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大慌て

 スイレンが咲きそろってきたトンボ王国。整備開始当初に比べ、花もトンボも1週間以上早く最盛期を迎えるようになった感じで、大慌ての観察・撮影作業となっています。

  IMG_2079薄ピンクスイレン2023・4・27 IMG_1798ヒトツバタゴ2023・4・23トンボ王国多目的広場 IMG_1808ヒトツバタゴ2023・4・23トンボ王国多目的広場
   温帯スイレン     ヒトツバタゴ(別名なんじゃもんじゃ)

  IMG_1282カキツバタ(白鷺)2023・4・19トンボ王国ハナショウブ池 IMG_2097タニウツギ2023・4・27 IMG_1051タカネエビネ2023・4・18トンボ王国メダカ・ビオトープ
  カキツバタ(白花)  タニウツギ      タカネエビネ

 トンボは25種類を確認、あきついおの床下からは30頭を超えるサラサヤンマが飛び立ち、雑草の生育を阻止するアイガモロボが動き回る水田保護区では、ホソミイトトンボよく産卵しています。県内唯一の産地となっているモートンイトトンボも羽化が続いています。
 
  IMG_1734サラサヤンマ♂羽化2023・4・23トンボ王国あきついお床下 IMG_1787サラサヤンマ♂羽化終了2023・4・23トンボ王国あきついお床下 IMG_1797サラサヤンマ♂羽化終了初飛行2023・4・23トンボ王国あきついお床下
           サラサヤンマ♂羽化~初飛行

  IMG_1540アイガモロボ2023・4・21トンボ王国水田保護区 IMG_1531ホソミイトトンボ越冬型連結産卵2023・4・21トンボ王国水田保護区 IMG_1542タベサナエ♂2023・4・21トンボ王国水田保護区 
   水田保護区 ホソミイトトンボ越冬型連結産卵 タベサナエ♂

  IMG_2028モートンイトトンボ羽化直後♂2023・4・27トンボ王国白ケ谷 IMG_1481モートンイトトンボ♂2023・4・21トンボ王国白ケ谷 IMG_0826モートンイトトンボ未成熟♀2023・4・25トンボ王国白ヶ谷
  モートンイトトンボ羽化直後♂ 同 成熟♂  同 未成熟♀

  IMG_2014ベニイトトンボ羽化ちゅう♂2023・4・27トンボ王国あきついお裏庭青桶ロウ IMG_1646オオヤマトンボ羽化終了♂2023・4・22トンボ王国ハナショウブ池 IMG_1667オオヤマトンボ♂初飛行2023・4・22トンボ王国ハナショウブ池
  ベニイトトンボ羽化中♂  オオヤマトンボ♂羽化~初飛行

  IMG_0892コフキトンボ未成熟♀2023・4・16トンボ王国 IMG_1274ショウジョウトンボ半成熟♀2023・4・19トンボ王国ハナショウブ池 IMG_0992トラフトンボ♂探雌飛翔2023・4・17トンボ王国サイコクヒメコウホネ池
 コフキトンボ羽化直後♀ショウジョウトンボ半成熟♀トラフトンボ♂

  IMG_1987コフキヒメイトトンボ未成熟♂2023・4・26トンボ王国 IMG_1562コフキヒメイトトンボ未成熟♀捕食2023・4・21トンボ王国 IMG_1649タベサナエ♂&カキツバタ(白鷺)2023・4・22トンボ王国ハナショウブ池 
 コフキヒメイトトンボ未成熟♂ 同 未成熟♀捕食 タベサナエ♂

  IMG_1956オオイトトンボ交尾2023・4・26トンボ王国 IMG_2093オオイトトンボ連結産卵2023・4・27 239A3222オオイトトンボ潜水産卵&ミナミメダカ2023・4・17トンボ王国WWFジャパン池
  オオイトトンボ交尾  同 連結産卵    同 連結潜水産卵

  IMG_1778キイロサナエ♂羽化2023・4・23トンボ王国池田川 IMG_1471シオヤトンボ交尾2023・4・21トンボ王国 IMG_2144ヨツボシトンボ♂2023・4・28
  キイロサナエ羽化中♂ シオヤトンボ交尾   ヨツボシトンボ♂

  IMG_0988キムネクマバチ吸蜜&ゲンゲ2023・4・16トンボ王国 IMG_1550クロセセリ2023・4・21トンボ王国 IMG_2086アオスジアゲハ吸蜜&シロツメクサ2023・4・27
   キムネクマバチ   クロセセリ     アオスジアゲハ

 四万十市内では早や、ムカシトンボの見納めが近付いてきたようです。

  IMG_1153ムカシトンボ♂探雌飛翔&捕食2023・4・18四万十市古尾 IMG_1319ムカシトンボ産卵(ジャゴケ)2023・4・19四万十市古尾 IMG_1339ムカシトンボ産卵(フキ)2023・4・19四万十市古尾
  ムカシトンボ♂摂食飛翔  同 ♀ジャゴケ産卵 同 ♀フキ産卵

 なお現在、本フェイスブック等でもお知らせしている通り、トンボ王国では老朽化した丸木橋と花看板を修繕するための費用について広くご寄付を募っています。ご支援のほど宜しくお願いします。

  IMG_1850老朽丸木橋2023・4・24トンボ王国ハナショウブ池 IMG_1845老朽丸木橋2023・4・24トンボ王国ハナショウブ池 IMG_1852老朽丸木橋2023・4・24トンボ王国ハナショウブ池
      使用不可となっているハナショウブ池の丸木橋

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by 杉村光俊  at 11:08 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

春のトンボ躍動

 カキツバタやスイレンが咲き始めたトンボ王国。山肌を彩るツツジは薄ピンクのフジツツジから真っ赤なオンツツジへ。

  IMG_0755カキツバタ2023・4・13トンボ王国 IMG_0444薄ピンク・スイレン2023・4・9トンボ王国 IMG_0414オンツツジ2023・4・9トンボ王国右手湿地保護区
   カキツバタ     温帯スイレン     オンツツジ

 タベサナエやシオヤトンボなど、春のトンボが次々と水辺に戻ってきています。

  IMG_0110タベサナエ♂2023・4・4トンボ王国ハンノキ池 IMG_9732シオヤトンボ産卵2023・4・1トンボ王国右手湿地保護区産 IMG_0544ハラビロトンボ未成熟♀2023・4・10トンボ王国あきついお中庭ビオトープ
   タベサナエ♂    シオヤトンボ産卵 ハラビロトンボ未成熟♀

  IMG_0763オオイトトンボ交尾2023・4・13トンボ王国 IMG_0788オオイトトンボ連結産卵2023・4・13トンボ王国水田保護区 IMG_0798ホソミイトトンボ越冬型連結産卵2023・4・13トンボ王国水田保護区
  オオイトトンボ交尾 同 連結産卵 ホソミイトトンボ越冬型連結産卵

  IMG_0577キムネクマバチ吸蜜&ノダフジ2023・4・10トンボ王国多目的広場 IMG_0714シュレーゲルアオガエル♂求愛2023・4・12トンボ王国あきついおメダカ・ビオトープ IMG_9914カルガモ・ペア2023・4・2トンボ王国
キムネクマバチ吸蜜&フジ シュレーゲルアオガエル カルガモ・ペア

 行きつけの渓流ではクロサナエやアサヒナカワトンボが羽化、ムカシトンボは繁殖期を迎えています。
 
  IMG_0817ムカシトンボほか生息地2023・4・13三原村 IMG_0453クロサナエ羽化中♂2023・4・9三原村 IMG_0470アサヒナカワトンボ♀羽化202・4・9」三原村
   三原村の渓流   クロサナエ♂羽化 アサヒナカワトンボ♀羽化

  IMG_0812ムカシトンボ♂なわばり飛翔2023・4・13三原村 IMG_0642ムカシトンボ♂探雌飛翔2023・4・10三原村 IMG_0697ムカシトンボ産卵2023・4・11三原村
     ムカシトンボ♂なわばり飛翔      同 ジャゴケ産卵
  
 8日、日高村でダビドサナエの羽化を撮ってきました。

  IMG_0297ダビドサナエ♂羽化連続(腹部抜出)2023・4・8日高村 IMG_0325ダビドサナエ♂羽化連続(翅伸張)2023・4・8日高村 IMG_0365ダビドサナエ♂羽化連続(排水)2023・4・8日高村
    ダビドサナエ羽化(腹部抜出・ハネ伸張・腹部伸長)

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by 杉村光俊  at 17:26 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

赤とんぼまつり

開催趣旨:アキアカネを筆頭に、近年激減著しい秋の赤トンボの仲間。大半の種が水田や灌漑用の溜池や水路などで育ち、日本人の「食」と深い関りがある。改めて、多くの人々に赤トンボと食の安全を考えてもらうきっかけとしたい。



【アカトンボ写真展】

内容:アキアカネなどアカトンボ属を中心として、ショウジョウトンボなど四国内に記録がある赤い体色のトンボ26種+ハイブリッド2種の生態写真64点を展示。
期間:2024年9月21日(土)2025年2月2日(日)
場所:とんぼ館ロビー

【赤とんぼクイズ】

内容:赤とんぼ写真展のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとナツアカネもしくはヒメアカネを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。

【四国の赤とんぼパズル・ゲーム】

内容:四国内で記録されているアカトンボ属17種50枚の2分割パズルを用い、10分間で5種以上完成させると、キトンボを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
チャレンジ料1回500円。

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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