51人目 : MF 乾貴士 (元・セレッソ大阪→清水エスパルス) ・・・ A+
→ 4月6日(火)に行われた柏戦(H)で交代を命じられた後、大暴れしてC大阪との契約は解除となった。その後、J2の岡山の練習に参加。神戸が獲得候補に浮上したが、結局、清水入りとなった。大熊氏がいるので「清水も移籍先の候補の1つ」と考えられたものの電撃移籍となる。17位と降格圏に位置する清水はMF西澤健が怪我をして全治3か月。復帰は32節もしくは33節あたり。FW鈴木唯も全治6週間なのでアタッカーは必要だった。突如としてキレるので扱いは難しいが切羽詰まった状況なのでサポーターの期待は集まる。
52人目 : MF 塚川孝輝 (川崎フロンターレ→FC東京) ・・・ B-
→ 2017年に大卒で岡山に加入した184センチの大型プレーヤー。ボランチとCBの両方をこなす。2020年はJ2の松本山雅で29試合に出場して9ゴール。この活躍が評価されて川崎Fへの個人昇格を果たしたが十分な出場機会を得られなかった。川崎Fにはいないタイプの選手なのでアクセントになる可能性はあったが良さは出し切れず。このタイミングで完全移籍となった。FC東京では中盤で起用されると思うがアンカーなのか?インサイドハーフなのか?184センチの高さに加えて高い身体能力と抜群の嗅覚が武器となる。
53人目 : DF フォゲッチ (元・鹿児島ユナイテッド→ヴァンフォーレ甲府) ・・・ B+
→ 2020年と2021年はJ3の鹿児島でプレーした右SB。最大の武器は何と言っても精度の高い右足のキックになる。2020年は9試合で0ゴール1アシストだったが2021年は途中で定位置を確保。後半戦は不動のレギュラーだった。21試合で2ゴール3アシストと数字も残したがオフに契約満了。その後は所属クラブが無かったと思われる。甲府は3バックなので右SBではなくて右WBで起用されると思うがクロスがウリとなる右利きの右WBはおらず。クロスで貢献したい。166cmなのでSBとしても背が低い点は懸念材料になる。
54人目 : DF 菊地脩太 (清水エスパルス→V・ファーレン長崎) ・・・ B-
→ 清水ユース出身で高卒1年目。J1での出場機会はなかったがルヴァン杯のGLで3試合に出場している。年代別代表として将来を期待されているが清水はCBの層はまずまず厚いチームなのでこのタイミングでの育成型期限付き移籍というのは賢明な選択と言える。清水ではチャンスは少なかったが6月に行われたモーリス・レベロ・トーナメントのときはU-19日本代表の中心として活躍した。181cmなのでCBとしてはやや小柄な体格になるがクレバー。現代的なCBと言える。DF櫛引、DF江川湧、DF二見などとの競争になる。
55人目 : DF 松原后 (シントトロイデン→ジュビロ磐田) ・・・ A-
→ 高卒で清水に加入。長身で、かつ、攻撃型の左SBとして活躍。シントトロイデンに移籍したが出番は少なかった。Jリーグ復帰となったが古巣の清水ではなくて同じく古巣となる磐田を選択した。清水のイメージしかない選手になるが磐田U-15出身。叔父である松原良香さんも磐田で活躍した選手なので縁は深い。こちらも降格圏に位置するので救世主になることが期待されるが磐田は3バックが基本。WBとしての適性がどのくらいあるのか?は不明。ゴール前に顔を出しやすくなる点はプラスに考えられるが・・・。
56人目 : MF 山本理仁 (東京ヴェルディ→G大阪) ・・・ S-
→ ユース時代から年代別代表の中心として活躍してきた世代屈指のボランチ。U-23アジア選手権でもプレーした。最大の武器は精度の高い左足のキックとクレバーさになる。東京Vではボランチだけでなく左SBやCBでプレーする機会もあった。典型的なゲームメーカーと言えるが東京Vで絶対的な存在にはなれず。やや伸び悩んでいる。G大阪ではWボランチの一角で起用されると思うが16位と危機的な状況に陥っているG大阪を救えるか?パサー系の選手は最優先補強ポイントだったので彼にかかる期待と重圧は大きい。
57人目 : DF 袴田裕太郎 (横浜FC→大宮アルディージャ) ・・・ B+
→ 浜松開誠館高出身。中学時代は磐田U-15でプレーした。オフにこの時以来の復帰を果たしたがJ1では2試合のみ。スタメンは1回だけ。ほとんどチャンスは無かった。「3バックの左」として期待されたがU-24ブラジル代表のDFリカルド・グラッサとのポジション争いは劣勢だった。期限付き移籍となったが大宮も残留争いに巻き込まれている。左SBは本職ではないDF小野雅が起用されて攻撃の部分では貢献しているが不慣れなポジションなので守備の不安は大きい。名古屋に移籍したDF河面のような活躍が期待できる。
58人目 : FW 石井快征 (サガン鳥栖→横浜FC) ・・・ C+
→ U-12からU-18まで鳥栖で育ったフォワード兼アタッカー。2021年の後半戦はJ2の愛媛FCでプレーして12試合で1ゴールを挙げた。2020年にJ1で18試合に出場して3ゴール。プチブレイクを果たしたが今シーズンはここまでJ1のリーグ戦ではベンチ入りの機会もゼロ。ルヴァン杯では3試合に出場しているが「構想外に近い扱い」だったと考えられる。思い切りのいいプレーが特徴になる。J2で首位を走る横浜FCに期限付き移籍となったが攻撃陣の駒は豊富なチームなので競争は激しい。どこまで出場機会を得られるか?
59人目 : MF 手塚康平 (横浜FC→サガン鳥栖) ・・・ B+
→ 柏U-18出身のゲームメ―カー。精度の高い左足のキックが武器となる。今シーズンは20節まではほぼ不動のレギュラーだったが21節以降は出番が激減した。MFハイネル、MF和田拓、DF高橋秀、MF斉藤光、MF安永がいるボランチの層も厚いがチームで6番目に多い1,704分に出場していることを考えると意外な移籍と言える。エレガントなプレースタイルでどちらかというと古典的なゲームメーカーである。運動量や激しさや切り替えの早さが求められるサッカーに馴染めるか?否か?馴染めたら大きな戦力になるだろう。
60人目 : MF 長沼洋一 (サンフレッチェ広島→サガン鳥栖) ・・・ C+
→ 父親が日本人、母親がフィリピン人となる。2019年と2020年はJ2の愛媛FCで活躍。東京五輪代表チームで何度もプレーした。経験を積んで2021年に広島に復帰したが出番は限られた。もともとはアタッカー系の選手。1.5列目や2列目の選手だったがWBにコンバートされて新境地を開拓した。鳥栖も3バックなのでWBでの起用が予想される。DF飯野(→神戸)が抜けたので右WBの定位置争いに絡んでくる可能性は高い。身体能力が高くてスピードがあってドリブルの技術も高い。過去には山形やFC岐阜でもプレーした。
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