10位 : ベルマーレ平塚 (1994年-1995年)→ Jリーグ創設2年目の1994年にJリーグに昇格を果たすと「超・攻撃的なサッカー」を展開して旋風を巻き起こした。「湘南の暴れん坊」と称されたが右SBのDF名良橋、左SBのDF岩本輝がガンガン攻撃に参加してくるサッカーは新鮮で魅力的だった。チームの中心だったMFベッチーニョは1994年に37試合で24得点を記録している。1995年にはMF中田英が加入。1年目から26試合で8得点を記録するなど大活躍した。
9位 : サンフレッチェ広島 (2008年-2011年)→ 2007年の入替戦で京都に敗れて2度目のJ2降格が決まったがペトロヴィッチ監督は続投。大きな決断だったが吉と出た。ユース出身のMF柏木、MF高萩、DF槙野、DF森脇などを中心にコンビネーションからチャンスを作るサッカーが2008年のJ2で猛威を奮った。この年はJ2で42試合で99得点。1試合平均の得点数は「2.357」。J2では歴代2位タイ。2004年の川崎Fが記録した「2.364」に次ぐ数字になる。
8位 : 湘南ベルマーレ (2014年-2015年)→ 2014年は開幕から14連勝。独走でJ2を制した。36節を終えた時点では27勝1敗8分け。2014年の湘南を「J2史上最強のチーム」に挙げる人は多い。J2だった2014年はMF永木、DF遠藤航、DF三竿雄、MF菊池大、GK秋元など後にJ1のビッグクラブに引き抜かれる選手が主軸を担った。後方から選手がどんどんと湧き出てくるサッカーは魅力的でフクダ電子アリーナで千葉に6対0で勝利した試合は圧巻だった。
7位 : ガンバ大阪 (2005年)→ 34試合で82得点を奪っている。1試合平均の得点数は「2.41」。J1では歴代4位となる。「1年だけ万博に舞い降りた天使」と言われたFWアラウージョが33試合で33得点を記録してMVPに輝いたがFW大黒も31試合で16ゴールを記録。MFフェルナンジーニョとMF遠藤の活躍も目立った。最終節でC大阪を逆転して初のリーグ制覇を果たしたがリスク覚悟の攻撃サッカーはエンターテイメントも非常に高かった。
6位 : レノファ山口 (2015年-2016年)→ J3に昇格して1年目ながら36試合で96得点。異次元の得点力を発揮して「昇格1年目でのJ3制覇」という快挙を達成した。34試合で32得点を挙げたFW岸田を中心にMF福満、MF島屋、MF鳥養、MF庄司、MF小塚、DF小池龍など若手が躍動。一般的には無名に近かった選手たちが衝撃を起こした。1試合平均の得点数は「2.67」。これは1998年の磐田の「3.15(=34試合で107得点)」に次いで歴代2位となる。
5位 : 川崎フロンターレ (2004年-2007年)→ 驚異のスピードでゴールを量産したFWジュニーニョを中心に2004年はJ2で44試合で104得点。1試合平均の得点数は「2.36」でJ2で歴代1位となる。攻撃サッカーはJ1でも問題なく通用したが昇格2年目の2006年は42試合で84得点。1試合平均の得点数は「2.47」。これはJ1で歴代2位。Wボランチのレギュラー2人(MF中村憲&MF谷口博)が共に2桁ゴールを記録。J1史上でも屈指の破壊力を持つチームだった。
4位 : 名古屋グランパスエイト (1995年)→ 1995年にベンゲル監督が名古屋の監督に就任した。FWストイコビッチ、FWリネカー、MFジョルジーニョ、FW小倉などを擁しながら前年の2ndステージは最下位だったチームを立て直したが全盛期だったFWストイコビッチを中心に、組織的でかつ、モダンなサッカーを展開。美しくて魅力的なサッカーを披露した。サイドチェンジを多用したのが特徴的。FW小倉、MF平野、MF岡山、DF大岩など若手が躍動した。
3位 : ジェフ市原・千葉 (2003年-2005年)→ 2003年に監督に就任したイビチャ・オシム監督は「考えて走るサッカー」で日本サッカー界に大きなショックを与えた。就任1年目の2003年の1stステージは下位候補と言われていたチームを率いて初優勝まであと一歩に迫った。首位攻防戦となった1stステージの13節の磐田 vs 市原は「Jリーグ史上最高の試合の1つ」に挙げられる。ちなみに2004年まではジェフ市原、2005年からはジェフ市原・千葉になった。
2位 : ヴェルディ川崎 (1993年-1994年)→ 黄金時代の真っ只中。今では全く考えられないがこの当時はV川崎の試合の多くがゴールデンタイムに日本テレビ系列などで生中継されて高視聴率を獲得している。Jリーグブームの中心だったがFW三浦知、MFラモス、MFビスマルク、FW武田、MF北澤、DF柱谷、DFペレイラなどスター選手が目白押し。個性豊かなタレント集団はブラジルスタイルのワンツーを多用するサッカーでサポーターを魅了した。
1位 : ジュビロ磐田 (2001年-2002年)→ やはり、黄金期の磐田を1位に挙げたい。FIFAクラブ世界選手権に出場することを想定して2001年の途中にN-BOXを採用。MF名波が中心で、前目にMF藤田俊とMF奥、後方にMF服部年とMF福西を配置。司令塔のMF名波を中心とした華麗なパスサッカーでサポーターを魅了した。FW高原が復帰した2002年は史上初となる両ステージ制覇を達成。結果と内容を両立させたこの時期の磐田のサッカーは圧巻だった。
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