2017/01/02 【J1】 ちょっと気の早い2017年シーズンの展望 (上) (優勝争い中心) → (上)です。
2017/01/03 【J1】 ちょっと気の早い2017年シーズンの展望 (中) (中位グループ&昇格組中心) → (中)です。
2017/01/03 【J1】 ちょっと気の早い2017年シーズンの展望 (下) (残留争い中心)
■ クラブ史上初となる降格の危機を迎えている横浜Fマリノス混戦になることが予想される2017年のJ1の残留争いは昇格組の札幌に加えて横浜FM・仙台・甲府・新潟あたりが中心になる可能性が高い。フロントと選手の確執から主力の流出が避けられない状態となった横浜FMはJリーグ創設時からずっと1部で戦ってきたがクラブ史上初となるJ2降格の危機を迎えている。MF中村俊とGK榎本哲の退団は決定的。MF齋藤学とMF中町とMF兵藤は他クラブからオファーを受けている。
今シーズンのMF中村俊は19試合で4ゴール5アシスト。怪我に泣くシーズンだった。MF中村俊が不在の試合でも数年前と比べると攻撃力ダウンを感じずに済むようになってきたのは確かであるが、チームにとっては唯一無二の選手である。「MF中村俊がいるので横浜FMを応援している。」という個人ファンが非常に多い選手なのでそういう人たちの何割かが離れていくのは確実。結構な収益ダウンは確実である。
昨今のJ1は鹿島や浦和や川崎FやG大阪などいくつかの上位クラブを除くと差はわずか。どのクラブも一丸となってシーズンを戦っているがそれでもチームとしての目標を達成できるクラブは少ない。これだけ内部がゴタゴタしている横浜FMが平穏無事なシーズンを過ごせるとは考えにくい。むしろ、これだけフロントと主力選手が対立している状況でJ1に生き残る事が出来たら「凄い話」と称えられるべきだろう。