10位 : ベガルタ仙台がMF板倉(川崎F)を獲得か?→ U-20W杯の本大会にも出場したMF板倉(川崎F)はサイズと技術を兼ね備えた有望株であるが川崎Fで出場機会を得るのはなかなか難しい。今オフ、他クラブに修行に出る可能性があったが「仙台への期限付き移籍が濃厚」となった。主戦場がボランチになるのか?CBになるのか?は分からないが渡辺晋監督のサッカーに合いそうな選手である。仙台は若手が多いチームなので大きく成長する可能性はある。
9位 : MF伊藤遼哉がサガン鳥栖に加入→ 近年の鳥栖は海外でプレーしている日本人選手をたくさん獲得している。昨オフはGK権田とMF小野裕を獲得したが今オフはMF伊藤遼(デュッセルドルフU-19)を獲得した。親の仕事の関係でずっと海外で生活をしてきたが名前は良く知られている選手である。年代別代表に召集されたこともあるが「実際にJ1でどのくらいのプレーが出来るのか?」は予想しにくい。興味がわく選手であることは間違いない。
8位 : 横浜FMの後任監督はポステコグルー監督か???→ 3年間チームを指揮したモンバエルツ監督は今シーズン限りでチームを離れることになった。主力がたくさん流出した今シーズンは厳しいシーズンになる可能性が高かったが5位と大健闘した。円満退任と言えるが後任監督は「Jリーグ未経験で、かつ、それなりに名前が知られている監督」になりそうだ。他のJリーグのクラブで実績を残した監督を招聘するチームが増えている中、横浜FMの姿勢は面白い。
7位 : セレッソ大阪がMF片山瑛一(ファジアーノ岡山)を獲得→ ACLの出場権を獲得したC大阪は補強の第1弾としてMF片山瑛(岡山)を獲得した。本職はフォワード(CF)であるが2016年は左WBで活躍。今シーズンはストッパーの位置でプレーする機会が多かった。ボランチとキーパー以外はどこでもこなすマルチな選手であるが最大の武器はロングスローになる。タレント軍団のC大阪でスタメンを確保する可能性はやはり低いが貴重な戦力になる可能性はある。
6位 : MF川辺(磐田)の広島復帰が確定→ 2年半プレーした磐田で大きく成長したMF川辺は今オフも動向が大いに注目されたが広島に復帰することになった。レンタルバックという形になるが磐田で主軸として絶対的な地位を確立しつつあった。「慣れた環境の磐田に残る。」という選択肢もあったと思うので大きな決断と言える。チームの高齢化が進んでいる広島にとってMF川辺の復帰は心強い。城福監督がどのように使うのか?も興味深い。
5位 : クルピ監督が宿敵のG大阪の監督に就任→ C大阪時代に多くの有望な選手を育てた実績のあるクルピ監督がライバルクラブであるG大阪の監督に就任した。セレッソ色の非常に強い監督なので大阪ダービーは例年以上に盛り上がるだろう。プロレス(口撃)が好きな監督なので大阪ダービーの直前の時期は舌戦が繰り広げられるだろう。今のG大阪は難しい状況に陥っているが東京世代の有望な若手がたくさんいるので噛み合ったら面白くなるはず。
4位 : タイ人に関心を寄せるチームが増える。→ 夏に札幌に加入したタイ代表のMFチャナティップはレギュラーに定着。16試合で0ゴール1アシストなので分かりやすい結果を残すことは出来なかったが攻撃のアクセントになって「J1残留」に大きく貢献した。Jリーグにおいてタイ人の評価が急上昇したこともあってC大阪がDFティーラトンやMFチャオワットの獲得に関心を示すなど「タイ人ブーム」が巻き起こりつつある。この流れが続くようだと非常に面白い。
3位 : 札幌が前・浦和のペトロヴィッチ監督の招聘に動く。→ 16年ぶりの「J1残留」を果たした札幌は『来シーズンも引き続いて四方田監督が指揮を執るだろう。』と思われていたが今夏まで浦和を率いたペトロヴィッチ監督の就任が確実な情勢になった。着実にチーム力を上げてきた四方田監督から攻撃型のペトロヴィッチ監督にスイッチした場合、大きな変化が生まれるのは確実である。吉と出るか?凶と出るか?は分からないが面白い選択であることは確かである。
2位 : DF岩波(神戸)は浦和への移籍が濃厚→ リオ五輪代表のDF岩波は「今オフの移籍市場の目玉」と言われていたが意外とすんなり浦和への移籍が決まりそうな状況になった。CBとしてのポテンシャルが高いのは明らかであるがなかなかフル代表に招集されない。「日本代表のCBの軸になれる選手」と10代の頃から言われ続けてきたことを考えるとやや伸び悩んでいる。浦和は注目度の高いクラブなので良くも悪くも大きな注目を集めるだろう。
1位 : 初昇格のV・ファーレン長崎は国見OBに興味を示す。→ クラブ史上初となるJ1昇格を果たした長崎は高校時代に国見高で活躍した選手に興味を示している。FW大久保(FC東京)、FW渡邉千(神戸)、MF兵藤(札幌)、DF徳永(FC東京)、GK徳重(神戸)などの名前が獲得候補として挙がったが早くもDF徳永の獲得に成功した。小嶺監督の元、黄金時代を築いた国見高でプレーした選手は知名度が高い。V・ファーレンにあまり関心のない長崎県民を引き込める可能性がある。
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