3人目 : MF 泉澤仁 (大宮アルディージャ)
→ 突出したアジリティを持つ大宮の大卒ルーキーのMF泉澤も将来有望なアタッカーである。90分あたりのドリブル数が19位で、90分あたりのクロス数が27位と高い数字を残している。大宮はJ2降格となったが、久々となるJ2の舞台ではMF泉澤が攻撃の中心にならなくてはいけない。大学時代は得点力の高さも評価されていたが、プロ1年目はノーゴール。早い段階でのリーグ戦初ゴールが期待される。
選手名 | チーム | 生年月日 | 試合数 | 出場時間(分) | ドリブル | クロス |
順位 | 回数 | /90分 | 順位 | 回数 | /90分 |
泉澤仁 | 大宮 | 1991.12.17 | 16 | 906 | 19位 | 52 | 5.166 | 27位 | 39 | 3.874 |
4人目 : MF 内田達也 (ガンバ大阪)
→ 守備に関するスタッツが極めて優秀な若手というとG大阪のMF内田達である。ユース年代の頃は将来を嘱望されたCBだったが、プロ入り後はボランチがメインポジションになっている。日本代表のMF遠藤とMF今野がいるため、なかなか出場機会が巡ってこないが、90分あたりのインターセプト数は堂々の第1位で、90分あたりのタックル数もリーグ14位と見事な数字を残している。
選手名 | チーム | 生年月日 | 試合数 | 出場時間(分) | インターセプト | タックル |
順位 | 回数 | /90分 | 順位 | 回数 | /90分 |
内田達也 | G大阪 | 1992.02.08 | 12 | 734 | 1位 | 14 | 1.717 | 14位 | 31 | 3.80 |
5人目 : MF 佐藤優平 (横浜Fマリノス)
→ 「ダイナモは長髪にしなければならない。」という決まりがあるわけではないが、彼も豊富な運動量と長髪がトレードマークになっている。プロ1年目の2013年は11試合で306分の出場にとどまったが、今シーズンは16試合で902分とプレイングタイムは約3倍に伸びた。攻撃的なポジションの選手であるが、90分あたりのインターセプト数は36位で、90分あたりのタックル数も32位と非常に優秀である。
選手名 | チーム | 生年月日 | 試合数 | 出場時間(分) | インターセプト | タックル |
順位 | 回数 | /90分 | 順位 | 回数 | /90分 |
佐藤優平 | 横浜FM | 1990.10.29 | 16 | 902 | 36位 | 6 | 0.599 | 32位 | 34 | 3.39 |
6人目 : MF 小泉慶 (アルビレックス新潟)
→ ボランチというのは今の日本サッカー界でもっとも層の厚いポジションの1つである。ある程度の実力を持った中堅からベテランがたくさんいるので、高卒ルーキーがプロ1年目から出場するのは難しいポジションと言えるが、MF小泉は春先から出場機会を得た。90分あたりのタックル数は61位タイで、90分あたりのタックル数は22位と見事な数字を残している。五輪代表入りも期待したい。
選手名 | チーム | 生年月日 | 試合数 | 出場時間(分) | インターセプト | タックル |
順位 | 回数 | /90分 | 順位 | 回数 | /90分 |
小泉慶 | 新潟 | 1995.04.19 | 26 | 1,122 | 61位タイ | 6 | 0.481 | 22位 | 44 | 3.53 |
7人目 : MF 三田啓貴 (FC東京)
→ フィッカデンティ監督が期待をかけているMF三田は攻守両面で優秀な数字を残している。インサイドハーフでプレーする時間が長かったことも関係しているが、90分あたりのドリブル数は68位で、90分あたりのタックル数は18位で、下の表には書かれていないが、90分あたりのインターセプト数も73位だった。運動量が多くて、打開力もあるので、ゴールやアシストといった分かりやすい結果を残したい。
選手名 | チーム | 生年月日 | 試合数 | 出場時間(分) | ドリブル | タックル |
順位 | 回数 | /90分 | 順位 | 回数 | /90分 |
三田啓貴 | FC東京 | 1990.09.14 | 24 | 1,197 | 68位 | 29 | 2.180 | 18位 | 44 | 3.53 |
8人目 : MF 松田陸 (FC東京)
→ 出場時間が短かったので、数字がインフレを起こしているところもあるとは思うが、FC東京の右SBのDF松田陸は90分あたりのドリブル数が7位で、90分あたりのクロス数が1位だった。日本代表経験のあるDF徳永がいるため、なかなか出場機会は巡ってこないが、身体能力が高くて、有望な若手の1人である。双子の弟のFW松田力(名古屋)よりも先にレギュラーポジションを確保できるか。
選手名 | チーム | 生年月日 | 試合数 | 出場時間(分) | ドリブル | クロス |
順位 | 回数 | /90分 | 順位 | 回数 | /90分 |
松田陸 | FC東京 | 1991.07.24 | 7 | 134 | 7位 | 10 | 6.716 | 1位 | 16 | 10.746 |
9人目 : MF 松村亮 (ヴィッセル神戸)
→ 神戸U-18はMF小川慶とDF岩波を輩出するなど、近年は有望株が続々と輩出されるようになっているが、DF岩波と同期のMF松村も期待されるアタッカーの1人である。スピードとドリブルがウリの選手で、90分あたりのドリブル数は17位と高い順位だったが、90分あたりのタックル数も12位と上位にランクされる。プロ3年目の2015年はスタメンの回数を増やして、五輪代表候補に名乗りを上げたい。
選手名 | チーム | 生年月日 | 試合数 | 出場時間(分) | ドリブル | タックル |
順位 | 回数 | /90分 | 順位 | 回数 | /90分 |
松村亮 | 神戸 | 1994.06.15 | 17 | 427 | 17位 | 25 | 5.269 | 12位 | 19 | 4.00 |
10人目 : DF 小暮大器 (徳島ヴォルティス)
→ 今シーズンは徳島で修業を積んだDF小暮は90分あたりのドリブル数は60位で、90分あたりのクロス数が40位だった。徳島では右SBが基本ポジションとなったが、守備に課題を抱えていたため、出場時間はなかなか増えなかった。しかし、劣勢の展開になることが多かった徳島でこれだけの数字を残しているのは評価できる。C大阪への復帰が決まっているが、DF酒本とのポジション争いとなる。
選手名 | チーム | 生年月日 | 試合数 | 出場時間(分) | ドリブル | クロス |
順位 | 回数 | /90分 | 順位 | 回数 | /90分 |
小暮大器 | 徳島 | 1994.05.17 | 13 | 373 | 60位 | 10 | 2.413 | 40位 | 14 | 3.378 |
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