ヴァンフォーレ甲府 ・・・ B- (12段階)→ 賛否両論ある中で上野監督が退任して伊藤彰監督を招聘した甲府は大きな動きを見せたチームの1つに挙げられる。MF小塚(→大分)とMF堀米勇(→千葉)が流出したがFWピーター・ウタカ(徳島)やFW佐藤洸(甲府)やMF後藤京(Y.S.C.C.横浜)やMF内田健(山形)などを獲得。アタッカーのMF横谷(大宮)の加入も濃厚となったので年齢的にはまだ若い選手が何人か抜けて経験のある選手をたくさん獲得している。
注目はFWピーター・ウタカになるだろう。元ナイジェリア代表の万能型のフォワードである。運動量は少なくて守備面での貢献度はあまり高くないがスペシャルな選手であることは改めて言うまでもない話である。J2屈指のスピードを持つFWジュニオール・バホスは残留濃厚と報じられているのでFWピーター・ウタカとFWジュニオール・バホスの2トップになるようだと文句なしで「J2最強の2トップ」と言える。
中盤はJ3のY.S.C.C.横浜で大きな存在感を発揮したMF後藤京に注目が集まる。高精度の左足を持ったJ3最高のプレーメーカー系のボランチが満を持してJ2に初挑戦する。FWピーター・ウタカとFWジュニオール・バホスの個人能力の高さを生かしたカウンター主体のサッカーになる可能性もあるが伊藤彰監督は基本的にはパスを繋ぎたいタイプの監督である。MF後藤京の良さは出しやすい環境と言える。
不安視されるのは右SB/WBになる。3バックになるのか?4バックになるのか?は分からないがMF湯澤聖が長期離脱中。復帰時期は順調に回復したとしても5月下旬あたりになる。27試合に出場したMF道渕はJ1の仙台への移籍が濃厚。DF小柳(群馬)を獲得しているが質も量も十分とは言えないポジションである。また、CBも十分な顔ぶれとは言えない。今現在も裏では精力的な動きを見せていると推測される。
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