■ 低身長のCBにはロマンを感じるが・・・。19節を終えた時点で首位。J2で快進撃を続ける北九州の守備の要になっているのは大卒1年目のDF村松(北九州)になる。順天堂大出身なのでFW旗手(川崎F)と同級生になるが身長は171センチ。JリーグでプレーするCBの中では屈指の小ささになるが抜群の読みとカバーリング能力を生かして首位を走る北九州の主力として目覚ましい活躍を見せている。清水ユースのときに年代別代表に招集された経験を持っている。
「171センチの身長でありながらJ2で首位の北九州の守備の中心となっている選手」ということでクローズアップされる機会が多くなっている。低身長であるにもかかわらず、「速さ」や「クレバーさ」や「上手さ」や「強さ」を発揮してJリーグでレギュラーとして活躍する小型CBにはロマンを感じるが、やはり、CBの選手に求められるのは「高さ」と「強さ」と「激しさ」である。この点はこの先も変わらないだろう。
高さのある選手が少ない日本代表は国際試合で他国の大型フォワードに高さ勝負でやられるケースは多かった。フォワードの選手ではないが2018年のロシアW杯の決勝Tの1回戦のベルギー戦では194センチのアフロヘアーのMFフェライニに高い打点から同点のヘディングシュートを許したが「サイズがあって強さがあってスピードがあってフィードも出来る若手のCB」がたくさん出現することが期待される。