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晴れ間ねらい

 曇り勝ちの日々となっています。この時期はやっぱり、短い晴れ間をねらってミナミヤンマChlorogomphus brunneus costalisの生息地に車を走らせてしまいます。夏至も過ぎましたが、ここにきてようやくミナミヤンマ本番を迎えた感じです。ただ、ほとんどの産地で放棄田が増加、未熟成虫のエサ場減少に加え、幼虫が暮らす渓流の上空が繁茂した樹木に覆われるなど生息環境は悪化一途、個体数も激減しています。

   _MG_6125ミナミヤンマ摂食群.gif  _MG_6170ミナミヤンマ未熟♀.gif  _MG_6160ミナミヤンマ生息地2.gif
   ミナミヤンマ摂食群飛   同 淡条翅型♀      元水田(黒潮町)

田んぼといえば、そこを生活の場としているアキアカネSympetrum frequensなど赤トンボの仲間も全国的に減少しています。もちろん、日本の田んぼ全てがなくなっているわけではありません。正確にいえば、気候変化すなわち温暖化によって、水田の中切時期が早まっており、稲作の「ついで」では赤トンボたちが育ち難くなっているのではないか、とも推察しています。もう少し詳しく言うと、気温によって成長が左右されやすい植物に対し、気温よりも日長によって成長が左右される傾向が強い昆虫の生態差も、全国的赤トンボの減少に拍車をかけているような気がしているのです。この際は食料生産だけではなく、昆虫や魚類の育成用水田エリアというものも考えていく必要がありそうです。閑話休題。

ミナミヤンマのついでに、ヒメサナエSinogomphus flavolimbatusやエゾトンボSomatochlora viridiaenea、クロヨシノボリなど撮影できました。また、道中のあちこちでベニトンボTrithemis auroraの姿を見かけるようになっています。
   _MG_6096ヒメサナエ♂2011・6.gif  _MG_6182エゾトンボ未熟♀摂.gif  _MG_6077ベニトンボ♂2011・6.gif
     ヒメサナエ♂       エゾトンボ未熟♀     ベニトンボ♂

   _MG_6070クロヨシノボリ生息.gif  _MG_6054クロヨシノボリ2011.gif  _MG_6066クロヨシノボリ2011.gif
  ベニトンボも見られる清流          クロヨシノボリ

スイレン・シーズンとなったトンボ王国では、ベニイトトンボCeriagrion nipponicumが盛んに羽化しています。

   _MG_5776黄スイレン2011・6・.gif  _MG_6335チョウトンボ♂2011.gif  _MG_6180コフキトンボ産卵201.gif
   トンボ王国・スイレン池   チョウトンボ♂       コフキトンボ産卵

_MG_6083ベニイトトンボ♂羽.gif _MG_6091ベニイトトンボ♂+ハ.gif _MG_6311ヤマモモ2011・6・25.gif _MG_5671モンキアゲハ吸蜜+ア.gif
ベニイトトンボ♂羽化  同 羽化後♂   ヤマモモ      モンキアゲハ

四万十川トンボ池ではアキアカネやホソミオツネントンボIndolestes peregrinusがたくさん羽化しています。

   _MG_6300四万十川トンボ池201.gif  _MG_6282アキアカネ未熟♂201.gif  _MG_6303ホソミオツネントン.gif
    四万十川トンボ池     アキアカネ未熟♂  ホソミオツネントンボ羽化後♂


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by 杉村光俊  at 09:56 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

トンボ中休み?

 夏至を目前に、ハンゲショウの葉が半分化粧したように色づいてきました。梅雨も本格化(末期?)、トンボたちは短時間の雨上がりを狙った、電光石火の活動を余儀なくされているようです。こちらの都合で言わせてもらえば、諦めがつくほどの降雨が終日続いてくれた方が、H.P.の改定作業など雑念なく取り組めるというものですが、突然薄日が差してくるので油断できません。何せ、事務所に広大?なトンボ・ビオトープが隣接しているのですから。

_MG_4104ドクダミ2011・6・12.gif _MG_4235ハンゲショウ2011・6.gif _MG_4243コオニヤンマ未熟♀2.gif _MG_4994コヤマトンボ産卵201.gif
 ドクダミ        ハンゲショウ コオニヤンマ未熟♀   コヤマトンボ産卵

_MG_4617コフキヒメイトトン.gif _MG_4418シオカラトンボ未熟.gif _MG_4414ベニシジミ+ヒメジ.gif _MG_4577ツマグロヒョウモン.gif
コフキヒメイトトンボ交尾 シオカラトンボ未熟♀ ベニシジミ ヒマワリ+ツマグロヒョウモン

 6月といえば、トンボ愛好家垂涎の的と形容されるミナミヤンマの季節でもあります。今シーズンは春先の寒波と水不足が祟り、出現状況は例年(とはいっても温暖化の影響が見られるようになったここ10年ほどのことになりますが)に比べ10日ほど遅れている感じです。いつもなら10日過ぎには見られなくなる未熟成虫の摂食群飛が、やっと始まりました。シコクトゲオトンボも同様で、ようやく生殖活動の本番を迎えています。

   _MG_4970ミナミヤンマ♂摂食.gif  _MG_4925ミナミヤンマ濃条翅.gif  _MG_4322ミナミヤンマ♂♀摂.gif
    ミナミヤンマ未熟♂    同 濃条翅型♀      同 摂食群飛

   _MG_4381シコクトゲオトンボ.gif  _MG_4371シコクトゲオトンボ.gif  _MG_4375シコクトゲオトンボ.gif
    シコクトゲオトンボ♂    同 移精         同 交尾  

 他方、ミナミヤンマ濃条型♀の主要生息地が点在する足摺半島では、県道の改良工事が進められています。そのこと自体は大変結構なことと思いますが、関連の河川工事にもう一工夫欲しいところです。最近改修された小渓流も、全コンクリートではありませんが花崗岩三面張りのままとなっていて、せっかく日照が確保されたのですから、瀬や淵を作るなどして、ビオトープ河川として整備してはいかがでしょうか。予算的問題もあるのでしょうが、自然放置による生態系崩壊が著しい足摺宇和海国立公園にあって、自然生態系を再生させるという視点の土木工事もあっていい、と思います。

          _MG_4955イノシシ親子2011・6.gif     _MG_4346河川改修2011・6・13.gif
          遭遇したイノシシの親子  改修された足摺半島の渓流


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by 杉村光俊  at 11:41 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

アオヤンマ最盛期

 余りに早い入梅で、今もキツネにつままれた気分ですが、空模様を見れば納得せざるを得ません。
華やかなハンショウブの季節も早や終焉を迎え、トンボ池はスイレンで覆われてしまいました。8日、早くもベニトンボが姿を見せ、とんぼ館中庭ビオトープにはベニイトトンボの♂が集まってきました。

 _MG_3184ハナショウブ各種201.gif _MG_3173ハナショウブ各種201.gif _MG_3177ハナショウブ各種201.gif _MG_3180ハナショウブ各種201.gif _MG_3199スイレン池2011・6・.gif
              ハナショウブ             スイレン

_MG_3750シオヤトンボ老熟♀2.gif _MG_3196チョウトンボ♀羽化2.gif _MG_3210コフキトンボ♀+ハ.gif _MG_3239ベニトンボ♂2011・6.gif
 シオヤトンボ老熟♀   チョウトンボ♀羽化 コフキトンボ♀ ベニトンボ♂

_MG_3739ベニイトトンボ♂201.gif _MG_3743ベニイトトンボ♂201.gif _MG_3748ノハナショウブ2011.gif _MG_3201マンカラウボン2011.gif
          ベニイトトンボ♂        ノハナショウブ  マンカラウボン

 今シーズンからミナミヤンマを自由に採集できなくなった日高村。調整池で多くのアオヤンマが活動を始めているとのことで、9日に出かけてきました。曇り勝ちのお天気ながら、ようやく産卵シーンを撮影することができました。
_MG_3483アオヤンマ生息地201.gif _MG_3352モノサシトンボ連結2.gif _MG_3298アオヤンマ交尾2011.gif _MG_3383アオヤンマ産卵2011.gif
 アオヤンマ生息地   モノサシトンボ連結  アオヤンマ交尾   同 産卵

 四万十市内の海岸そばにある小渓流でも、シコクトゲオトンボの成熟♂がたくさん見られるようになりました。

_MG_3720アサヒナカワトンボ.gif _MG_3733シコクトゲオトンボ.gif _MG_3706トサオサムシ2011・6.gif _MG_3717サンコウチョウ2011.gif
アサヒナカワトンボ橙色翅型♂ シコクトゲオトンボ♂ トサオサムシ サンコウチョウ


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by 杉村光俊  at 18:16 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

ベッコウトンボ・大ピンチ

 先ずは 前回予告のベッコウトンボから。
去る6月2日、ずっと気にはなっていたものの、スケジュール調整や天候などの関係でなかなか果たせなかった大分県北部のベッコウトンボLibellula angelinaと6年振りに対面してきました。

_MG_1660ベッコウトンボ生息.gif _MG_1620ベッコウトンボ♀休.gif _MG_1750ベッコウトンボ♂201.gif _MG_1682ベッコウトンボ未熟.gif
ベッコウトンボ休憩所 休眠中の♀  寝起きの♂       未熟♂

 同所にはこれに先立つ昨年8月、アオビタイトンボの撮影でも訪れており、草原化の進行に危機感を募らせていたところです。そして今回、その危惧はさらに深刻なものとなってしまいました。枯れ草に依存する習性が強いベッコウトンボの生息地かつシーズン中にも関わらず、一帯は緑一色でした。どうやら、冬期に野焼きを実施したらしく、休憩場所となる池の土手には焼け焦げた潅木が点在、枯れ草はほぼ皆無となっていました。しかも、せっかく残っていた周辺の枯れ草すら刈り取るという念の入れよう?で、同所の管理にはトンボの専門家が関わっていないのでは、とすら感じたことでした。最も重要な水域の管理も、毎年同じ場所のみ、しかも抜根ではなく単なる刈り取りだけ実施されているようで、緑一色のヨシやガマの群落が池の中央部に帯状で連なっていました。このままでは、数年を待たずこの地からベッコウトンボの姿が失せてしまうかもしれません。おそらく、現時点でも個体数は最盛期の10%程度にまで落ち込んでいるのではないでしょうか。幸い隣接のため池が避難場所になっているようなので、来シーズンまでにかなり思い切った整備作業を実施して欲しいところです。ただこれには少なくとも数年を1サイクルとして捉えねばなりません。手法としては先ずシーズン前に、ベッコウトンボが産卵に入り込めないくらい抽水植物が密に繁茂している、かつての繁殖エリアを完全抜根し相当数のヒメガマを植え付けます。ヨシは群落が密になり過ぎるので、長期の利用は難しいと考えます。翌年、枯れ草が主体となったヒメガマ群落の中で生殖活動が行われ、さらに翌年にはそこで羽化も見られることでしょう。ただ、この年、よくてもその翌年には群落が密になり過ぎ、もうそこでの繁殖活動は見られなくなると思います。そこで再びふりだしに戻って群落の完全抜根実施ということになるわけですが、この時点で近くに繁殖にエリア存在していることが不可欠です。つまり、生息地全体を3~4分割して捉え、常に①ヒメガマなど背の高い抽水植物が侵入し始めた開けた水域エリア、②枯れ草中心のヒメガマ群落エリア、③シーズン後に抜根を必要とするくらい抽水植物が繁茂し切ったエリア、が混在するよう調整していくことが大切です。もし、生息エリアが狭く3分割での整備が困難である場合には、繁殖期の成虫が寄り付かなくなるほど茂りきった群落をスポット状に狙い撃ちするといいでしょう。ただこの際、あまり水面を開け過ぎてしまうと、クロスジギンヤンマやヨツボシトンボなどの天敵、またはライバル種まで呼び寄せてしまうことになるので注意しなければなりません。その意味で現在実施されている帯状の除草はベッコウトンボの保護上、不適切と言わざるをえません。また成虫の休憩地となる水域に隣接する草地は夏の終わりころに除草(刈り取り)、シーズン中に膝丈くらいの枯れ草地となるよう整備しておかなければなりません。本来なら当日、ベッコウトンボの保護に関わっておられる方に直接お目にかかり、そのことを現地でご説明させて頂きたかったのでしたが、午前9時ころまでの滞在時間中にはどなたもパトロールに来られませんでした。希少種保護の観点から、せめてシーズン中くらいは、交代制ででも誰かが監視に就くということも必要ではないでしょうか。ベッコウトンボを「種の保存法」に指定した環境省に対し整備費も含め、その予算計上を働きかけられるよう、地元の方達にお勧めしたいところです。

   _MG_1768ベッコウトンボ生息.gif  _MG_1634ベッコウトンボ生息.gif  _MG_1647ベッコウトンボ生息.gif
   枯れ草が少ないため池   緑一色の土手     刈り払われた枯れ草 

ベッコウトンボの将来を案じつつ正午までの約90分間、近くの林道に足を伸ばし、これもまた6年振りでムカシヤンマTanypteryx pryeriと面会してきました。同所もまた環境変化著しく、生息地の水量が激減しておりムカシヤンマのみならずトンボ類全てで、かつての賑わいは感じられませんでした。曇り時々晴れという「お天気」も障害になっていたとは思いますが。

   _MG_1802ムカシヤンマ♂2011  _MG_1813ムカシヤンマ産卵2011.gif  _MG_1795ムカシヤンマ若齢幼.gif
 車の屋根に止まったムカシヤンマ♂   同 産卵    同 若齢幼虫

話は四万十川流域に戻って、トンボ王国の話題から。満開となったハナショウブの周りで、ハラビロトンボや羽化を終えたばかりのチョウトンボRhyothemis fuliginosaが翅を休めています。

_MG_2542ハナショウブ201.gif _MG_2005チョウトンボ羽化後.gif _MG_2107オオヤマトンボ♂201.gif _MG_2566キイロサナエ♂2011.gif
満開のハナショウブ チョウトンボ羽化後♀ オオヤマトンボ♂  キイロサナエ♂

相次ぐ降雨ですっかり満水状態となった四万十川トンボ池。アオイトトンボLestes sponsaの羽化が順調に進んでいます。

   _MG_2512四万十川トンボ池201.gif   _MG_2518アオイトトンボ♂羽.gif   _MG_2527アオイトトンボ♂羽.gif   _MG_2531アオイトトンボ♀羽.gif
    四万十川トンボ池      アオイトトンボ♂羽化    同 ♀羽化

海岸近くの渓流では、ようやくミナミヤンマChlorogomphus brunneus costalisの舞姿が見られるようになりました。足摺では、シコクトゲオトンボRhipidolestes hiraoiがボツボツと水辺に戻っています。

_MG_2022ミナミヤンマ羽化殻2.gif _MG_2630ミナミヤンマ淡条型.gif _MG_2641ミナミヤンマ未熟♂2.gif _MG_2174シコクトゲオトンボ.gif
 ミナミヤンマ羽化殻   同 淡条型未熟♀   同 未熟♂  シコクトゲオトンボ♂

さかな館で昨年春から飼育していたタカノハダイ。今年生まれの幼魚がやってきたので、めでたく?行きつけの磯にお里帰りできることになりました。オマケで、メジナの子供も撮影できました。

    _MG_2597タカノハ.gif  _MG_2662放流タカノハダイ201.gif  _MG_2671メジナ2011・6・6黒.gif
          お里帰りのタカノハダイ            メジナ


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by 杉村光俊  at 15:16 |  トンボ王国最新情報 |  comment (1)  |   |  page top ↑

アオイトトンボ羽化始まる

 早々の入梅で「トンボ撮り」の予定が立て難くなったところに、追い討ちをかけるような台風2号の接近。増水で丸木橋が流されないよう29日午前、慌ててロープでの固定作業を行いました。幸い、見ごろを迎えたハナショウブが少し冠水した程度で、ほとんど被害もなく、産卵のために遡上してきた多数のコイが、増水した田んぼや水路で大きな水しぶきを上げていました。

   _MG_0729台風2号洪水対策2011.gif  _MG_0728ハナショウブ2011・5.gif  _MG_0781コイ産卵2011・5・29.gif
    洪水対策        冠水したハナショウブ   コイの産卵

 翌日からは、トンボたちのいつも通りの活動が見られました。

_MG_0887コヤマトンボ産卵201.gif _MG_1135タベサナエ♀+ハナシ.gif _MG_1239クロスジギンヤンマ.gif _MG_1210サラサヤンマ産卵201.gif
 コヤマトンボ産卵  タベサナエ♀ クロスジギンヤンマ産卵 サラサヤンマ産卵

 ようやく満水状態となった四万十川トンボ池では、アオイトトンボLestes sponsaの羽化が無事始まりました。

_MG_1177四万十川トンボ池201.gif _MG_1199アオイトトンボ未熟.gif _MG_1195ハラビロトンボ未熟.gif _MG_1204ホソミオツネントン.gif
四万十川トンボ池 アオイトトンボ羽化後♀ ラビロトンボ未熟♂ ホソミオツネン

 四万十川流域の渓流には、ヒメサナエSinogomphus flavolimbatusを始めとする小形のサナエトンボが集合しています。

_MG_0966ヒメサナエ♀2011・5.gif _MG_1013クロサナエ♀2011・5.gif _MG_0975ダビドサナエ♂捕食.gif _MG_0998ダビドサナエ♀2011.gif
ヒメサナエ♀ クロサナエ♀ シコクトゲオ未熟♀を捕食するダビドサナエ♂ ダビド♀

 6月2日、ベッコウトンボLibellula angelina撮影で九州北部に出かけてきました。そこで大きなショックを受けたのですが、まだ画像整理が終了していないので、詳細は次回に。

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by 杉村光俊  at 16:49 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

赤とんぼまつり

開催趣旨:アキアカネを筆頭に、近年激減著しい秋の赤トンボの仲間。大半の種が水田や灌漑用の溜池や水路などで育ち、日本人の「食」と深い関りがある。改めて、多くの人々に赤トンボと食の安全を考えてもらうきっかけとしたい。



【アカトンボ写真展】

内容:アキアカネなどアカトンボ属を中心として、ショウジョウトンボなど四国内に記録がある赤い体色のトンボ26種+ハイブリッド2種の生態写真64点を展示。
期間:2024年9月21日(土)2025年2月2日(日)
場所:とんぼ館ロビー

【赤とんぼクイズ】

内容:赤とんぼ写真展のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとナツアカネもしくはヒメアカネを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。

【四国の赤とんぼパズル・ゲーム】

内容:四国内で記録されているアカトンボ属17種50枚の2分割パズルを用い、10分間で5種以上完成させると、キトンボを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
チャレンジ料1回500円。

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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