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10位 : GK 山本海人 (ヴィッセル神戸→ジェフ千葉)→ 岡田JAPANのときに日本代表に召集された経験のある実力者であるが清水時代も神戸時代も同じくらいの実力を持った強力なライバルがいるチームでプレーすることがほとんど。20試合以上に出場したシーズンはわずか4回だけ。意外なほど通算での出場試合数は少ないが千葉では正キーパーとして起用されるだろう。188センチの長身でありながら動きはシャープ。J2で違いを見せてほしいところである。
9位 : GK 秋元陽太 (FC東京→湘南ベルマーレ)→ FC東京では前任者のGK権田(SVホルン)と比較され続けた。当然、日本代表クラスのキーパーと比べるといろいろな部分で見劣りする。かなり気の毒な環境だったと言える。GK林彰洋(鳥栖)の加入が確実となったFC東京を退団して1年で湘南に戻ることになったが今シーズンはキーパーで苦労したので大半のサポーターは復帰を歓迎するだろう。安定感のあるキーパーでJ2の中では上位クラスの実力を持つ。
8位 : DF 湯澤聖人 (柏レイソル→京都サンガ)→ 大学ナンバー1の右SBと評価されて鳴り物入りで加入したものの1年目は11試合の出場のみ。高いビルドアップ能力が求められる柏のSBとしては不十分に感じられる点もあったがそれでも90分あたりのクロス数は5.25本でJ1で11位。持ち前の馬力を生かしたサイドからの突破&クロスはプロの世界でも大きな武器となる。経験豊富なDF石櫃とのポジション争いは興味深い。京都は良い選手を獲得できたと思う。