2015/01/27
2015/01/19
スイレン抜き8個目
このところ比較的穏やかな天候に恵まれ、スイレン抜き作業も順調に進んできました。現在8個目のトンボ池をリフォーム中ですが、ここで一寸てこずっています。この池は本来、黄色い花のスイレン池なのですが、いつの間にか赤スイレンが紛れ込み、黄色のスイレンを追いやるほどに広がってしまいました。黄色のスイレンは間引きを必要とするほどの殖え方ではないため、数年前から赤スイレンの株だけを抜き取るようにしていました。ところが、赤スイレンはこんな手ぬるいやり方では駆除できないくらい広がってしまったため、黄色もろとも一旦全部抜き取ってから、黄色だけを植え直すことに。ところが、何年もクワを入れていなかったスイレンの根は幾重にも重なり合っているばかりか、古株は木の根のように硬くなっており、簡単には引き抜けないのです。お陰で腕の筋肉も硬くなってきました。完了まで、後2~3日かかりそうです。
多目的広場のサザンカ スイレン抜き・7個目の池 合間のハナショウブ刈り取り
8個目の池・初日(16日) 2日目(17日) 3日目(18日)
15日、トンボ池横の渋柿が干し柿になったのか、メジロの集団がやってきて、おいしそうにほおばっていました。また同じ日、モートンイトトンボ保護区に、ニホンヒキガエルが産卵の下見?に来ていました。さらに、多目的広場とツツジ山下に、新しいテーブルとベンチがやってきました。
渋柿をほおばるメジロ ニホンヒキガエル テーブルとベンチ
冬休みに「ヤゴの名前当てクイズ」でご協力頂いたムカシトンボのヤゴ5頭、全員元気で里帰りさせることができました。今度は、羽化や産卵などのモデルをお願いできればと思います。彼らを送り届けた帰路、電線で骨(羽)休めしていたノスリが写真モデルを務めてくれました。
ムカシトンボ終齢-1齢幼虫&終齢幼虫 電線上のノスリ
画像はすべて、クリックすると拡大します。
多目的広場のサザンカ スイレン抜き・7個目の池 合間のハナショウブ刈り取り
8個目の池・初日(16日) 2日目(17日) 3日目(18日)
15日、トンボ池横の渋柿が干し柿になったのか、メジロの集団がやってきて、おいしそうにほおばっていました。また同じ日、モートンイトトンボ保護区に、ニホンヒキガエルが産卵の下見?に来ていました。さらに、多目的広場とツツジ山下に、新しいテーブルとベンチがやってきました。
渋柿をほおばるメジロ ニホンヒキガエル テーブルとベンチ
冬休みに「ヤゴの名前当てクイズ」でご協力頂いたムカシトンボのヤゴ5頭、全員元気で里帰りさせることができました。今度は、羽化や産卵などのモデルをお願いできればと思います。彼らを送り届けた帰路、電線で骨(羽)休めしていたノスリが写真モデルを務めてくれました。
ムカシトンボ終齢-1齢幼虫&終齢幼虫 電線上のノスリ
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2015/01/12
スイレン抜き順調
早々にトンボがいなくなってしまったので、スイレン抜き作業も早々に本格化してしまいました。
これといって、撮影意欲を刺激してくれる生き物も見当たらず、イノシシの悪さも今のところは「そこそこ」で収まっているため、早くも7個目のトンボ池のスイレン抜きに取り掛かっています。もちろん、疲労の色は日増しに濃くなってきていますが…
スイレン抜き3個目の池 水路のリフォーム
スイレン抜き5個目の池 スイレン抜き7個目の池
農道の日溜り キチョウ タネツケバナ キツネノボタン
林縁の日溜り テングチョウ ニホンアカガエル イノシシ荒らし
近くの里山のホソミイトトンボは11日にも活動が見られ、四万十川の沈下橋周辺ではセイヨウアブラナやサツマイナモリの花が咲き始めています。
ホソミイトトンボ越冬型♀ 今成沈下橋 サツマイナモリ
画像はすべて、クリックすると拡大します。
これといって、撮影意欲を刺激してくれる生き物も見当たらず、イノシシの悪さも今のところは「そこそこ」で収まっているため、早くも7個目のトンボ池のスイレン抜きに取り掛かっています。もちろん、疲労の色は日増しに濃くなってきていますが…
スイレン抜き3個目の池 水路のリフォーム
スイレン抜き5個目の池 スイレン抜き7個目の池
農道の日溜り キチョウ タネツケバナ キツネノボタン
林縁の日溜り テングチョウ ニホンアカガエル イノシシ荒らし
近くの里山のホソミイトトンボは11日にも活動が見られ、四万十川の沈下橋周辺ではセイヨウアブラナやサツマイナモリの花が咲き始めています。
ホソミイトトンボ越冬型♀ 今成沈下橋 サツマイナモリ
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2015/01/05
年越しならず
やはり、去る12月29日のヒメアカネ1♂を最後に、2014年のトンボシーズンが閉幕してしまったようです。トンボ王国は元旦早々、今冬2度目の積雪となり、トンボ池は4日まで結氷がみられました。
元旦の積雪 4日朝の結氷
飛ぶものは鳥ばかり。咲き始めていたヤブツバキはすっかり黒ずみ、スイセンは雪の重みで腹ばい状態に。年末年始も休まず動いていたイノシシは、モートンイトトンボ保護区へ通じる農道の路肩を崩しまくっています。通行の際にはご注意下さい。
ダイサギ アオサギ
黒ずんだヤブツバキの花 倒れたスイセン 崩れた路肩
新年の整備作業は4日より本格化、1つ目の白スイレン池の抜根はもう1日で終わる予定ですが、本作業が予定されているトンボ池はまだ10個余りあります。求む、ボランティア!
作業前(4日) 作業中(4日) 作業中(5日)
トンボいない生活が早くも1週間目となる5日、思いがけずポカポカ陽気になったので、近くの中山間地で越冬イトトンボを見てきました。
四万十市 蕨岡 ホソミイトトンボ越冬型♂ 同 ♀
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元旦の積雪 4日朝の結氷
飛ぶものは鳥ばかり。咲き始めていたヤブツバキはすっかり黒ずみ、スイセンは雪の重みで腹ばい状態に。年末年始も休まず動いていたイノシシは、モートンイトトンボ保護区へ通じる農道の路肩を崩しまくっています。通行の際にはご注意下さい。
ダイサギ アオサギ
黒ずんだヤブツバキの花 倒れたスイセン 崩れた路肩
新年の整備作業は4日より本格化、1つ目の白スイレン池の抜根はもう1日で終わる予定ですが、本作業が予定されているトンボ池はまだ10個余りあります。求む、ボランティア!
作業前(4日) 作業中(4日) 作業中(5日)
トンボいない生活が早くも1週間目となる5日、思いがけずポカポカ陽気になったので、近くの中山間地で越冬イトトンボを見てきました。
四万十市 蕨岡 ホソミイトトンボ越冬型♂ 同 ♀
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トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/
催しのお知らせ
〇赤とんぼまつり
〇開催趣旨:アキアカネを筆頭に、近年激減著しい秋の赤トンボの仲間。大半の種が水田や灌漑用の溜池や水路などで育ち、日本人の「食」と深い関りがある。改めて、多くの人々に赤トンボと食の安全を考えてもらうきっかけとしたい。
〇【アカトンボ写真展】
内容:アキアカネなどアカトンボ属を中心として、ショウジョウトンボなど四国内に記録がある赤い体色のトンボ26種+ハイブリッド2種の生態写真64点を展示。
期間:2024年9月21日(土)2025年2月2日(日)
場所:とんぼ館ロビー
〇【赤とんぼクイズ】
内容:赤とんぼ写真展のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとナツアカネもしくはヒメアカネを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。
〇【四国の赤とんぼパズル・ゲーム】
内容:四国内で記録されているアカトンボ属17種50枚の2分割パズルを用い、10分間で5種以上完成させると、キトンボを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
チャレンジ料1回500円。
〇【個別観察会】
内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。
毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。
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- プロフィール
Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家
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