モンテディオ山形 ・・・ B- (12段階)→ 12位からの巻き返しを図る山形は「攻撃力アップ」が大きなテーマになる。34試合で12ゴールを記録したレンタル移籍のMF小林成の引き止めを画策したが成功しなかった。レンタル元の神戸の攻撃陣の層は厚いので「完全移籍で獲得できるチャンス」はあったと思うがJ1昇格を果たした大分が横槍を入れてきたら太刀打ちするのは難しくなる。MF小林成の退団について仕方がないと言える。
さらに生え抜きのMF汰木(→浦和)も流出したので「シャドーをどうするのか?」が注目点になったが攻撃センスの光るMF井出(G大阪)の獲得に成功した。さらにはMF大槻周(神戸)もゲットすることができたので「MF小林成ならびにMF汰木の穴は埋まった。」と言える。運動量が豊富で献身的なプレーが出来るMF大槻周は1トップの位置でもプレー可能。守備面での貢献度も高いのでいい選手を獲得できた。
また、期待外れに終わったFWフェリペ・アウベスとFWブルーノ・ロペスに代わる新外国人選手としてFWジェフェルソン・バイアーノ(水戸)の獲得に成功した。水戸では34試合で11ゴール。敵陣での空中戦勝率は30.9%なので空中戦には強くないがサイズがあって相手に脅威を与えることが出来る。39試合で9ゴールのFW阪野の残留も決まっているので「攻撃陣の顔ぶれは今シーズン以上になった。」と言える。
ここまでは1トップ+2シャドーの補強が中心になっており、それ以外のポジションの補強はあまり進んでいないが東京世代のMF高橋壱(山口)の獲得に成功した。こちらは期限付き移籍になるが運動量が多くて攻守に貢献できる選手である。面白い選手を獲得できた。他にはDFホドルフォ(メトロポリターノ)を獲得したが21才と若い選手である。左WBがベースになると思うがどこまで戦力になるのか?は不明である。
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