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春めいてきました

 約半世紀間、記憶にないほどの「トンボいない生活」が続いています。
お蔭で、来シーズンに向けた整備作業が順調に進み…と言いたいところですが、このところの慢性的人手不足に加え、繁殖力が弱い品種のため10年以上も本格的手入れをしてこなかった、結構広いスイレン池のリフォームに時間を取られ過ぎ、こちらも例年になく遅い進捗率になっています。そろそろ発芽時期を迎えるハナショウブを覆うススキの刈り取りも急がれます。そんな中、去る2月18日に四万十市役所、具同若手の会、ALTの皆さん20名以上が応援に駆けつけて下さり、大いに助かりました。改めて御礼申し上げます。

   IMG_6935スイレン抜き途中2023・2・5 IMG_6938スイレン抜き途中2023・2・5 IMG_7067スイレン抜き作業中2023・2・11
 最奥のスイレン池 10年以上振りで 整備した池 作業中のスイレン池 

  IMG_7074除草中2023・2・11 IMG_7157除草作業中2023・2・15 IMG_7198川ざらえ2023・2・17
     雑草に覆われたハナショウブ池   要・底ざらえの池田川

  IMG_7214スイレン抜き前2023・2・18 IMG_7247スイレン抜き(四万十市・具同若手の会・ALT)2023・2・18 IMG_7244除草作業中2023・1・18
  未整備のスイレン池 ボランティアの活躍で整備が進むトンボ王国

 生きもの情報ですが、ヤブツバキやアセビなど早春の花が咲き、駐車場前水路の岸で見頃を迎えたセイヨウアブラナにはニホンミツバチの姿がチラホラ。16日にはモンシロチョウの姿も。まだ、昆虫より野鳥の方が目立つトンボ王国ですが、春はすぐそこまで来ているよう。

  IMG_7152ヤブツバキ2023・2・15 IMG_7307アセビ2023・2・20 IMG_7352キヌヤナギ2023・2・22
   ヤブツバキ      アセビ       キヌヤナギ

  IMG_7320ニホンミツバチ吸蜜&セイヨウアブラナ2023・2・21 IMG_7319ニホンミツバチ吸蜜&セイヨウアブラナ2023・2・21 IMG_7182モンシロチョウ2023・2・16
  セイヨウアブラナの蜜を集めるニホンミツバチ モンシロチョウ

  IMG_7142ノスリ2023・2・14 IMG_7043リュウキュウサンショウクイ IMG_7111ユキワリイチゲ2023・2・12
   ノスリ    リュウキュウサンショウクイ ユキワリイチゲ

画像は全て、クリックすると拡大します。




   

   




  


by 杉村光俊  at 14:35 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

赤とんぼまつり

開催趣旨:アキアカネを筆頭に、近年激減著しい秋の赤トンボの仲間。大半の種が水田や灌漑用の溜池や水路などで育ち、日本人の「食」と深い関りがある。改めて、多くの人々に赤トンボと食の安全を考えてもらうきっかけとしたい。



【アカトンボ写真展】

内容:アキアカネなどアカトンボ属を中心として、ショウジョウトンボなど四国内に記録がある赤い体色のトンボ26種+ハイブリッド2種の生態写真64点を展示。
期間:2024年9月21日(土)2025年2月2日(日)
場所:とんぼ館ロビー

【赤とんぼクイズ】

内容:赤とんぼ写真展のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとナツアカネもしくはヒメアカネを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。

【四国の赤とんぼパズル・ゲーム】

内容:四国内で記録されているアカトンボ属17種50枚の2分割パズルを用い、10分間で5種以上完成させると、キトンボを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
チャレンジ料1回500円。

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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