★ 現在の投票数・・・188票
→ 選択肢から1つを選んで、左下の「投票する」をクリックしてください。
→ 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)
→ 「性別」、「年齢」、「地域」の欄はそのままでもOKです。(投票可能です。)
http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=113080■ ゴールキーパー6月にアジア最終予選とコンフェデが開催されるため、J1は1ヶ月強の中断期間に入った。13節を終えた時点で10勝1敗2分けと素晴らしい成績を残している大宮アルディージャが首位を走っていて、スロベニア代表のFWノヴァコヴィッチとFWズラタンを中心とした攻撃陣に注目が集まっているが、13試合で9失点という守備陣の頑張りも見逃せない。
唯一、一桁失点で中断期間に入ったが、不動の守護神であるGK北野は「ベストプレーヤー」の有力候補の1人と言える。最終ラインを高く設定することが大宮の特徴で、オフサイドを取った回数の多さが目立っているが、高いラインを設定すると、キーパーにかかる負担は大きくなる。GK北野の役割は重要になってくるが、広大なスペースをうまく管理している。
失点数が2位のサンフレッチェ広島の守護神のGK西川も高いパフォーマンスを見せている。10節の大宮戦を欠場して連続試合出場は途切れてしまったが、それ以外の試合は先発で出場している。ビッグセーブも少なくないが、彼の場合は、何と言ってもフィードの正確さが群を抜いている。パントキックの精度の高さはあり得ないレベルである。
13試合で12失点でリーグ3位の成績を残したセレッソ大阪のGKキム・ジンヒョンのプレーも光っている。2012年は安定感を欠く試合が多かったが、今シーズンは、ムラが無くなっていて、凡ミスも少なくなった。192センチの高さと驚異的な身体能力を武器にしているが、今シーズンは安定感が出てきて、リーグ6位と好位置に付ける原動力になっている。
GKキム・ジンヒョンも守備だけでなく「攻撃の第一歩」という役割を担っているが、彼の場合は、ロングスローが大きな武器となっていて、スローの距離と精度が抜群で、さらには、守から攻への切り替えの早さも特筆すべきものがある。来日して5年目となるが、キーパーとして成熟してきて、一番いいシーズンを送っていると言えるだろう。
■ ポジションを奪ったGK河田8勝2敗3分けで3位と上位に付ける横浜FマリノスのGK榎本哲も高いパフォーマンスを見せている。ここ数年、GK飯倉と激しいポジション争いを繰り広げているが、今シーズンは、ほとんどの試合でゴールマウスを守っている。中でも、11節の名古屋戦でMF玉田のPKをストップしたシーンが印象に残っている。
その他では、浦和のGK加藤、鹿島のGK曽ヶ端、仙台のGK林らも上位レベルのパフォーマンスを見せているが、ここでピックアップしたいのは、新潟のGK黒河と甲府のGK河田の2人である。新潟は日本代表経験のあるGK東口を長期離脱で欠いているが、ベテランのGK黒河がその穴をあまり感じさせないプレーを続けている。
甲府のGK河田は前半戦のサプライズの1人と言える。昇格組の甲府は3勝5敗5分けで13位とまずまずの位置に付けているが、福岡から加入のGK河田がゴールを守るようになってチームが安定してきた。当初は経験豊富なGK荻がゴールを守っていたが、4節からGK河田がスタメンに起用されるようになって、4節から7試合無敗で勝ち点を積み上げた。
J1でのデビュー戦となった4節の川崎F戦でFWレナトのPKをセーブしたシーンがインパクト大だったが、ミスも少なくて、さらには、ファインセーブも多い。攻撃力が高いチームではないので、できるだけ失点を少なくして、相手に食らいついていく必要があるが、かなりの試合でGK河田の好セーブに助けられている。残留圏に位置する甲府の立役者の1人と言える。
関連エントリー 2013/05/31
【J1】 ここまでのベストプレーヤーを考える。 (GK編) 2013/06/01
【J1】 ここまでのベストプレーヤーを考える。 (右SB/右WB編) 2013/06/01
【J1】 ここまでのベストプレーヤーを考える。 (左SB/左WB編) 2013/06/02
【J1】 ここまでのベストプレーヤーを考える。 (CB編) 2013/06/03
【J1】 ここまでのベストプレーヤーを考える。 (ボランチ編) 2013/06/07
【J1】 ここまでのベストプレーヤーを考える。 (攻撃的MF編) 2013/06/08
【J1】 ここまでのベストプレーヤーを考える。 (フォワード編)
- 関連記事
-