ファジアーノ岡山→ 2016年は6位でクラブ史上初めてプレーオフ出場を果たすと1回戦で松本山雅を撃破。「悲願のJ1昇格」にあと一歩まで迫ったが決勝戦でC大阪に0対1で敗れて惜しくも涙を呑んだ。「今年こそ」という思いで新年を迎えたがMF矢島慎(浦和)、DF岩政(東京U)、GK中林(広島)、MF押谷(名古屋)など主力が抜けた影響は大きくて開幕から低迷した。11節~17節までは6節連続で17位。この位置が指定席となった。
苦しいシーズンになっていたがそれでも15節からの4試合は3勝1分けと好調。急激に調子を上げてきており、18節を終えた時点で7勝7敗4分けで勝ち点「25」。ようやく借金を返済することができた。順位も13位まで浮上してきたが4位の名古屋との差は「6」のみ。十分に上位を狙えるポジションに付けている。首位の福岡との差も「9」のみ。FW赤嶺やMF片山瑛など怪我人が復帰してきてようやく戦力が整ってきた。
18試合で18得点/23失点。開幕前はGK中林&DF岩政が抜けた守備陣も、MF押谷&MF矢島慎が抜けた攻撃陣のどちらも不安視されていたが上位を狙うチームとしては得点がやや少なくて失点はやや多い。クリーンシート達成したのは18節の山口戦(A)の1試合のみ。無失点で終わる試合がほとんど無いのは今シーズンの岡山の大きな問題と言える。1失点の試合は12回、2失点の試合は4回、3失点の試合が1回となる。