ロアッソ熊本→ 熊本は苦しいシーズンになっている。18節を終了した時点で4勝11敗3分けで勝ち点「15」。残留争いに巻き込まれている。21位の群馬との差は「2」のみ。J3降格の危機が迫っている中、6月14日(水)に清川監督が退任して池谷監督の就任が決定した。池谷新監督が熊本を指揮するのは通算で3度目となるが「オファーを受けてから1か月ほどは決断することができなかった。」と会見の席でコメントしている。
結局、5月上旬あたりにフロントが「監督交代」の決断を下して池谷代表取締役社長に監督就任を打診していたことになるので早い段階から監督交代を模索していたことになる。同じようにJ2降格の危機にあった2013年シーズンは吉田靖監督から池谷代行監督にバトンタッチされたことが功を奏したが今回はどうなるだろうか。今シーズンから降格枠が「1.5」から「2.0」になったので予断を許さない状況になっている。
ここまでの18試合で18得点/30失点。得点数は16位タイ、失点数はワースト2位タイとなる。「90分あたりのシュート数」は8.72本で17番目、「90分あたりの被シュートは11.89本」でJ2最多なので被シュート数の多さが目立っている。セットプレーでは8得点/10失点。得点数は7位タイなので攻撃においては有効活用できているが、失点数はワースト3位タイ。全失点のちょうど1/3がセットプレーでの失点になる。