10位 : FW ドゥドゥ (ヴァンフォーレ甲府)→ 1stステージだけで7ゴールを挙げたエースのMFクリスティアーノが夏に柏に電撃移籍。同じく途中加入のFWダヴィとともに救世主になることが期待されたがなかなかコンディションが整わずに苦しんだFWダヴィを差し置いてFWドゥドゥが絶対的な攻撃の中心となった。怪我の影響もあって11試合で4ゴールという成績だったが2ndステージの15節の福岡戦(A)の後半終了間際に決めた逆転ゴールは劇的だった。
9位 : FW 金崎夢生 (鹿島アントラーズ)→ 1stステージは好調。攻撃の中心となって鹿島のステージ制覇の原動力になったが一転して2ndステージは低調。フラストレーションが溜まっていたことが例の騒動の引き金になった。シーズンを振り返るとき1stステージで活躍した選手よりも2ndステージで活躍した選手の方が記憶に残っていることが多いので印象は悪くなってしまうがトータルで考えると最低限以上の数字は残しているので一定の評価は出来る。
8位 : FW ジェイ (ジュビロ磐田)→ 怪我の影響もあって22試合の出場にとどまったがそれでも14ゴールを記録。2015年のJ2で得点王に輝いた力をJ1でも発揮した。34歳という年齢的な問題もあって守備面での貢献は期待できなくて、精神的に不安定なところもあるので扱いやすい選手とは言えないが肝心な場面ではゴールを決めてチームを救ってきた。中でも大一番だった2ndステージの15節の名古屋戦(A)の同点ゴールは価値がある。
7位 : FW ハモン・ロペス (ベガルタ仙台)→ 「高さ」・「速さ」・「上手さ」の3つを兼ね備えた選手としてポテンシャル自体は高く評価されていたがようやくポテンシャルに見合った活躍が出来るようになってきた。32試合で10ゴールを挙げる活躍を見せたが柏・G大阪・神戸といった有力クラブが獲得に関心を示しているのも納得できる。「敵陣での空中戦回数」と「シュート数」と「ドリブル数」の3つがJ1で屈指。オールラウンドな能力を持っている。