2010-11-29(Mon)
薪ストーブ その2
薪ストーブ生活も3日目を迎えました。
我が家の薪ストーブは安いながらもクリーンバーン機能がついたもので、燃焼した高温の排気ガスにもう一度空気を接触させる事で、未燃焼のガスやタールなどを燃やし切って、綺麗な排気ガスにしつつストーブの温度も上昇させる事が出来るという物なのです。
この機能が無ければ買う事はなかったという程構造は単純ながらも優れた機能で、実際に燃焼させてみると薪ストーブ内上部にあるクリーンバーンの空気孔の前にモワ~ンとした炎が見えているのです。まるでオーロラのような(見た事はないのですが)とてもきれいな炎です。
右下からは薪から出る炎、左上の炎がクリーンバーン燃焼の炎。ストーブによっては綺麗な青い炎になるそうです(ストーブの蓄熱量などに因るんだと思います)。写真はダンパーを半開き状態にして燃焼を多めにしているので勢いよく炎が出てますが、ダンパーを絞った時は揺らいだ炎になります。
![薪ストーブ クリーンバーン機能 炎の様子](https://blog-imgs-45-origin.fc2.com/r/u/c/rucky27/_MG_2959.jpg)
使ってみて初めて気がついたのですが、鋳物の薪ストーブの燃焼方式って薪を炭化させる熱をまず利用して、その炭を燃焼させてさらなる熱を得る方式のようです。知っている人にしてみたら「当たり前じゃん」と言われるかもしれませんが、知らなかった人間にとってみたらすごい機能なのです。
かれこれ10年程前になりますが、炭焼きをドラム缶で行っていた事がありました。当時その熱量のすごさと炭の有効利用を真剣に考えていました。方法としては、自宅内に炭焼き小屋を作って冬季の暖房を行い、木酢液を屋外に設置した煙突で採取して、炭まで作ってしまおうというものでした。
でも今回、その全てが一つの小さなストーブで完結するんだなぁと思いました。(我が家の場合、木酢液は外の煙突からしたたっていました。)北欧圏の文化、改めてすごいなぁと実感です。
日本でも鋳物のストーブを制作している所がありますが、どうせ作るなら外国の真似をしたものではなく、日本独自の炭焼き技術を取り入れた薪ストーブを制作してもらいたいです。
二重煙突で断熱をして結露を防ぐのではなく、わざと冷やして木酢液も採れて、完全な炭まで作れる、そんな薪ストーブを完成させて欲しいです。
(二重煙突・・・普通の煙突は、ただ金属が丸められているだけなのですが、二重煙突は断熱構造になっていて、結露を防ぐようになっています。そのおかげで煙突内で結露が起こりにくく、排気温度の低下を防げる為に上昇気流をうまく利用出来るようになるのです。さらに煙突詰まりを防ぎ煙突内が火事になる煙道火災が起こりりにくくなるのです。)
ただ憧れだった薪ストーブですが、田舎暮らしで、しかも木質資源の豊富な場所では、無くてはならない重要な生活道具だと思います。
買って良かったと思う反面、もっと良いものにしておけば良かったかなと・・・使ってみなければわかりませんが、ね。
ちなみに家族みんなが起きる2時間前に火を入れなければならなくなったので、早すぎる早起きを強いられますが・・・
![薪ストーブで焼くホットケーキ](https://blog-imgs-45-origin.fc2.com/r/u/c/rucky27/_MG_2964_20101129144825.jpg)
我が家の薪ストーブは安いながらもクリーンバーン機能がついたもので、燃焼した高温の排気ガスにもう一度空気を接触させる事で、未燃焼のガスやタールなどを燃やし切って、綺麗な排気ガスにしつつストーブの温度も上昇させる事が出来るという物なのです。
この機能が無ければ買う事はなかったという程構造は単純ながらも優れた機能で、実際に燃焼させてみると薪ストーブ内上部にあるクリーンバーンの空気孔の前にモワ~ンとした炎が見えているのです。まるでオーロラのような(見た事はないのですが)とてもきれいな炎です。
右下からは薪から出る炎、左上の炎がクリーンバーン燃焼の炎。ストーブによっては綺麗な青い炎になるそうです(ストーブの蓄熱量などに因るんだと思います)。写真はダンパーを半開き状態にして燃焼を多めにしているので勢いよく炎が出てますが、ダンパーを絞った時は揺らいだ炎になります。
![薪ストーブ クリーンバーン機能 炎の様子](https://blog-imgs-45-origin.fc2.com/r/u/c/rucky27/_MG_2959.jpg)
使ってみて初めて気がついたのですが、鋳物の薪ストーブの燃焼方式って薪を炭化させる熱をまず利用して、その炭を燃焼させてさらなる熱を得る方式のようです。知っている人にしてみたら「当たり前じゃん」と言われるかもしれませんが、知らなかった人間にとってみたらすごい機能なのです。
かれこれ10年程前になりますが、炭焼きをドラム缶で行っていた事がありました。当時その熱量のすごさと炭の有効利用を真剣に考えていました。方法としては、自宅内に炭焼き小屋を作って冬季の暖房を行い、木酢液を屋外に設置した煙突で採取して、炭まで作ってしまおうというものでした。
でも今回、その全てが一つの小さなストーブで完結するんだなぁと思いました。(我が家の場合、木酢液は外の煙突からしたたっていました。)北欧圏の文化、改めてすごいなぁと実感です。
日本でも鋳物のストーブを制作している所がありますが、どうせ作るなら外国の真似をしたものではなく、日本独自の炭焼き技術を取り入れた薪ストーブを制作してもらいたいです。
二重煙突で断熱をして結露を防ぐのではなく、わざと冷やして木酢液も採れて、完全な炭まで作れる、そんな薪ストーブを完成させて欲しいです。
(二重煙突・・・普通の煙突は、ただ金属が丸められているだけなのですが、二重煙突は断熱構造になっていて、結露を防ぐようになっています。そのおかげで煙突内で結露が起こりにくく、排気温度の低下を防げる為に上昇気流をうまく利用出来るようになるのです。さらに煙突詰まりを防ぎ煙突内が火事になる煙道火災が起こりりにくくなるのです。)
ただ憧れだった薪ストーブですが、田舎暮らしで、しかも木質資源の豊富な場所では、無くてはならない重要な生活道具だと思います。
買って良かったと思う反面、もっと良いものにしておけば良かったかなと・・・使ってみなければわかりませんが、ね。
ちなみに家族みんなが起きる2時間前に火を入れなければならなくなったので、早すぎる早起きを強いられますが・・・
![薪ストーブで焼くホットケーキ](https://blog-imgs-45-origin.fc2.com/r/u/c/rucky27/_MG_2964_20101129144825.jpg)
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