイミングで思わずしかけた。

すみません、何か面白いの読んでるんですか?」

男はふと顔を上げて、ちょっと恥ずかしそうに笑った。

「『なろう』ですよ。小説家になろう。web小説です」

えっ、と意外そうな顔をしたこちらを見て、彼は続けた。

 

子どもは今、幼稚園で。妻は午後から友達ランチで、俺はひと休み中。

最近は積み立てNISA運用も順調で、ローンも無理なく返せてる。そういう日常を、

ひと区切りつけて読む『異世界転生チート冒険譚』がまた、沁みるんですよ」

「いや、だってさ。現実平和で満ち足りてるからこそ、

“もし俺が勇者だったら”って妄想が、ただの夢遊びになれる。

スキル家族を守る”とか出たら泣くかもしれないなあ」

彼はそう言って、スマホの画面を一瞥するとまた目を細めた。

「この主人公最初はしょーもない奴なんだけどさ、

今、魔王に立ち向かうために大事な人たちの記憶を全部失う覚悟決めてて……。

あ、やばい、今読んだら泣くかも。カフェで泣くのは恥ずかしいな」

静かな時間のなかで、「なろう」の世界が、彼の日常の端っこで優しく揺れていた。

2024-12-14

夢 No.384 (2001/1/9)

←前後→

物陰から慎重に辺りの様子を窺うパジャマ姿の男がいる。その背後から不意に現れた赤いシャツの男、パジャマをいきなり引き倒して殴る蹴るの暴行を加え始める。周囲ではどこからともなく集まってきた群集が遠巻きにそれを傍観している。暴行が次第にエスカレートしてきたので、見物人の一人が赤シャツに近づき、もうそのくらいにしておきなよと宥める。すると赤シャツはまるで何事もなかったかのようにどこかへ立ち去る。一方倒れていたパジャマは草むらの中からゆっくりと、ある種の闇を背負って立ち上がる。その眼は憎悪燃え、手には長く鋭いナイフが握られている。ぼくはそれを一瞥するやいなや人混みに紛れて逃走を図る。近頃物騒な事件が多い。そういえばMさん大丈夫だろうか。ぼくは急に気がかりになり、駅の方へと急ぐ。もう夜更けだというのに人通りが絶え間なく続く。ぼくは砂浜のような暗い広場を横切り、砂の丘を登り切る。ようやく前方の人通りが途絶える。たぶんこの向こうはもう海なのだろう。そういえば潮の匂いが微かに頬を掠めてゆくではないか。まるで新月の夜のようだ。とそのとき不意に背後に近づく不連続足音。振り返る。赤シャツだ。その手にはあの鋭利ナイフの鈍い光。ぼくはその鋭い一閃とともに音もなく腹を刺される。何の痛みも脈動もない。そして必死抵抗しつつ、思考だけは不思議と落ち着きを保ちながら、ナイフを持っていたのはパジャマの方ではなかっただろうかなどと考えているのだった。

←前後→

2024-09-30

anond:20240930083222

暇空茜は「仁藤夢乃著「難民高校生」」を世界で一番がっつり読み込んでいるひとだと思う。

暇空茜は難民高校生分析して仁藤夢乃のひととなりを詳細に分析プロファイリング実施した上で、難民高校生真筆である断じている。

ちなみに仁藤夢乃が書いたとされる「難民高校生: 絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル」「女子高生裏社会~「関係性の貧困」に生きる少女たち~」を一瞥する必要もない駄作であるとし、おそらく仁藤と数回あっただけの3流と結論づけている。

難民高校生」を読んだことが暇空先生の「ネトゲ戦記」「高崎物語(執筆中)」を著す原動力になっていることは明らかである

 

難民高校生」「ネトゲ戦記」「高崎物語」は立場の大きく異なる著者が執筆したフィクション文学であるものの、成立の過程は深く深く絡まり合っており、これらはいわば三つ子兄弟作品と呼んでもいいのではないだろうか。

 

仁藤先生ゴーストライターを使うのをやめて、ぜひ自分の力で本を書いてほしい。

仁藤先生と暇空先生次回作、大いにご期待ください。

2024-07-30

弟の心が壊れてしまいそう

いつか読み返すためにここに記す

弟(26ぐらい)は製造業をやっているのだが、

最近、新しい人が入ってきたらしい。

新しい人と言っても元教師らしく、妻に先立たれて鬱気味になってしまい辞職したとか

年齢は弟より20ぐらい上

まあこれだけならまだジジイ入社してきたで

済むじゃん。

だけど、弟によればこのジジイがまるでロボットみたいなやつらしい。仮に弟を増田という名だと

仮定しよう。夕方、疲れが溜まっているので

わずため息をつくとこのジジイは真顔でこんな事を言うらしい「増田さんもうバテてるんですか?」と

これで弟はこのジジイがまともな人間では無いと

気がついたらしく、話しかけるのをやめた

しかし、ジジイはなぜか弟を気に入ったらしく

弟に毎日のように「なんで〜ですか?」と聞いたり、自分過去のことをダラダラ話したりしてくるらしい。じゃあ話しかけるなと言えばいいじゃんと思うが、弟はそんな勇気が出ないらしい

上の人に相談しろとも言ったが「無駄だよ」と

一瞥するばかり

このせいで毎日の様に母は弟の愚痴を聞くはめになり、遂に昨日大喧嘩したらしい

「話を聞いてくれなきゃ自殺してやる!」とまで

言ってる始末らしい

そんな職場辞めろ!と母は言ったが、いまさら辞められないと強情な弟(バカ?)

このままでは弟か母のどちから精神が壊れてしまいそうだ。ていうか弟の派遣嫌いもヤバい

人殺すかもしれん

私はどうやって弟にアドバイスすれば…

ああ自分職場すらどうにか出来てないのに

(*߹ ߹)

2023-11-26

1歳過ぎの息子が愛想が良いので道行く様々な人にかわいがってもらえる。あやしてくれたり手を振ってくれたり。

印象的だったのは、特急車両で隣り合って窓側に座っていたスーツイカツイおじさん。私達が後から通路側に乗ってきたのだが、腕を組んで目を閉じていた。抱っこしている息子が騒いで嫌な顔されないかヒヤヒヤしていた。

おじさんは目を細く開けて息子を一瞥すると、そっと、下がっていた窓のブラインドを少し上げて、また目を閉じた。

(あっ、息子に窓の外を見せてあげようと…)

おじさんかわいいなって思った。息子は寝た。

2023-10-31

釣れますか?

テトラポット質の材木である床の上には10円が落ちていた。

それを拾おうとして屈むと、鯖のにおいが鼻につく。

顔を上げると10寸ほど先に、錨に座る麦わら帽をかぶった男が居た。

タイトデニムオーバーオールを着ており、中には黒の半袖シャツ

黒髭の懐にはにきびのような突起がぽつぽつとあり、じろりとこちらを一瞥すると海の方へと目を向けた。

私は彼に近づき、「釣れますか?」と聞いた。

彼は小声で「やれやれ」とつぶやいた。

私は何か気に障るようなことを言ったのかと訝しりながら焦り、右のポケットからくしゃくしゃの千円札を取り出すと彼に見せた。

じっと無言で、彼は私が摘まんだ千円札を見つめた。

それから竿を地面において、半身を翻すと私の方へと身体を向けた。

彼は左手を水平にまで擡げ、真っ直ぐに伸ばすと私の後方を指さした。

振り返ると千円札は無くなっていた。

彼も消えており、竿が大きく撓った。

バケツを覗くと鯖が一匹。

今まさに、釣り上げられようとしていた。

その姿は広く、ネットの海で見受けられるものだった。

2023-09-08

anond:20230908214723

住んでるマンション併設のジムでの問題はどうなったのか

https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzo_200812_post_1271/

「…事件現場となったのは、ヒガシが住む超高層スーパー億ションの住居者専用ジム。このジムトレーニングしているヒガシが、「ポーズを変えて薄ら笑いを浮かべながら」半裸を見せつけるため、気持ちが悪いと評判になり、入居者がジムを使えない状況になっているとのこと。

さらに「エレベーター香水臭いが強烈過ぎる」「仕草意識しすぎで芸能人オーラムンムン」「女を度々連れ込んでいる」「地下の車寄せスペースにヒガシの送迎車がかなりの頻度で止めっぱなしになっている」など苦情が相次ぎ、挙げ句の果てには住人との直接対決に。腹に据えかねた住人側がヒガシに「オカマ野郎が!マンションから出て行け、このナルシスト男!」と大爆発すると、あろうことか彼はぽろぽろと涙を流して泣き出したというのだが......。

「この話が本当かどうかは分かりませんが、彼にこういったトラブルが起きるとは思わなかったので驚きました。東山ジャニーズ事務所のみならず、芸能界でも几帳面で温和、しか礼儀正しいと評判ですからね。直接対決の際も、運転手住民がもめているところに『うちのモノがいかがいたしまたか?』というキザったらしい言い方をしたため住民の怒りに油を注いだということでしたが、裏を返せばかなり丁寧に対応したということでしょう?まぁ、肉体に自信があって、普段から後輩に『オレの腹筋を見ろよ』と見せつけている彼だけに、ジムでの話はもしかしたら本当かもしれませんけどね(苦笑)」(テレビ制作会社関係者

ちなみに、彼が裸を見せつけるのは若い女限定で、年配のマダムが入って来たときは「一瞥するとすぐに服を着て、何事もなかったようにトレーニングに戻る」んだとか」

( ^ω^ ) …。

2023-08-04

その日もバーに行った

そこは場末バーと呼べるかもしれない。

飲み屋横丁の外れに店を構え、レンガ調の外壁は色が擦れている。

錆びた看板。溜息のような、湿気交じりの風が吹き込み、鈴の音を二度鳴らす。

狭い店内。向かって正面、カウンター席の一角

彼女の姿は既にあり、温かみのあるランタンの光が顔をうっすら照らしていた。

いつも通り隣に腰かけるとハニーウッドの香りわずかに鼻をくすぐった。

仮に彼女名前増田としよう。

増田はおそらく20代。いや、30代かもしれない。

このバーで知り合った女性で、酔った俺がいっぱい奢ったのが、こうして話すようになったきっかけだ。

増田は既にほろ酔いで、俺のことを一瞥するとすぐにグラスへ目を戻す。

端整な顔立ちの増田は言う。

「そういえば、この前に面白い話の聞いたんだけど」

へぇ、どんな?

外套を脱ぎながら尋ねると、増田はグラスを傾け、俺に見せる。

同じものを、と俺。

トランスジェンダーって知ってる?」

増田は置かれた酒をいっぱい、軽く傾け喉に流すとそう言った。

もちろん。まあ、なんとなくだけど。

わたし、誤解してたんだ」

何が?

「ほら、トランスジェンダーって、要はホモとかレズとか、そういうのでしょ?だから

から

聞き返すと増田はクスりと笑って眼を細くする。

彼女福田沙紀に似ている。

増田は言う。

ホモって男が好きってことでしょ?ってことは、そのホモっていうのは、自分のことを女だと思ってる~って思ってた」

マスターがちらりと増田を見る。

それに気づかないふりをして俺は酒をあおり、それで?と促した。

「でもほんとは違うみたい。聞いたのよ。本人に。そしたら、”男のことを好きな自分のことも男だと思ってる”だって

くく、ふふっ、と増田は体を折って笑う。

やれやれ、と俺は思う。

しかしこの表現はあまりきじゃない。

軽々しくも、”ハルキスト的”だなんて称されるのが気に食わないからだ。

そもそもやれやれ」といった表現流行させたのは村上春樹ではなく、それは寺山修司舞台青森県のせむし男』に出てくる萩村の口癖が元だ。

閑話休題

増田は「レズレズでも自分は女だって思ってるってことだよね?」と俺に問い、俺は何となく頷いた。

ただそれだけの話。

マスター流し目にちらりと俺を見る。

俺は再び、酒をあおった。

2023-08-01

anond:20230801092423

お前も米兵ボコられながら、

美少女が「だーれーかー助けて!!!増田君お願い!たすけて!!!」って言って

米兵が「オイオイこいつ殴られながら勃起してるぜ」って言って

美少女が「・・・サイテー」って一瞥するんだぞ


その後お前もあぶれた冴えない武蔵丸みたいな米兵

アナル掘られる・・・

一生うんこ垂れ流しで人工肛門

2023-07-29

都会って怖い

俺は田舎者だ。

最近人口が200万人以上の都市移住してきた。

それでこの前、スーパーへ買い物に行ってセルフレジを使おうとしたんだ。

するとちょうど一つしか空いてなくて、その空いてるところの台(バーコード読み取った商品を置く所)に小さな子供が前かがみにもたれかかってた。

で、隣のセルフレジにはその親がいた。

仕方がないからそこの空いてるセルフレジを使うことにして、そこに行けば親が注意するだろうと思ったんだ。

でも何もしなかった。

こちらのことも子供のこともガン無視で、親はセルフレジ自分の買い物の会計だけをしていて注意一つしない。

仕方なく佇んでたら、その親は自分会計終わって子供に一声かけて去っていった。

俺のほうを一瞥することもなく、何も言わずに。

なんだか都会って、こえぇなって思った。

2023-07-18

ベビーカーなんて邪魔だな」に返した一言

まだ幼い我が子をベビーカーに乗せて、都心デパートへ買い物に出かけた彼女は、1階から上層階まで移動するためにエレベーターを利用しました。休日の昼下がりということもあり、エレベーター内はほぼ満員状態だったそうです。彼女もぐっすり寝ている我が子を起こさないように、周囲に配慮しながら、やっとの思いでベビーカーを押し、エレベーターに乗り込みました。

やがて途中の階で、ひとりの中年男性が乗り込んできました。その男性は、彼女ベビーカー一瞥すると、すぐさま舌打ちし、「まったくベビーカーなんて邪魔だな。場所を取りやがって」と吐き捨てるように言い放ったといいます

彼女は一瞬、頭が真っ白になったそうですが、そこはあらゆる医療現場をくぐり抜けてきた百戦錬磨女性医師その男性に向かって「これは“ベビー”カーなんです。小さい赤ちゃんが乗ってるんですよ、狭いならあなたが降りなさいよ!」とまなじりを決して反撃したのです。すると男性はたじろぎ、すぐさまエレベーターを降りていったとのこと。https://news.yahoo.co.jp/articles/13ce8c2f17239e59b8a026dbf1376e7fb270a30a

いやほんとうに邪魔からベビーカーやめて抱えろよ

そのほうが子供の情操教育にも良さそうだろ

ってことを10年くらい言い続けてたらほんとうに世界がそうなって良かった

2023-04-18

裏口入学中の人やって病んだ

表題の通りである

増田を書くのは初めてなので変なところがあったらすみません

https://news.yahoo.co.jp/articles/96f03821dedaf7d270db7546e41ff7082d083fce?s=06

このニュースを読んで、学校対応に疑問をもった方も多いだろう。

このケースについて要因を断言することはできないが、似たようなことが以前の勤務校にあったので、書いていく。

(私立学校では大なり小なりあることなのだと思っている。)

まず大前提として、私は既に教員を何年も前に退職し、今は会社員として人並みに働いている。

また、特定されないよう内容にはフェイクを混ぜている。参考程度に聞いてほしい。

某所の中学校

私が裏口入学中の人をやらされたのは、新卒一年目のことだった。

私学適性検査(私立教員就活センター試験みたいなもの)の点数がかなり良かった私は、偏差値も立地も給与もいい感じの学校就職でき、担任も任され、まさにこれからといった感じであった。



母校でもなく、地元を遠く離れ、同期に同郷や同大学の先生はおらず、今思うとアウェーではあったのだが、当時は特に気にならなかった。

何より生徒が賢かった。振れ幅は勿論あるが、素直で真面目な良い子が多い。

生徒との関係もおおむね良好で、どたばたしつつ充実した毎日を送っていた。



入試準備の時期になると、作問者に抜擢された。大役である。手当も出る。

隣のクラス先生にも「新任ではなかなかないですよ、期待されてるんですね〜」なんて言われて、責任を感じながらも喜んだ。

作業は大変だったが、作問も入試も滞りなく終わった。ここまでは良かったのだ。



採点の日が来た。

配点と採点基準は事前に提出しているため、それに従ってつければ良いだけなのだが、なぜか私だけ別室に呼び出された。

呼ばれたのは狭い部屋で管理職教員が二人おり、私が席につくと一人がドアの前に立ち塞がるように立った。

完全に怒られると思った。問題に大きな不備が見つかったのだと思った。

固まる私に、管理職は「いや〜入試無事終わったね!ははは」みたいな感じで、朗らかに話しだした。

あれ?怒られないのか?と思っていると、管理職封筒から受験生の回答用紙を一束取り出し、

ちょっとこの束だけ先に採点してみてくれない?あ、回答用紙に直接点数書き込まないでね」

と言った。

よく分からなかったが、私はその通りにした。

採点が終わると、管理職は点数のメモを見ながら何やら考え込み、おもむろに回答用紙の目隠しを外した。

目隠しというのは、記名欄を隠しているものである。つまり公平性を保つために、採点者から見てどれが誰の回答かわからないようにしているものだ。

私はビックリした。えっ?それ外して良いの?

顔に出ていたのだろう、管理職は私を一瞥すると「あ〜良いから良いから笑」と手を振った。

そして名前確認して1枚の回答用紙を引き抜き、「これなんだけどさあ」と私の前に置いた。

男の子の回答用紙だった。削られていない、潰れた鉛筆で書いたのか、筆圧が高いのか、凄く太い線をしていた。字は汚い。

記述必要以上にいらないことまで長文で回答しているものの、覚えてくれば答えられるような一問一答はことごとく間違えていた。

そして、試験時間中に紙をゴシゴシと擦ったのか、ところどころ変に黒くなり、破けていた。

「この子、点低いよね?」

管理職が言った。採点ミス?と思ったが、明らかにの子の回答には点が高くなる要素がない。

私が黙っていると、管理職が口を開いた。

「この子、この教科が得意科目らしいんだよね、この子合格になる感じにね…採点基準変えて欲しくて」

耳を疑った。え?何言ってるんだ?と思うと同時に、まずい、この子裏口入学?どうしよう、不正だよな、と思って動悸がした。

しかし、私は自己防衛に走り、適当に返事をして、その通りにした。

の子合格するような採点基準に変えるというのは、ほとんど換骨奪胎だった。

一問一答比重は著しく下がり、記述は余計なことを書いていてもとにかく意欲があればOKみたいな感じになった。

同じ束の中でも、点の下がった子がいた。字のきれいな女の子だった。逆に点が上がったラッキーな子もいた。

平均的にはそのままの子も多かったが、私が最初意図した試験とは違う結果になっていた。

そして全体の採点が終わり、家に帰った。

夕飯を食べながら、入試の日に保護者誘導で見かけた女の子のことを思い出した。

本校が第一志望なのだうその子は、お母さんに抱きしめられ、絶対大丈夫!頑張って!と言われ、お父さんに大きく頷いて、お守りらしきものを握りしめて会場へ向かっていった。

の子の点が下がっていたらどうしようと思った。

それから合格発表、新入生登校日があり、入学式を経て、新年度の始まりまで、誰にも不正のことは言わずそしらぬ顔して過ごした。

そして新年度、授業を受け持つ生徒の名簿を見た。

の子がいた。名前を見て動悸がした。

ヤバい子だったらどうしよう。しかし、新入生登校日にも入学式にも特に変な話は聞いていなかったので、大丈夫だと思い込んだ。

結果、ヤバい子だった。(以下、Aと呼ぶ)

床に寝る、騒ぐ、叫ぶ、殴る、人を突き飛ばしながら走る、窓から物を落とす、トイレおしっこスプラッシュ下半身露出して女子を追いかけ回す、ゴミをぶちまける、他のクラス(なんと、上の学年にもだ)の教室にいきなり入って因縁をつける、考えうる悪行は一週間でほぼ全てこなした。

授業中も凄かったが、私の教科は自称得意科目なのもありまあまあ真面目に聞いていた。

それでも授業中に立ち上がり、他の子の筆箱を取り上げてぶちまけるくらいのことは平気でやった。目眩がした。

危険な道具を使う技術家庭ではほとほと困り果て、家庭科先生は泣いてしまった。

すぐに教員シフトが組まれ、Aくんには常に教員が一人以上つくことになった。私も何度かついた。

前述の通り、素直で真面目な子の多い学校だ。異質な彼の噂は瞬く間に広がった。

面白がる子もいたが、幸い同調する子は少なく、みな教員に協力的で、何か起きると何人もすっ飛んできて教えてくれたが、残念ながらAくんのクラス学級崩壊に近かった。

担任先生は本当につらかったと思う。

担任している子たちには、あのクラスの授業をやってるなんてと哀れまれた。

保護者会で保護者にも哀れまれた。

職員室では教員同士が互いに相憐れみ合っていた。

Aくんの担任は、他の保護者から毎日色々言われていた。

Aくんの親はどんな連絡をしても悪びれなかったようだ。

そりゃそうだ、裏口入学させるような親なんだし。

Aくんの学年内では、教員も生徒も色々な理不尽があったと思う。

物を壊された生徒は多数。

特に男子は、体育で競技にかこつけてよく怪我をさせられた。

職員室でAくんの学年の教員管理職に怒鳴られているのを何度も見た。

教員内で情報共有はなぜかされなかった(生徒指導部ではしていたのかもしれない)が、意外と生徒たちの方が詳しく、生徒づてに色々な事件の話を聞いた。

職員室では、なんであんな子がうちに入ってきたんだという話が頻出するようになった。

裏口入学なんじゃないか?」と言われるたびにどこからともなく出る台詞が、「でも、実際得意教科でガッツリ点とってるんだよなあ」

冷や汗が止まらなかった。

その内、Aくんがクラスでこんなことを言うようになった。

「ここの理事長は俺の手下なんだ、俺に楯突いたらお前ら退学だからな」

男子は真に受けなかったが、意外と女子が真に受けて怯え、教員への不信感をつのらせた。

こんなの、自分裏口入学ですと言ってるようなものである

たぶん、Aくんの保護者(もしかしたら年齢的に祖父母かもしれない)が家でAくんに言ったのだろう。

理事長は俺の手下だから大丈夫だ、みたいなことを。

不正の結果ヤバいことが起きた人なら分かると思うが、こうなるともう本当に怖くて仕方なかった。

バレる夢を何度も見た。げっそりしている担任申し訳なかった。何より生徒にバレたらと思うと恐ろしかった。

俺が殴られたのは、私が追いかけ回されたのは、物を壊されたのは、授業をまともに受けられないのは、先生不正を許したからだと恨まれるのが怖かった。

かに相談たかった。しかし、相談出来る相手がいない。

ここは母校でもなく、地元でもなく、同期に同郷や同大学の先生はおらず、何より忙しすぎて親睦を深める余裕はなかった。

あくまビジネスライクな付き合いだ。

よくしてくれる先輩はいたが、皆裏口入学なんて当たり前だと思っているかもしれない。

先輩たちもみんな通った道なのかもしれない。

今思うと考えすぎなのだが、当時はそんな風に考えていた。

作問担当に決まったとき、「期待されてるんですね」と言われたが、なんのことはない。

よく考えなくても、同期はほとんどが本校の卒業生だ。

どこかにチクるツテの無い私はうってつけだったのだろう。

で、まあこれだけが理由ではないのだが、他にも普通に忙しすぎるとかやっぱり地元に帰りたいとかもあって、しばらくして私は教員をやめた。

先生方とはそれっきりだが、生徒とは今も連絡を取り合っている。

このことを、機会があって母校の恩師に愚痴ったところ、慰められたが微妙言葉を濁された。母校でもありそうな感じだった。

しか学生時代明らかに学力が浮いてる子いたし。


多少は清濁併せ呑んで働くべきだったのかなと思った。

以上である

追記

本文中に発達障害という言葉意図して使いませんでしたが、コメントを見ていると逆に良くなかったと思うので追記します。

まず、裏口入学で悪いのは子どもではなく周囲の大人です。

私はAくんの保護者に会ったことがないので深く触れませんでしたが、裏口入学を依頼する親と受け入れる学校が悪いのは明らかです。

子どもは得てして欲望剥き出しの生き物です、親が提示した裏口入学分別なく飛びついても責められません。

冒頭に貼った記事児童も、Aくんも、親さえまともならどこにでもいるただの「支援必要子ども」に過ぎなく、これ自体善悪はありません。

発達障害には天才も含まれるとのコメントいただきましたが、それは当然として、他の圧倒的多数を占める「平凡な発達障害児」と比べてもAくんの問題は明らかです。

しかにAくんの障害は(おそらく)重度ですが、この場合は「裏口入学をさせるようなクズ親に育てられたこと」と「重度の発達障害を持っていること」が掛け合わさって問題が生まれています

発達障害一口に言っても程度や種類は様々で、それぞれ色々な生きづらさや問題を抱えていると思いますが、Aくんを取り巻く問題はその中でも外れ値です。発達障害全体の話題として捉えられるのは本意ではありません。

また、発達障害の方に、自分もAくんのように周囲を困らせていたのかもしれないと思わせてしまうのも申し訳なく、本意ではありません。

これは私の言葉足らずが悪かったと思います

この話は、あくまでAくん個別問題として読んでいただければ幸いです。

2022-11-27

anond:20221126225422

公的空間から性的広告ダメ!」とか、「公的機関の広告からダメ!」とかは、確かに雑すぎると思うんだよね。

論点は、

・その広告自体媒体と公開される空間との関係で作られるメッセージが、

・「社会」なる極めて曖昧漠然とした存在との関係で、

・「公共性」や「社会性」が問われるという、

淡ーーーいグラデーションの話でしかないと思うのよ。

不快もの公共空間から排除しろ」が公共性をめぐる議論として不適切であることは言うまでもないし、そもそもいくら駅構内における広告といってもほとんどの駅利用者一瞥するかしないかして通り過ぎてしまものだろう。

それでも、社会がいわゆる「公共性」の高い場所媒体における広告について配慮すべきは一点、「未成年性的に扱うことに対してどのようなメッセージを発しているか」だけだと思う。

園城寺怜にしても宇崎花にしても問題が全くないと言い切る度胸はないんだけど、彼女らが未成年である/成年であるという設定は広告を見るほとんどの人は共有していない情報であるし、そもそも体型や顔立ちによる幼い/成熟した印象は実際の年齢と一致しない。

そうすると、あからさまに中高生記号をもったキャラをして「どうぞ性的に扱って下さい」というメッセージを明示した(例えば制服を着て性的に誘惑しているなどの)広告って、決して多くないと思うんですよね。

その意味で、個人的には月曜のたわわはその記号表題文言からしてかなりグレーゾーンではあったけど、それでもせいぜいはグレーですよね、という印象だった。

2022-08-23

夏夏夏夏夏夏

入道雲、青稲、誰もいない校庭、夜中に降った雨で濁った水面を目の端にとらえて道なりに進む

ラーメン屋焼き肉屋の間の国道今日も山を崩しにトラックが走る

信号を待つとき踏切カンカンカンという音を聞く間も太陽が目に眩しくて、今日のはじまり呪いたいほど面倒くせえと思う

遮断機の警告色の棒が上がって、左右を確認する

子どもの頃に同級生が死んだ線路を越える

アパートの前で自転車にまたがっている女子高生一瞥する

彼女今日手鏡を見ながら前髪を触っている

恋人のための自意識か、自分縄張りのための美意識

マスクで大体隠せるからどうでもいいやろと毎回思う

田んぼの横の用水路の横の抜け道を走る辺りで、よっぽど今日は海に行こうと毎日思うが行かない

2022-08-09

あんさんぶるスターズ立ち食いそば

仕事帰り、駅のホームに降り立つと、ガタガタと騒がしく走る反対車線の電車を横目に疲れた足取りを進める。やがて正面に見えるのはホーム雑然と建てられた小さな建物。『あんスタ』とだけ書かれたシンプル看板一瞥すると、横開きのドアをスライドさせて中に入る。入り口横に備えられている薄汚れた食券機で「ぶっかけひいあい」の食券を購入すると、カウンター向こうにいる店主へ無言で受け渡す。
注文品が出来るまでの少しの合間、半分閉じかけた瞼で店内を見渡すと、大方いつもいるような層ばかり。一人でなにかぶつぶつと呟いているくたびれたコートを着たらびおじ、イヤホンで何かの音楽を聴きながら涙を流している流星隊Pの女子大生、高いヒールをカツカツと不機嫌そうにならすOL風のUNDEAD担。
何かを考える気力もないまま立ち尽くしていると、ドン、とカウンターに丼が置かれる。その丼を手に取って、私も無気力有象無象の一人になることにする。
ただ木の板が壁から張り出しているだけの席へ着くと、備え付けの割り箸から無造作に一本選ぶ。たいした力も入れなかったため、割り箸は綺麗に割れなかった。
ささくれた木の棒を手に、ひいあい攻略を始めることとする。僕の行為を気に留める誰かもいない今、わざわざ食事挨拶をする必要もない。
箸で一つまみひいあいをすくい上げると、湯気が出ているわけでもないのに、なんとなく食べるときのくせでふうふうと息を吹きかけてしまう。そして口元へ運ぶと、ずるりと音を立てながらすすり上げる。
しょっぱい、と感じる。おいしいおいしくない以前に、味付けが濃くて判別できない。こんなもの、きっと家でゆったり家族団欒を楽しみながら口にするものではない。
ただ、座る席もないような立ち食いの店で、時間をかけずに食べるにはちょうどいい。疲れた心、疲れた体ではきっと舌も麻痺していて、繊細な味付けなんかされたところでどうせ今の僕には理解できないだろう。
僕は無心でひたすらひいあいを口に運んだ。



ーーあんさんぶるスターズを一言で表すと何? と友人から聞かれたとき、僕の脳裏によぎったのはありもしない立ち食いそば屋での記憶だった。
ありもしないという通り、実際には立ち食いそば屋なんて一度も入ったことがない。すべて妄想であるため、立ち食いそばの実情と大分食い違う点があるだろうことをご留意いただきたい。

そもそもどうして友人があんさんぶるスターズについて僕に聞いてきたかというと、僕があんスタに沼ってるからとか、推しいるからとか、そういう類の理由ではない。
しろその逆で、仲間内では「あんスタアンチ」で通っているためである

僕はことあるごとに「最近オタクが軟弱なのはあんスタのせい」と口にしている。
友人は、逆にあんスタ沼へ落ちている人と話す機会ができたから、僕のあんスタに対する意見も聞かせて欲しいという塩梅だった。
その質問に対して僕はこう答えた。

一言で表すならあんスタは立ち食いそば、と。

あんさんぶるスターズの味付けは濃い

僕があんさんぶるスターズを初プレイしたのはリリース当日だった。キャラクターデザインも美麗で見目が好みのキャラもいたため、プレイ前は期待を抱いていたように思う。
けれど実際にサービスが始まりプレイして感じた違和感


どいつもキャラが濃い

奇抜な口調、過剰な趣味人間味のない受け答え。
まあでも、多キャラものを通ってきた身としてはキャラが尖るのはよくあることだよなと思う。
そのときの僕は、まあ自分向けじゃないよな、程度に収めてプレイを止めた。

ただし、皆さんご存じの通りあんさんぶるスターズの勢いはすごいもので、周囲にあんスタ好きの人は多数いたし、積極的摂取しなくとも副流煙ストーリー理解できる程度には定期的に何かしらの情報が流れて来ていた。
また、同居人あんさんぶるスターズのとあるカプに沼ったことで、身近に触れることにもなった(当の同居人現在あんスタと袂を分けている)。
僕もmusicが始まった際は再びインスコしてALKALOIDにうつつを抜かしたりもした(今でもたまにカプ検索はする)。

けれど人間関係と一緒で、一緒にいる時間が長くなればなるほど嫌いな側面というのは見えてくるもので、嫌な部分が過剰に見えてくると耐えられなくなってくるものだ。
やがてただの一ジャンルから嫌悪対象へとあんスタを昇格させた僕は、自分あんスタを受け入れられない理由を求めて考察するようになった。

実際に以前よりあんスタに触れてみて、考察してみて分かったことは、濃いのはキャラクターだけではないということだった。

ストーリーは大味で、基本的に繊細さはない
まずそもそも、改めて考えてみるとどうしてみんなアイドルを目指しているのかが分からないストーリー上で明かされない。さらに、アイドル活動らしいことをストーリー中でほとんどしていない
ライブステージが始まったかと思えば、急に時空が歪んだのかと思うくらいステージ上でめちゃくちゃ喋ってる

女性向けゲームといえばキャラクター同士の人間関係も重視されるかと思うが、その人間関係においてもカレーケーキを乗っけたみたいな料理提供される
あんスタ制作人はどうもカップリングを乱立させるのが好きなようで、いたるところで男同士を絡ませて地雷持ちカプ厨の息の根を止めていく
新しく形成された二人の関係精巧に描かれていればまだいいものの、実験を楽しむマッドサイエンティストみたいな気分でシナリオ提供されるため、キャラクターを元あるグループと別ユニット所属させるなど、ファン不安にさせることに余念がない。

また、新しく激重感情が交わされる人間関係が構築される場合基本的他の人間関係をすべて無視した上で行われるため、一人の人間が人によって仮面を使い分けているというよりは、パラレルワールド二重人格様相を呈する。

まりあんさんぶるスターズは細かな調味料の調整によってストーリーが作られているのではなく、砂糖唐辛子と塩を混ぜ合わせて作った味付けの濃いコンテンツ、だと僕は認識している。

けれどその大味のコンテンツが、流行しているのも事実だ。

あんさんぶるスターズは戯曲である

視点から見るとクソみたいなコンテンツだったとしても、見る人によってその価値は変わってくる。

例えば、あんさんぶるスターズを舞台上で演出される戯曲だと解釈する。<br<br>>ストーリーが大味なのも、会話がやたら長いのも、キャラクター設定が繊細でないのも、すべて舞台から観客に届けるための演出である

細かな仕草で伝えても見えない観客もいるかもしれないし、細々した心理描写を入れるのは舞台には適さないため必然と会話は多くなる。俳優藤原竜也は演技が過剰でそれがネットミーム化することもあるが、あの演技は舞台で育ったからに他ならない。

我々は舞台上の彼らのやり取りを鑑賞しているのだ、と考えれば過剰な演出おかしくはない。

時代に適した形態ではある

ではどうして戯曲的な大味コンテンツ流行しているかという問題になってくる。

結論から言うと、あんさんぶるスターズは今の時代に適した形態提供されているからこそ、人の心を捉えているといえる。

時間がなくても楽しめる

今の時代、世の中にアニメゲームをはじめとしたサブカルチャーコンテンツなんていくらでも溢れていて、一つのコンテンツに多大な時間集中力意識を割けないと考えている人は多い。
他にも、ストレス社会と言われる現代ジャンルに沼っていたとしても私生活問題時間が取れないこともある。

そもそも立ち食いそばの味付けが濃い理由は、立ち食いそばは舌の上に食材がのっている時間が短く、一瞬でも満足感を得られるようにするためだ、と記憶している。
あんスタも同様に、味付けが濃いので舌の上にのっている時間が短くても満足感が得られる

深く味を吟味するには向いていないが、短時間で楽しめるアトラクションではあるといえる。

②すべて追う必要がない

あんスタは基本的に、一人のキャラクターが他のキャラクターとフラグを建てているときに、他のフラグをすべて忘失する傾向にある。
例えば、真白友也は氷鷹北斗の前にいるとき日々樹渉の存在が消えるし、逆に日々樹渉の前にいるとき氷鷹北斗存在消失する。瀬名泉において、月永レオと遊木真をそれぞれ相手にしているときも同様である

逆に捉えれば、例えば特定カップリングを追っているだけであれば、他のキャラクターとの関係性を一切履修する必要がないのだ。

その分他のコンテンツ時間をさけるし、キャラ理解を深めるために地雷カプへ突入する必要がない(公式PV爆撃で地雷を踏むことはあるが)。

二次創作自由

あんスタくんは公式が常に二次創作してるようなものなので、よく燃える。それゆえに、ファン二次創作するにあたって公式以上に悪目立ちすることはあまりない

また、キャラクター性は特に味付けが濃いため、二次創作する上で多少の改変が行われても紛れて悟られづらい

要するに、公式キャラクターに見た目や口調が相似していれば全部そのキャラクターっぽくなる、という二次創作における最大の強みを持っている。

ただしnot for me

極論、つまりあんさんぶるスターズは今の世間に向いたコンテンツではあっても、僕向きではないという話である

以前、僕は運営会社を同じくするエリオスライジンヒーローズに片足突っ込んでいたこともあるのだけれど、ジャンルを離れた理由「設定が雑」「運営が信じられない」「キャラが守られていない」だった。

まり詳細に書くと長くなるので割愛すると、つまり自分が求めている作品には、世界観がしっかりしていて噛めば噛むほど味が出るようなキャラクターやシナリオ必須である認識している。
カップリング前提で見ているのではなく、そのキャラクターや仲間、背景を知りたいと思うしさまざまな関係性によってその「推し」が形作られていく過程吟味したいと思う。

自分オタク志向的に、あんスタは合っていない、と感じた。

ただ、not for meなだけなら、ここまであんスタアンチに近い発言を繰り返すこともなかった。

すべてあんスタのせい

あんさんぶるスターズは確かに現代に適した形態コンテンツ提供されているだろう。一瞬舌に乗っただけでアトラクションが楽しめる大味なあんスタというジャンルは、簡単に「オタクしてる」感が味わえる。

ただしそれは同時に、味音痴」を作り上げる結果になっているのだ、と僕は主張したい。

あんスタは一大ジャンルなわけで、あんスタを通ってきた人は非常に多い。
ただしあんスタに慣れてしまった人にとって、作品キャラクターを吟味するという行為推しを推すために必要行為ではない。濃い味付けに慣れきってしまって、自分から味わいに行くことはしない。味わわなくても楽しめるし、そもそもよく噛んでも良い味がしないという学習をしてしまっている。むしろ二次創作においてはセルフで醬油やわさびを足して自分好みに都合よく改変しても、元がカレーケーキを乗っけてるようなものなので違和感を覚えない。

周囲を観測したり、色々なジャンル渡り歩いていると、明らかに味音痴オタクが増えてきたと感じる。繊細な味付けがからないため、その作品キャラクターに対して食レポができない。二次創作しても、キャラクターの見た目や名前や特徴的な口調だけが一緒の何かになりさがってしまっている。

ジャンルキャラ乖離が激しい・キャラ解釈がない人の過去ジャンルを見てあんさんぶるスターズがあったとき、何とも言えない気持ちになる。
そんな周囲の状況を見ていると、僕はどうしても「すべてあんスタのせい」と言いたくなってしまのだ。

作品推し方、作品との接し方というのは人それぞれだと思う。こうしろ強制するつもりはない。時代の移り変わりであり、この流れを受け入れるべきなのかもしれない。

ただ、一オタクとして小言を許してもらえるのなら、たまにはその作品あなたなりに深く味わってみてほしいと思う。
そしてその料理がなにで構成されているのか、自分なりに考察してあなた解釈を深めて欲しい。他人と同じ解釈にならなくて良い、正解なんてない。人の数だけ解釈があり性癖がある。

大多数のオタク味音痴にならないで欲しいと、強く願う。

2022-07-21

轢き逃げ事件(?)の被害者になった

非常に微妙な感じの事故被害者になったので記録しておく。

起きたこ

10時頃に右側の歩道自転車走行ライト点灯・ヘルメット着用)

  ↓

道路右側の駐車場から出ようとした態勢で静止している車(以下加害車)と対向車を視認

  ↓

対向車がいるので駐車場からすぐに出てくることはなかろうと判断しそのまま走行

  ↓

急に加害車が駐車場から頭を出してくる

  ↓

避けようとして急カーブし、バランスを崩して縁石にぶつかり転倒

  ↓

加害車の右側前方座席に座っていた人がこちらを一瞥する無視して走り去る

  ↓

後続車の運転手が「大丈夫!?」と声をかけてくるも「擦っただけです」と言ったらそのまま走り去る

  ↓

カムカしたまま帰宅しようとしたけど、ズボンの膝が破れてたのに気づいて俺の怒りが有頂天になり交番に駆け込む

被害

掌の擦過傷(痕跡はほぼなし)、膝の擦過傷(そこそこ目立つ痕跡あり)、購入数ヶ月のモンベルズボンが破れる、購入数ヶ月のモンベルの革靴が痛む

捜査

「それは警察領分じゃないですね……」と言われるのを覚悟してダメ元で交番に駆け込んで出てきた婦警さんにあらましを説明したところ、婦警さんが少し考え込んだあと上官と思しき男性警察官に「……これ轢き逃げですよね?」と報告し、捜査が始まることに。なんか本署から交通課の人とかも来た。

ただ、「現場」に痕跡がちっとも残っていない。「現場」は店舗事務所が立ち並ぶ一角駐車場なのだが、いかんせんたいして血の出てない擦過傷や膝小僧が破けたズボンくらいしか被害がないので、本署の人からしても見つけられないようなのだ。これはもう仕方ない。

その時間帯に開いていた店舗飲み屋だけだったので、男性警察官が飲み屋に聞き込みに出向くも、有力な情報は得られなかった。

実は「後続車」が重要で、なぜかといえば増田は加害車の特徴はおぼろげにしか覚えておらず、右側前方座席に座っていた人の特徴も覚えていなかったのだが(女であるという直感だけは強く持っていたが、ロン毛の兄ちゃんですと言われたらそうだったんですねとなる程度の解像度)、後続車の車体にデカデカと「○○運転代行」と書いてあったのは覚えていたから。

そのときは何も考えてなかったのだが、冷静に考えたら、加害車を運転してたのは運転代行業者なんじゃないか? 飲み屋駐車場から運転代行業者の車を引き連れて出てきたんだから、そう考えるのが最も自然だろう。

問題増田が「○○」の部分をまったく覚えていなかったこと。そして飲み屋は「店として運転代行を手配したことはない」と主張し、市内にある運転代行業者はどれも「今日この時間にそこに派遣した車はない」の一点張り。隣の市から呼んだのか? ヤミの代行業者営業してたのか? それともシラを切ってるのか?

ここで被害の話になってくる。死亡事故ならいざしらず、あるいは直接の接触があったならともかく、増田と加害車とは直接接触していない。加害車を避けようとして増田が転んだだけだ。そしてその傷も、病院での治療を要さないであろう擦り傷だ。

そんなわけで、捜査の進捗がまったくなくて微妙雰囲気になってきたところで、本署の捜査から「その~、処罰感情とかはどんな感じなんでしょう」という質問があった。加害車の挙動と転倒との関係をどう捉えているか? とも。

「加害車が単に車体を歩道側にはみ出した状態で静止しているだけなら普通に避けることができた。私が転倒したのは加害車が急に前方に進出したのが原因である。そこに疑いはない。ただ、駐車場から出ようとするときに少し車体を歩道側に出して進出の準備をするというのは普通動作であり、特段マナーが悪い行為でもない。問題は転倒した私に声もかけずにそのまま行ってしまたこである。私の方にも非があり、運転自体は悪質とはいえなかったので、たとえば職場をクビになるというようなことは望まないが、しかし私を無視して走り去ったことは納得がいかない」

という趣旨のことを伝えた。本署の人は、一応捜査はするが加害者特定は難しいということを伝えられた。現場検証が終わったときには日付が変わっていた。頭を下げてお礼を言ってその場を離れた。

感想

リベラルはてな民としては国家暴力装置たる警察への警戒感というのは当然あるわけだが、それはそれとして、こんな小さな事故でも捜査してくれるんだ……というのは驚きだった。やっぱり基本的に真面目で熱心で使命感に燃えた人たちなんだなぁというのを実感した(問題はそれが違法な職質などに向けられる場合があることだが……)。率直に言ってすごいありがたかった。

そして、人間記憶いかに不確かで目撃証言がどれだけアテにならないかを身に沁みて理解した。増田接触しそうになった車のおおまかな特徴を話すことはできたが、あやふや記憶だった。運転手(正確には、右側前方座席に座っていた人。増田ハンドルまでは視認してないので)の特徴もろくに思い出せなかった。

自分当事者になったらパニクってこの程度の記憶しか発揮できないというのは、数々の冤罪事件について色々読んで知識を蓄えてきた身からしても衝撃だった。何度も質問に答えるうちに,あやふやだった記憶証言に合わせて「定着」していくような気がするのは恐ろしかった。

この状態で「それっぽい人」と面通しされたら、間違った人を告発してしまうかもしれない。しか警察質問しないわけにはいかない。冤罪が生まれる仕組みの一端に触れたと思った(もちろん、人質司法とかそういう目撃者とは無関係問題もあるわけなので、あくまで一端である)。

推理小説はやはりフィクションだ。あんな理路整然とした目撃者ファンタジーだ。

教訓

「なんかあったらまずナンバーを見ろ。その4桁を脳裏に焼き付けろ」

ナンバーさえ覚えてたらこんな手間のかかる捜査は要らなかったんだよな……

2022-07-12

マニフェスト

わたし1995年まれだ。ここ最近になって政治をめぐる世の中の温度感が急変したように感じていたが、わたし記憶にある限り、本当に他者を思いやることのできた平和時代など実はなく、物心いたこからすでに物事はこの方向に向かって動き出していたのではないだろうか。2000年代にはすでに国家レベルでそういう状況に突入しており、わたしたちは今あの時代に張り巡らせた伏線ひとつひとつ回収しているのだと考えるほうが、世の中がここ何年かで急速に変化したと考えるよりも自然な気がする。

教科書に書いてあることはいだって周回遅れだからわたしたちの世代ならまだ、教科書をまじめに読んでいた人は一昔前の価値観に触れることができていた。かろうじてそれを正しいとみなして人格形成することもできた。しかし、見ないようにしていただけで、見てはいけないと自分に言い聞かせていただけで、そこにはすでに分断はあった。わたし自身、これまで分断を見ないようにしたり、うまいこと避けたり人のことを見下したりしてのらりくらり過ごしてきたが、そうした態度は結果的にこうした時代の到来を早めることに繋がったかもしれない。でもあの時はどうしようもなかったのだ。わたしも幼かったし、大人たちも幼かった。大人らしく振る舞うとはどういうことか、誰もわかっていなかった。わたし教科書を読めたし、読めるのに読むなというのは無理な話だった。

2010年わたしたちはRADWIMPSを聴いていた。給食時間、校内放送スピーカーは「僕が総理大臣になったら~」と歌っていた。「厨二」みたいなことを言って人々は馬鹿にするけれど、気づいたらこちらが馬鹿にされる側にまわっていたという意味では、本当に間抜けだったのはこちら側なのではないだろうか。

すごく怖い話をすると、もしかして自民党投票する人ってリベラルなつもりで入れてんじゃないかと思う。Liberal Democratic Partyだけに。LiberalでもDemocraticでもないだろふざけんなと思ってきたが、まあ東谷さんに比べたらどう考えてもliberalだしdemocraticですね。

とにかくみんな余裕がなくなっている。自分自分の身内以外の誰かほかの人のことを考えるにはあまりにも疲れすぎているし知性も足りなすぎる。コミュニケーションは日々奪われており、わたしたちの会話はゆっくりと、しかし確かに通じにくくなっている。誰にもこの流れを止めることはできない。

若い世代そもそも思いやりという文化を知らない。それほど若くもない世代は、たとえ本人が忘れてしまっているとしても、そういう文化存在していたこ自体は知っているはずだが、今ではみなそういう文化のことを冷笑するか雑巾を見るような目で一瞥するだけになってしまった。それほどまでに、今、わたしたちは貧しい。明日ご飯が食べられるかどうか、という次元にいる。

投票率が上がっても下がってもろくなことは起こらないような気がするという意味で、わたしたちは今、どうしようもないところまで来ている。そんなことはあり得ないだろうけれども、仮に次の選挙政権が交代して志位さんが総理大臣になったとしても、その傍らで東谷さんのような候補当選し続ける。投票率が上がるというのはそういうことだ。そして、投票率が下がれば、政治家の票田は市井から宗教団体に移り(実際には宗教団体の教団内部が完全に「市井」でないとは言い難いが、ここでは便宜的に二者を区別することとしたい。つまり宗教勢力政治家とのかかわりが密接なものとなるということだ)、今回のように銃撃に倒れる政治家は後を絶たないだろう。どっちにしても地獄だし、どっちかを選べと言われても困るのが実情である選挙に行っても詰み、行かなくても詰み。死ぬしかないのかもしれない。まあこの状況では、放っておいても人はばたばた死んでいくだろうが。

選挙に行っても詰み、行かなくても詰みの状態になったとき人間がどういう行動に出るのかは興味深い。どっちでも最悪の結果になるとわかっているときわたしたちはどちらの地獄選択するのだろうか?

2022-06-19

12年前、桜木町駅甘栗差し入れてくれたおじさんへ

12年前、

借りていた奨学金募金活動桜木町駅に日がな一日立っていた。

週末、友達恋人家族連れの多い桜木町駅

親を亡くした自分たちのために、寄付を募っていた。

この活動に前向きで意欲的な奨学生もいるだろうけど、私はそうではなかった。

なぜ週末の駅中で、私は親を亡くしました。でも勉強がしたいのです。だからご協力をお願いします。と、楽しそうで幸せそうな人たちに向けて声を張り上げ続けなければならないのか。

多くの人は一瞥するも通り過ぎ、

あるいはこちらを見もしない。

変な大人に絡まれることも多かった。

だって大学に行っていない、甘えるな。とおじさんに言われたり、

ここの団体資金のやりくりは不明瞭で、とそんなことをおばさんに言われたりした。(そんなことを私に言ってどうする?と思いつつ、聞かないわけにもいかなくてしんどかった)

募金と見せかけて

ゴミタバコを入れられることも度々あった。

心が折れる

好き好んで親を亡くしたわけでもないし、

私は親を亡くしてお金がありませんと週末の桜木町駅

好き好んで看板を吊り下げて立っているわけではない。

あえてこちらを見ようとせずに通り過ぎる赤ちゃん連れの若夫婦などを見ていて、

幸せ最中にいるその人たちを恨むこともできなかった。

足もしんどくなってきた夕方

癖っ毛で眼鏡をかけた小柄なスーツ姿のおじさんが寄付をしてくれた。

ありがとうございます。とお礼を言うと、おじさんは何も言わずに去っていった。

しばらくして、さっきのおじさんが戻ってきた。

手に甘栗紙袋を持って。

それを差し入れにくれるという。

募金活動差し入れ甘栗しかも殻付き。と思ったけれどありがたく受け取った。

おじさんはこう言った。

君らがここでこんなことをせなあかんのは間違ってるんや。僕ら大人が悪いんや。ほんまごめんな。ほんまごめんな。

関西から出張できているのだという。

おじさんは最後、少し涙声になっていた。

なぜこの人が謝らなければならないのだろうか(しかも偶然出張桜木町駅にいるだけなのに)、と思ったけれど

私はずいぶんとこのおじさんの言葉に救われた。

言葉そのままの意味ではなくて、

1日立ち続けて

ほとんど透明人間、時には悪意にも晒された募金活動の終盤に

私たちちゃん存在して、見えていたのだな。ということがわかったことと、

なにより、おじさんのその気持ちに。

もう12年経ったけれど、

おじさんのことを忘れたことがない。

名前も聞かなかったし、もう会うこともないだろうし、

今もお元気でいるかもわからない。

お年としては、定年を迎えられているのかもしれない。

どうか元気でいてくださいとおじさんを思い出すたび、祈っている。

人は人の心を挫くこともできれば、

反対に守ることもできるのだと

おじさんが身を持って教えてくれた。

天津甘栗差し入れは斬新だったけれど、

あのあとアパートに帰ってちゃんと食べた。

おいしかった。

出張先でたまたま通りがかった駅で、

見ず知らずの学生の姿を認めて

耳を傾けて、言葉をかけてくれた。

あのおじさんのような大人になりたいと思ったし、

べこべこに凹んだ自尊心を守ってくれた。

おじさん、元気ですか。

あなたはもう忘れたと思うのですが、

あの時はものすごく嬉しくて

12年経った今でも

あなたのことを思い出します。

あなたは私のヒーローです。

2021-06-19

anond:20210619214845

逆にいうとLGBT要素を抜くとこの漫画に何が残るの?

カスカスカスじゃない?

その要素ないと小学四年生かに載ってそうな少女漫画しかないでしょ

大人一瞥する価値もなくない?

全ての舞台装置必要からそうしてるんだよ

薫がシスではダメだし、薫がドイツ人でもダメだし、薫がムキムキマッチョの髭面ゲイでもダメから作者はこの漫画を描いたんだろ

要素に引っ張られるなというのが本当に作者の意図なら、作中の人物をわざわざマイノリティにする必要なんてないし、無意味にそうしているならそれはミスリーディングを招くだけなのでは?

差別安易考える人ほど人に気にしすぎという傾向があるが、ある人の人生に関わる重大問題は目一杯気にして考えることで被差別者マイノリティと対等になれるんだぞ

2021-06-15

原宿駅

 ある日の暮方の事である。一人の少年が、原宿駅の跡地で雨やみを待っていた。朽ちた柱に蔦の絡みついた、いまにも崩れ落ちそうな原宿駅跡地は、その昔、若人が大勢集う、たいそう賑やかな駅であったという。かつてこの地は「原宿」と呼ばれており、商いで栄えていたそうな。今は広大な荒れ地が広がり、かつての栄華は見る影もない。少年荒野の真ん中でただ一人きりであった。ただ、所々地面から、かつてのビル群の瓦礫が顔を出している。少年は雨が止むまで、その瓦礫を見詰めて暇を潰すことにした。あれは、セシルマクビーピンクラテ、そして…Q-pot CAFE少年歴史がたいそう得意であった。

 何故原宿がここまで荒れ果てたかと云うと、七十年ほど前、東京には、疫病とか五輪とか不況とか云う災がつづいて起った。そこで人々は住まいをこぞって京都に移し、それに続いて都も移された。およそ二百五十年ぶりの遷都であった。人の消えた東京さびれ方は一通りではない。荒れ果てたのをよい事にして、狐狸が棲む。盗人が棲む。半グレがでかい顔をする。バニラ業者が日夜騒ぎ立てる。とうとうしまいには、行く当てのないジャニオタたちが夜ごとに集って、オフ会をしているという噂さえ立った。そこで、日の目が見えなくなると、誰でも気味を悪るがって、この近所へは足ぶみをしない事になってしまったのである。そうして七十年の時が経ち、いつしか原宿」というと、平成・令和時代の亡霊が往来する呪われた場所としてひろく知られるようになったのだ。

 少年も、ほかの大ぜいの若人と同じように、危ないので原宿には決して近づかぬよう、両親に硬く命じられていた。しかし、少年には原宿に来なければならぬ断固とした理由があった。病床に付している、かつて量産型女子であった少年祖母が、「冥途の土産Ank Rougeが着たい」と所望したのである少年は、祖母が好きであった。特に祖母のつけるジルスチュアート香水香りにつつまれ眠ることが大好きであった。その祖母が、いまはシンプルアースカラー入院着に身を包み、力なく微笑んでいる。入院着は、無印良品であった。少年は大好きな祖母のため、アンクルージュの服を見つけてくることを決意し、家をそっと抜け出してきたのだ。しかし、七十年も前の服を探し出すことは、とてつもなく困難であった。旧東京二十三区内を隅々まで探しても見当たらない。それもそのはず、量産型女子はとうの昔に、国の絶滅危惧種指定されていたのだ。少年祖母は、その数少ない生き残りであった。

 歩き疲れた少年は、とうとう、禁じられていた原宿に足を踏み入れた。暗く、恐ろしい場所であった。荒野の真ん中にぽつねんと佇む原宿駅跡地には、多くの人の怨念が染みついているかのように思えた。少年時計のある屋根の下に腰掛け、雨が止むのをぼんやりと待っていた。頭上には、どこからか集まってきた鴉が輪を描いて飛んでいた。

どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいる暇はない。選んでいれば、大好きな祖母は悲しみのうちに死んでしまうばかりである。尤も、痴呆の入っている祖母は、たとい思い通りの恰好ができたとしても、何もわから粗相をして汚すだけかもしれない。しかし、心持の優しい少年は、祖母エンディングノートに書かれていたことはなるべく叶えてあげたいと思っていた。手段を選ばないとすれば―少年は、そのあとに来るべき言葉の余りの恐ろしさに小さく震えた。「盗人になるよりほかに仕方がない」などというおぞましい考えが一瞬でも頭をよぎったことが、信じられなかった。しかし、一度心に生まれたその思想は、少年の心にずっしり居座り、どうにも振り払うことが出来ずにいた。

 それから、何分かの後であるマツモトキヨシ原宿駅表参道口店跡の辺りをうろつく人影が見えた。少年は、こんな場所にも人がいたのかと大そう驚いた。夕闇によく目を凝らしてみると、どうやらひとりの老婆が何かを探しているようなのである。この雨の夕方原宿をうろついている人間は、ただ者ではない。少年は両親の忠告を思い出し、身震いをした。しかし、老婆が何かてがかりを知っているかもしれぬ。少年は立ち上がると、小雨の降りしきる中、恐る恐る、老婆に声をかけに行った。

「おばあさん、すみません

老婆はゆっくりと振り向いた。少年は、振り返った老婆の姿を見て、その余りの恐ろしさに、顔をしかめた。桑色のシャツを着た、背の低い、痩せた、白髪頭の老婆である。右の手に黄色ビニール袋を持ち、左の手に、大きな紙袋を持っていた。紙袋には、けばけばしい装飾が施されている。見るとそれは、山田涼介イッピ袋であった。

ジャニオタだ。少年歴史資料集で良く学んでおり、ジャニオタを知っていた。日本史安藤先生がいうところによると、ジャニオタは四十年ほど前に最後の一人が観測されて以来、日本から姿を消したという。まさかジャニオタに、生き残りがいたとは。少年は、大そう驚いた。

「なんだい…」

老婆は唸るように呟いた。地の底から響くような、恐ろしい声であった。少年勇気を振り絞り、老婆に尋ねた。

「お忙しいところすみません、すこしお聞きしたいことがあるのですが。」

「他を当たっとくれ。私は急いでいるんだ。」

後生です、他の人が居ないものですから。」

サロン体験ならお断りだよ。」

「違います。探し物をしておりまして。

ところでお婆さん、そんなに急いでどこに行かれるのです。」

ライブ戦前ジャニショに行くのさ…ケンティーオフショを買いにね…」

そういうと老婆は、うつろな瞳で前方をじっと見た。そこには荒野が広がるばかりであった。それを見た少年は、腹の底から寒気が上がってくるのを感じた。ジャニショ。それはかつてこの地にあった多神教神殿であったと聞く。かつては多くの信者が通い詰めたその神殿は、しかし、原宿から渋谷へと拠点を移し、遷都とともに東京からもなくなってしまったと聞いている。全て七十年前の出来事だ。今となっては跡形もない。この老婆は、いまでもジャニショ存在を信じ、この場所をうろついている。うわさに聞くジャニオタの亡霊だろうか。少年身体は恐怖に震えた。

「おや…お前は」

かに気が付いた老婆は、少年の顔をじつと見詰めた。その濁ったうつろな瞳には、真っ黒なカラコンが不自然に張り付いていた。少年は後ずさりをした。

「お前はまちゅくのショタ時代そっくりじゃないか

ええ、もっとよく顔をみせておくれ」

そう叫び声をあげると老婆は、少年の顔をつかもうとした。少年はきゃあと叫び、踵を返して逃げようとした。しかし恐怖からか足がもつれ、少年の体は地面に叩きつけられた。何とかもんどりうって逃げようとする少年に、老婆が覆いかぶさる。

「ああ、尊い尊い。」

老婆はうわ言のように呟きながら、少年の腕や顔をベタベタと触った。少年の恐怖心は、次第に、老婆に対するはげしい憎悪に変わっていった。二人は荒野の中で、しばらく、つかみ合った。しか勝敗は、はじめからわかっている。少年はとうとう、老婆の腕をつかんで、無理にそこへねじ倒した。老婆は細い体を大きく震わせ、肩で息を切りながら、ぴえんと泣き叫んだ。

ファンに、ファンにそんなことをしていいと思っているのか。」

「知らぬ。第一、僕はジャニーズではない。」

少年は老婆を見下ろし、吐き捨てるように言った。心のうちで、老婆に対する憎悪侮蔑が、大きく燃え上がっていた。そうして、あることに気が付いた。老婆の纏っている布切れである。すっかり薄汚れていて気が付かなかったが、これはいつか歴史資料集で見た、アンクルージュのフリルカラーチェックワピースではないか。チェックの模様に、けばけばしいフリル。そうに違いない。それを見ると、少年の心にあるひとつ勇気が生まれた。それは、老婆に出会う前は決して存在しえなかった勇気であった。

ファンにこんなことをして、貴様アイドルとしての自覚が足りぬわ。」

「言いたいことは、それだけか」

老婆の話が終わると、少年は嘲るような声で念を押した。そうして、老婆の襟上をつかみながら、噛みつくようにこう云った。

「こんなことをする者は、ファンではない」

老婆はそれを聞くと、目をかっと見開き、呻き始めた。少年は、すばやく、老婆の着物を剥ぎとった。それから、足にしがみつこうとする老婆を、手荒く瓦礫の上へ蹴倒した。かわいそうな老婆の周りには、胸元に大事仕舞われていたしわくちゃの青い振込用紙がはらはらと散らばった。少年はそれを一瞥すると、薄汚れたワンピースをわきにかかえ、またたく間に原宿の闇に駆けていった。

しかし、嗚呼、何と残酷なことだろう。老婆からはぎ取ったワンピアンクルージュではなくミオレミューだということを、少年は知る由もない。

 その後、原宿にうろつく亡霊の噂は、はたと途絶えたという。

2021-05-14

ゲイツしろ紀州ドンファンしろ金があっても愛は手に入らないからね。美男子なら貧乏でも一瞥するだけで愛が手に入り女が養ってくれるというのに。

仮面夫婦だったのか…ゲイツ氏「愛のない結婚だった」吐露

https://news.livedoor.com/article/detail/20183618/

2020-02-04

私が中学生なぞといふ職についていた時、放課後教室クラスメートと会話に興じて行く中、一人二人と抜けていき、気が付けば私と女子の二人きりとなっていた。普段気兼ねなしに話す間柄なのに、この状況を意識し出し、会話も途切れ途切れとなる。沈黙の中でふと気づくと、彼女リップテックを唇に塗っていた。それはメンソレータムか何かでお洒落でもなくありふれていたものだけど、当時の私には妙に艶かしく映り、じっと見つめてしまった。そして、ふと彼女と目が合う。私がしまった、と思う間もなく「使う?」と彼女から。私は無言でゆっくりと頷いた。そして手に預けられたそれを口に近づける。高鳴る鼓動とともに頭をよぎる違和感。手を止めて一瞥すると、それは、その違和感は、スティックのりだった。

2020-01-22

猫に戦いを挑む vol.2

準備

・飼い猫

・チャオちゅーる(飼い猫が好きなもの代用可)

・猫に負けない気持ち

しかし決して猫を愛する気持ちは忘れてはならない

 

ルール

服従したら負け

(愛したらノーカン

 

イメージは出来ている。

まず、猫は飼い主が帰ってきたときつの選択肢を取る。

1つは、寂しかったら出迎えてくれる。このときは敗色濃厚だが諦めてはならない。冷静に1撫でし、ゲーム機に向かう。すると寂しがってるので寄ってくる。そこで「ちゅ~るほしい?(冷淡な言い方)」と言い放ち服従を待つ。

もう1つは、お気に入り場所で全く動じずこっちも見ない状況。このときいつもは「ミワちゃぁ~ん、ただいみゃ~」と寄っていくが、敗ムーブなので控えて、冷静にゲーム機に向かう。すると寂しがってるので寄ってくる。そこで「ちゅ~るほしい?(冷淡な言い方)」と言い放ち服従を待つ。

パターン対策完璧

 

実戦

仕事疲れで家に帰るとお気に入りの毛布の上でこちらを一瞥する

パターンB。これはいけるか。

ゲーム機に向かう。後は寄ってくるのを待つだけ。

 

よし、いいぞ!足を引きずった!罠だ!ミワちゃん!と指笛を鳴らすが「いま言うことを聞けないニャー!」と返ってくる。

仕方がないバカネコだ。そのままジンオウガ眠るまで待つ。罠を仕掛け無事捕獲。猫にソーセージを上げる私。

でも、現実のミワちゃんは寄ってこない。

「ミワちゃぁ~ん、おいで~、ちゅ~る食べるぅ~?」のそのそと寄ってくる猫、かわいい

 

不戦だったのでノーカウント

今日こそは必ず。

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