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ネタ探しに苦心

 前回分から、つい日が開いてしまいました。インフルエンザで寝込んだらしい…などという噂が広がっても不本意なので、近況報告ということで一筆。
間が開いた理由は、生物ネタが見つからなくなっているだけのことです。春の花はそれなりに咲き始めているのですが、虫がらみが撮れません。気温だけのせいならいのですが…

_Q4A2846ウメ2016・2・19トンボ王国 _Q4A2845ウメ2016・2・19トンボ王国 _Q4A2999ホトケノザ2016・2・24トンボ王国 _Q4A2841タチイヌノフグリ2016・2・19トンボ王国
          紅白ウメ1             ホトケノザ   タチイヌノフグリ

_Q4A2931キヌヤナギ2016・2・22トンボ王国ロウ _Q4A2932キヌヤナギ2016・2・22トンボ王国 _Q4A2994オガタマノキ2016・2・24トンボ王国 _Q4A2996フジツツジ2016・2・24トンボ王国
          キヌヤナギ          オガタマノキ  フジツツジ

 スイレン抜き作業は、5個目として一番深いピンクスイレン池に取り掛かっていましたが、20日日中の降雨によって増水、腰上までのウエダーで入ることが危険な状況になったため、そのお隣の一番広いピンクスイレン池を先に片付けることにしました。が、やっぱり人手不足と積もる疲労には勝てず、この2つの池が2月中に片付けば上出来といった感じです。相変わらず湿地保護区には、小懲りないイノシシが畦をひっくり返しにやってきていますし。トンボ池の水面がなかなか広がらないので、ダイサギが入り浸ってくれません。25日、久々に姿をみせてくれましたが、場所はスイレン池ではなく、始めから水面が広がっているウチワヤンマ池でした。
   
   _Q4A2827第4ピンクスイレン池スイレン抜き作業開始2016・2・17トンボ王国  _Q4A2838第5ピンクスイレン池スイレン抜き作業2016・2・19トンボ王国  _Q4A2852増水2016・2・20トンボ王国
         ドン深ピンクスイレン池作業中        20日の増水状況  

   _Q4A2856大ちゃん池スイレン抜き2016・2・21トンボ王国  _Q4A2934大ちゃん池スイレン抜き途中2016・2・22トンボ王国  _Q4A3001大ちゃん池スイレン抜き途中2016・2・24トンボ王国
                 大ピンクスイレン池作業中

   _Q4A2836イノシシ荒し2016・2・18トンボ王国右湿地保護区  _Q4A2837イノシシ荒し2016・2・18トンボ王国右湿地保護区  _Q4A3007ダイサギ2016・2・25トンボ王国
  18日のイノシシ荒らし・あぜの中に水溜りが・・・   久々のダイサギ

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by 杉村光俊  at 17:47 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

スイレン抜き続く

 暑くなったり、寒くなったり、極端な気温に翻弄されながらも、ぽつぽつと春の花が咲き始めたトンボ王国。水辺ではメダカも群れ始めました。

_Q4A2620アセビ2016・2・7トンボ王国 _Q4A2795ホトケノザ2016・2・14トンボ王国 _Q4A2748アオキつぼみ2016・2・12トンボ王国 _Q4A2683紅梅2016・2・10トンボ王国隣地
 アセビ         ホトケノザ 膨らんだアオキの蕾   近所の紅梅

_Q4A2739メダカ2016・2・11トンボ王国 _Q4A2737メダカ2016・2・11トンボ王国 _Q4A2638モズ2016・2・7トンボ王国 _Q4A2711クサシギ2016・2・10トンボ王国
        ミナミメダカの群れ          モズ     クサシギ

 イノシシの悪さで中断を余儀なくされながら、14日までに中小(大はまだ手がけていないので…)4個のトンボ池でスイレン抜き作業を終えました。残りは少なくとも大小合わせ6個、3月10日までに始まると推定される、トンボシーズン開幕までに全作業を終えられるかどうか、微妙なところです。

   _Q4A2744第二ピンクスイレン池スイレン抜き作業完了2016・2・12トンボ王国  _Q4A2798イノシシ荒し2016・2・14トンボ王国  _Q4A2800トンボ王国発祥の池スイレン抜き2016・2・14トンボ王国
第2ピンクスイレン池 イノシシに荒らされた湿地保護区 トンボ王国発祥の池

 気温が20℃を超えた市内のホソミイトトンボ越冬場所では、殆ど色変わりしたオスが見られました。これは普通、4月上旬の状況です。

_Q4A2791ホソミイトトンボ越冬地2016・2・14四万十市上分催合谷 _Q4A2730ホソミイトトンボ越冬型♂2016・2・11四万十市上分催合谷 _Q4A2776ホソミイトトンボ越冬型♂捕食2016・2・14四万十市上分催合谷 _Q4A2789ツマグロキチョウ2016・2・14四万十市上分催合谷
越冬地 飛び回るホソミイトトンボ越冬型♂とほぼ成熟♂捕食 ツマグロキチョウ

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by 杉村光俊  at 10:19 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

スイレン抜き、始めました

 昨年に比べ、ほぼ1ヶ月遅れでスイレン抜きが始まりました。湿地保護区のリフォームに手を取られていたこと、暖冬のせいでスイレン(葉)の勢いが衰えなかったこともありますが、一番の原因は人手不足。トンボシーズン開幕までに一通りの作業を終えられるかどうか、苦しい限りです。あせる気持ちが幸いしてか、2人がかり1日約1.5時間の作業ながら、1つ目の池をわずか3日間で片付けてしまいました。天気と体力が続けばいいのですが…

_Q4A2535パンダ池スイレン抜き2016・2・3トンボ王国 _Q4A2550パンダ池スイレン抜き2016・2・3トンボ王国 _Q4A2568パンダ池スイレン抜き2016・2・4トンボ王国 _Q4A2585パンダ池スイレン抜き2016・2・5トンボ王国
 作業前(2月3日)      作業中(2月3~4日)     ほぼ完了(2月5日)

 1月に襲来した冬将軍で春らしい風景は失せ、辺りはすっかり例年並みの雰囲気になってしまいました。

_Q4A2533紅梅2016・2・3トンボ王国隣地 _Q4A2545ヤブツバキ2016・2・3トンボ王国 _Q4A2541キヌヤナギ&ミノガ2016・2・3トンボ王国 _Q4A2553モズ2016・2・3トンボ王国 
 近所の紅梅       ヤブツバキ      キヌヤナギ  モズ

 1月15日から「トンボいない生活」が続いていましたが、1月31日と2月5日、市内の里山でホソミイトトンボを撮影させてもらいました。まだ、みんな枯れ草色でした。

_Q4A2569ホソミイトトンボ越冬型生息地2016・2・5四万十市上分催合谷 _Q4A2578ホソミイトトンボ越冬型2016・2・5四万十市上分催合谷 _Q4A2581ホソミイトトンボ越冬型2016・2・5四万十市上分催合谷 _Q4A2371ホソミイトトンボ越冬型♀2016・1・31四万十市上分催合谷
 越冬場所         ホソミイトトンボ越冬型♂      同 ♀

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by 杉村光俊  at 10:25 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

赤とんぼまつり

開催趣旨:アキアカネを筆頭に、近年激減著しい秋の赤トンボの仲間。大半の種が水田や灌漑用の溜池や水路などで育ち、日本人の「食」と深い関りがある。改めて、多くの人々に赤トンボと食の安全を考えてもらうきっかけとしたい。



【アカトンボ写真展】

内容:アキアカネなどアカトンボ属を中心として、ショウジョウトンボなど四国内に記録がある赤い体色のトンボ26種+ハイブリッド2種の生態写真64点を展示。
期間:2024年9月21日(土)2025年2月2日(日)
場所:とんぼ館ロビー

【赤とんぼクイズ】

内容:赤とんぼ写真展のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとナツアカネもしくはヒメアカネを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。

【四国の赤とんぼパズル・ゲーム】

内容:四国内で記録されているアカトンボ属17種50枚の2分割パズルを用い、10分間で5種以上完成させると、キトンボを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
チャレンジ料1回500円。

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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