10位 : MF 柴崎晃誠 (サンフレッチェ広島)→ 残念ながら2ndステージの16節の福岡戦(H)の後半終了間際にベンチに下がったので「フルタイム出場」を達成することはできなかったが残り2試合の時点までずっとスタメンフル出場。途中交代となるケースが多い攻撃的なポジションの選手としては相当に珍しいといえるがそれだけ森保監督からの評価は高かった。終盤戦は決定機に決められないケースが目立つようになったが安定して質の高いプレーを見せた。
9位 : MF アデミウソン (ガンバ大阪)→ 鳴り物入りで横浜FMから加入。右SH、トップ下、左SH、1トップという4つのポジションで試されたが横浜FM時代と同様で「なかなか最適なポジションが見つからない。」という時期が長かった。前半戦は期待されたほどの活躍はできなかったが2ndステージに入ってからは力を発揮するようになった。終盤戦は1トップの位置でプレーする機会が増えたがナビスコカップの決勝で見せたゴールは圧巻だった。
8位 : MF 伊東純也 (柏レイソル)→ 2015年はプロ1年目ながら甲府で存在感を発揮した。最近のJリーグは「高卒1年目や大卒1年目の選手を引き抜くことがタブーではなくなりつつある。」とはいっても驚きの移籍だったが春先からポジションを確保してリオ五輪代表候補にも選出された。当初は右SBにコンバートされて最終ラインで起用されたが下平監督になってからは右SHあるいは右ウイングがベースポジションになった。クロスの精度も高い。
7位 : MF 李忠成 (浦和レッズ)→ 残り1試合となった段階で31試合で10ゴール。広島時代の2011年以来で自身4度目となる二桁ゴールに到達した。秋以降は好調のMF高木俊にスタメンの機会を譲るケースが増えているがナビスコカップの決勝戦で同点ゴールを決めるなど勝負強さは相変わらず。FW興梠やMF武藤雄とのコンビネーションという点ではMF高木俊よりも上。二桁ゴーラーがベンチに控えているというのは最近の浦和の強みと言える。