2015/07/27
久々の群飛
人手不足で夏休みイベントの準備も遅れに遅れ、本ブログもついつい間が空き気味です。
その代わりと言っては何ですが、野村担当のフェイスブックには、極力タイムリー情報をアップするようにしています。
さて去る24日、ようやく四国地方の梅雨明け宣言が出されました。ところが、これに先立つ19日、トンボ王国では久々に群飛らしいヤンマの黄昏群飛が観察されました。その数ざっと70個体以上、大半がネアカヨシヤンマでした。ひょっとしたら、四国地方の本当の梅雨明けはこの辺りだったのかもしれません。それにしても、ここ数年、「絶滅」の2文字が脳裏をかすめるほど減少していたネアカヨシヤンマの増加は大変喜ばしいことです。雨続きだった昨夏のおかげで、幼虫が暮らす湿地の水位が維持されていたのでしょう。26日夕にも、10~20頭ほどの群飛が3ヶ所で観察されました。予報では数日後から晴れマークが続いています。林探訪にも期待が膨らんできます。
7月19日の群飛 ネアカヨシヤンマ♂ 7月26日の群飛
その一方で、秋の赤トンボの出現が芳しくありません。25日になってやっと、マイコアカネの健在が確認できました。林縁のマユタテもヒメも、まだ数える程度です。羽化はポツポツと続いていますが…
マイコアカネ未熟♂ 同 未熟♀ マユタテアカネ未熟♂
屋外のカノコユリは、イノシシ被害でほぼ壊滅状態ですが、中庭ビオトープとメダカ・ビオトープに株分けしていたものが、立派な花を咲かせてくれました。
カノコユリ ウバユリ ハマボウ&ナガサキアゲハ アベリア&オオスカシバ
去る20日、思い立ってネーチャフォト研究会有志3名と共に山口県のヒヌマイトトンボとアオビタイトンボの撮影に出かけました。曇りのち雨との予報は大きく外れ、晴れ間が広がったところまではラッキーでしたが、九州西方を北上中の熱帯性低気圧の影響とかの強風に見舞われてしまい、吹きさらしのヨシ原に生息しているヒヌマイトトンボは静止中の個体を撮影するのがやっと、交尾等の生殖行動はついに見付けることができませんでした。
生息環境 ヒヌマイトトンボ羽化直後♂ 同 成熟♂
ヒヌマイトトンボ半成熟♀捕食 同 成熟♀捕食 同 同色型♀
午後からは、近年同県で増加中というアオビタイトンボを求め、とある調整池に出向きました。南西諸島のどこかではないか、と錯覚しそうな位数多くの個体数を見ることができした。同所では思いがけずコバネアオイトトンボのオマケも。今回の遠征では二人のKさんとK坂さんにお世話頂きました。厚くお礼申し上げます。
アオビタイトンボ未熟♂ 同 半成熟♀
コバネアオイトトンボ未熟♂ 同 未熟♀ マイコアカネ未熟♂
続いて24日、マル♂の休憩地として有名になった岡山県某所に、香川県のTさんをお誘いして出かけました。さらに発見者のK藤さんと情報提供者のK山さんも現地合流し獲物を探しましたが、天気の割に気温が上がらず、小休止のオニヤンマなどが見られただけで、肝心のマル♂は見付からず終いでした。またのお越しを、ということでしょうか。
エゾトンボ未熟♀ コヤマトンボ♀ ミルンヤンマ半成熟♂
オニヤンマ♂ 同 ♀捕食 ネキトンボ未熟♂ 同 未熟♀
画像はすべて、クリックすると拡大します。
その代わりと言っては何ですが、野村担当のフェイスブックには、極力タイムリー情報をアップするようにしています。
さて去る24日、ようやく四国地方の梅雨明け宣言が出されました。ところが、これに先立つ19日、トンボ王国では久々に群飛らしいヤンマの黄昏群飛が観察されました。その数ざっと70個体以上、大半がネアカヨシヤンマでした。ひょっとしたら、四国地方の本当の梅雨明けはこの辺りだったのかもしれません。それにしても、ここ数年、「絶滅」の2文字が脳裏をかすめるほど減少していたネアカヨシヤンマの増加は大変喜ばしいことです。雨続きだった昨夏のおかげで、幼虫が暮らす湿地の水位が維持されていたのでしょう。26日夕にも、10~20頭ほどの群飛が3ヶ所で観察されました。予報では数日後から晴れマークが続いています。林探訪にも期待が膨らんできます。
7月19日の群飛 ネアカヨシヤンマ♂ 7月26日の群飛
その一方で、秋の赤トンボの出現が芳しくありません。25日になってやっと、マイコアカネの健在が確認できました。林縁のマユタテもヒメも、まだ数える程度です。羽化はポツポツと続いていますが…
マイコアカネ未熟♂ 同 未熟♀ マユタテアカネ未熟♂
屋外のカノコユリは、イノシシ被害でほぼ壊滅状態ですが、中庭ビオトープとメダカ・ビオトープに株分けしていたものが、立派な花を咲かせてくれました。
カノコユリ ウバユリ ハマボウ&ナガサキアゲハ アベリア&オオスカシバ
去る20日、思い立ってネーチャフォト研究会有志3名と共に山口県のヒヌマイトトンボとアオビタイトンボの撮影に出かけました。曇りのち雨との予報は大きく外れ、晴れ間が広がったところまではラッキーでしたが、九州西方を北上中の熱帯性低気圧の影響とかの強風に見舞われてしまい、吹きさらしのヨシ原に生息しているヒヌマイトトンボは静止中の個体を撮影するのがやっと、交尾等の生殖行動はついに見付けることができませんでした。
生息環境 ヒヌマイトトンボ羽化直後♂ 同 成熟♂
ヒヌマイトトンボ半成熟♀捕食 同 成熟♀捕食 同 同色型♀
午後からは、近年同県で増加中というアオビタイトンボを求め、とある調整池に出向きました。南西諸島のどこかではないか、と錯覚しそうな位数多くの個体数を見ることができした。同所では思いがけずコバネアオイトトンボのオマケも。今回の遠征では二人のKさんとK坂さんにお世話頂きました。厚くお礼申し上げます。
アオビタイトンボ未熟♂ 同 半成熟♀
コバネアオイトトンボ未熟♂ 同 未熟♀ マイコアカネ未熟♂
続いて24日、マル♂の休憩地として有名になった岡山県某所に、香川県のTさんをお誘いして出かけました。さらに発見者のK藤さんと情報提供者のK山さんも現地合流し獲物を探しましたが、天気の割に気温が上がらず、小休止のオニヤンマなどが見られただけで、肝心のマル♂は見付からず終いでした。またのお越しを、ということでしょうか。
エゾトンボ未熟♀ コヤマトンボ♀ ミルンヤンマ半成熟♂
オニヤンマ♂ 同 ♀捕食 ネキトンボ未熟♂ 同 未熟♀
画像はすべて、クリックすると拡大します。