■ 稀に見る大混戦になっている今年のJ2リーグJ2は20節が終了した。次の21節がちょうど折り返し地点となるが首位の福岡と2位の湘南はいずれも12勝4敗4分けで勝ち点「40」を稼いでいる。3位の東京Vが勝ち点「36」なので上位2チームが抜け出しつつあるが、3位以下は大混戦になっている。3位の東京Vと4位の水戸と5位の名古屋が勝ち点「34」で並んでおり、6位の徳島は勝ち点「33」となる。「優勝候補の一角」と言われていた名古屋は4位に位置する。
7位は横浜FC、8位は大分、9位は長崎、10位は山形となるがいずれも勝ち点「32」となる。11位の愛媛FCは勝ち点「31」で、12位の松本山雅は勝ち点「27」。11位の愛媛FCと12位の松本山雅の間は「4差」。現時点では「11位の愛媛FCまでがプレーオフ争いに参加している。」と言える。3位の東京Vから11位の愛媛FCまでの差は「3」。1節の結果で順位が大きく入れ替わる状況になっており、稀に見る大混戦と言える。
直近の20節は東京V・名古屋・徳島・大分などが勝利したが、東京Vは6位→3位に浮上して、名古屋は8位→5位に浮上して、徳島は10位→6位に浮上して、大分は11位→8位に浮上している。その一方で敗れた横浜FC・長崎・山形・愛媛FCの4チームは順位を大きく下げており、横浜FCは3位→7位に後退して、長崎は4位→9位に後退して、山形は5位→10位に後退して、愛媛FCは9位→11位に後退している。