第10位 : DF 下平匠 (横浜Fマリノス)→ 今シーズンも「不動の左SB」として攻守両面でチームに貢献している。キックの精度が高くてビルドアップのときに大きな助けになる。スピードのある選手ではないので自ら仕掛けてクロスを入れる場面はあまり多くないがタイミングのいい攻撃参加で厚みを作ることができる。「果敢にサイドをアップダウンするタイプではない。」という印象もあるが1試合の走行距離は多くて運動量の面でもチームを支えている。
第9位 : MF 菊池大介 (湘南ベルマーレ)→ 湘南は開幕から7試合勝ちなし。0勝5敗2分けと苦しんでいる。MF永木やDF遠藤航ら主力が流出した影響は大きくてチームとしてはもちろんのこと、個人としても十分なプレーができていない選手が多いが左WBのMF菊池大はここまで2ゴールを記録。アグレッシブな仕掛けでチャンスに絡んでいる。最下位と低迷する湘南の選手の中では数少ない「まずまずのレベルで自分の良さを出せている選手」と言える。
第8位 : DF 安田理大 (名古屋グランパス)→ オフに神戸から加入。京都に移籍したDF本多の後釜として左SBでプレーしているが確実にボールを収めることができる選手なのでサイドで起点になる働きはできている。MF永井謙と左サイドを構成しているが2人の関係性はまずまず。MF永井謙の走力が生きるようなパスをたくさん出している。MF永井謙が気の効いたプレーをしてDF安田理の攻撃参加を引き出せるようになると相手に脅威を与えることができる。