10位 : DF 丹羽大輝 (ガンバ大阪)→ J1の開幕戦となる鹿島戦(H)の前半に相手選手との接触プレーで負傷交代するアクシデントが発生。しばらくの間、プレーすることが出来なかったが、この時期のG大阪はJ1のリーグ戦でも、ACLの試合でも失点が多くて苦しんだ。当然のことながら、CBの層が薄いチームではないが、統率力を武器にするタイプのCBはDF丹羽大のみ。「彼が欠けると大変なことになる。」ということを改めて感じることになった。
9位 : DF 塩谷司 (サンフレッチェ広島)→ オーバーエイジで参加したリオ五輪の本番は十分なプレーが出来ずに批判の対象になったが今シーズンもJ1のリーグ戦では5ゴールを記録。特に2ndステージの12節の鳥栖戦(A)で決めた無回転シュートは圧巻だった。今シーズンのJ1の年間ベストゴールに選ばれても不思議はないほどのゴラッソだった。身体能力はJ1屈指と言えるが、リオ五輪の本大会の初戦のナイジェリア戦では逆に圧倒されてしまった。
8位 : DF 岩波拓也 (ヴィッセル神戸)→ 5月のトゥーロン国際大会で負傷。しばらくの間、戦線を離脱することになった。リオ五輪の本大会に間に合わない可能性が出てきたのでCBのDF塩谷をオーバーエイジで選出。それ故、リオ五輪の本大会で全くプレー機会が与えられなかった。屈辱の大会となったが日本に帰国してからは好調の神戸の守備の要として活躍。年齢的にはまだまだ若いがチームの顔としてチームを引っ張る選手になってきた。
7位 : DF 中谷進之介 (柏レイソル)→ オフに元日本代表のDF鈴木大がスペイン2部のタラゴナに移籍。DFエドゥアルドも開幕直後に退団したので最終ラインが不安視されていたが、結局、21歳のDF中谷が守備の要となって若いチームを支えた。リオ五輪のメンバーには選ばれなかったが「若手CBの中では日本人屈指のポテンシャルを持つ選手」と評価されるような選手になった。2016年のベストヤングプレーヤー賞の有力候補の1人に挙げられる。