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年明け赤トンボ

 新年明けましておめでとうございます。といっても、年明けから早や3日目ですが。
さて、愛好家には気になるトンボ王国の年越し赤トンボ情報、今年も何とかいつもの赤トンボ4種がめでたく年を越してくれました。しかも、ヒメアカネは大晦日にねぐらを突き止めていたので、元旦朝8時30分過ぎに睡眠中の場面から押さえることができました。

  239A5476ヒメアカネ休眠2020・1・1トンボ王国 239A5515右手湿地保護区20120・1・1トンボ王国 239A5516アキアカネ♂2020・1・1トンボ王国右手湿地保護区
  ヒメアカネ休眠中♂  湿地保護区      アキアカネ♂

  239A5541キトンボ♂&ヒメアカネ♂2020・1・1トンボ王国隣地放棄田 239A5574キトンボ♂2020・1・1トンボ王国隣地放棄田 239A5568キトンボ♂2020・1・1トンボ王国隣地放棄田
 ヒメアカネ♂とキトンボ♂       キトンボ♂

  239A5588コバネイナゴ2020・1・1トンボ王国隣地放棄田 239A5611ムラサキツバメ集団越冬2020・1・1トンボ王国隣地 239A5670キツネノボタン2020・1・2トンボ王国
   コバネイナゴ   ムラサキツバメ越冬中 キツネノボタン  

 本日3日も穏やかな、というより汗ばむほどの好天に恵まれ、とりあえずアキアカネ、マユタテアカネ、ヒメアカネの3種は健在でしたが、暑過ぎるのかキトンボが2日から行方不明です。ということで、まだ当分の間2019年のトンボ・シーズンが続きそうです。

  239A5714ヒメアカネ♂2020・1・3トンボ王国 239A5776マユタテアカネ♂2020・1・3トンボ王国 239A5778フジツツジ2020・1・3トンボ王国
   ヒメアカネ♂    マユタテアカネ♂   フジツツジ

 とはいえ、そろそろ来シーズンの準備もあるので保護区の整備作業を始めました。除草と、イノシシになぎ倒された柵を元に戻しましたが、後者はもっと抜本的な対策を講じないと数日後には元の木阿弥になってしまいそうです。

  239A5764除草2020・1・3トンボ王国 239A5751ネット補修2020・1・3トンボ王国 239A5754ネット補修2020・1・3トンボ王国
   除草作業         柵直し作業前&作業後

なお、市内別地点でも2日にナツアカネ(オス)、3日にヒメアカネ(オス)が見られました。

画像はすべて、クリックすると拡大します。

by 杉村光俊  at 16:13 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

赤とんぼまつり

開催趣旨:アキアカネを筆頭に、近年激減著しい秋の赤トンボの仲間。大半の種が水田や灌漑用の溜池や水路などで育ち、日本人の「食」と深い関りがある。改めて、多くの人々に赤トンボと食の安全を考えてもらうきっかけとしたい。



【アカトンボ写真展】

内容:アキアカネなどアカトンボ属を中心として、ショウジョウトンボなど四国内に記録がある赤い体色のトンボ26種+ハイブリッド2種の生態写真64点を展示。
期間:2024年9月21日(土)2025年2月2日(日)
場所:とんぼ館ロビー

【赤とんぼクイズ】

内容:赤とんぼ写真展のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとナツアカネもしくはヒメアカネを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。

【四国の赤とんぼパズル・ゲーム】

内容:四国内で記録されているアカトンボ属17種50枚の2分割パズルを用い、10分間で5種以上完成させると、キトンボを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
チャレンジ料1回500円。

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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