2019/03/28
サクラ咲く
桜の花が見頃となったトンボ王国。フジツツジやスミレ各種も春を謳歌しているようです。カキツバタも咲き始めました。
ソメイヨシノ 陽光桜 あきついお前のオオシマザクラ
セイヨウシャクナゲ フジツツジ タチツボスミレ カキツバタ
右手湿地保護区 ツマキチョウ♂ ツマグロヒョウモン♂
史上最速で羽化したシオヤトンボは、早くも水辺での活動を始めています。タベサナエの羽化は駐車場前水路から保護区全域に広がり、正午前になると、あちらこちらの水辺から新成虫が4枚のハネをきらめかせ飛び立っています。アジアイトトンボも姿を見せ、水辺は日増しに賑わいを見せています。来る30日には朝9~10時に、タベサナエの羽化観察会を予定していますが、天気もまずまずのようです。観察用リーフレットも準備して(パウチ版は先着10名様まで)、皆様のご参加をお待ちしています。
シオヤトンボ♂ タベサナエ♀処女飛行 同 未熟♂ アジアイトトンボ未熟♂
2013年夏の大旱魃と、2016年9月20日の台風16号による豪雨で深刻なダメージを受けていた行き付けのムカシトンボ・ロケ地。2017年には羽化は無論、産卵すら見つけられないほど個体数が激減していましたが、昨年は複数の未成熟成虫の摂食飛翔が見られるようになり、今シーズンは3月20日に2オス2メスを皮切りに、27日までに3オス4メスの羽化現場と、羽化殻(メス)1個を見つけることができました。今シーズンは久しぶりにオスの探雌飛翔や産卵等の撮影も狙えそうです。
ムカシトンボ羽化中♀(排水) 処女飛行
だだ、温暖化の影響でしょうか、2000年代初めに高知県の水辺から一斉に姿を消した北方種オツネントンボ、その後は愛媛県宇和島市周辺のため池で観察を続けているのですが、ここ数年の減少傾向は明白で、少し曇りがちの天気ながら26日の調査では4ヶ所回って生息確認できたのは1ヶ所のみ、しかもオス3~4頭で産卵は1ペアのみという寂しさでした。ふと、高知県での最期を看取った時の気分が蘇ってきました。
オツネントンボ♂ 同 交尾 同 連結産卵
画像はすべて、クリックすると拡大します。
ソメイヨシノ 陽光桜 あきついお前のオオシマザクラ
セイヨウシャクナゲ フジツツジ タチツボスミレ カキツバタ
右手湿地保護区 ツマキチョウ♂ ツマグロヒョウモン♂
史上最速で羽化したシオヤトンボは、早くも水辺での活動を始めています。タベサナエの羽化は駐車場前水路から保護区全域に広がり、正午前になると、あちらこちらの水辺から新成虫が4枚のハネをきらめかせ飛び立っています。アジアイトトンボも姿を見せ、水辺は日増しに賑わいを見せています。来る30日には朝9~10時に、タベサナエの羽化観察会を予定していますが、天気もまずまずのようです。観察用リーフレットも準備して(パウチ版は先着10名様まで)、皆様のご参加をお待ちしています。
シオヤトンボ♂ タベサナエ♀処女飛行 同 未熟♂ アジアイトトンボ未熟♂
2013年夏の大旱魃と、2016年9月20日の台風16号による豪雨で深刻なダメージを受けていた行き付けのムカシトンボ・ロケ地。2017年には羽化は無論、産卵すら見つけられないほど個体数が激減していましたが、昨年は複数の未成熟成虫の摂食飛翔が見られるようになり、今シーズンは3月20日に2オス2メスを皮切りに、27日までに3オス4メスの羽化現場と、羽化殻(メス)1個を見つけることができました。今シーズンは久しぶりにオスの探雌飛翔や産卵等の撮影も狙えそうです。
ムカシトンボ羽化中♀(排水) 処女飛行
だだ、温暖化の影響でしょうか、2000年代初めに高知県の水辺から一斉に姿を消した北方種オツネントンボ、その後は愛媛県宇和島市周辺のため池で観察を続けているのですが、ここ数年の減少傾向は明白で、少し曇りがちの天気ながら26日の調査では4ヶ所回って生息確認できたのは1ヶ所のみ、しかもオス3~4頭で産卵は1ペアのみという寂しさでした。ふと、高知県での最期を看取った時の気分が蘇ってきました。
オツネントンボ♂ 同 交尾 同 連結産卵
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