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とんぼ館中庭ビオトープ好調

昨年、完全リニューアルした「とんぼ館」中庭。
各種の園芸スイレンが次々と開花する水辺に、モノサシトンボやベニイトトンボなどが集まっています。オオシオカラトンボやハラビロトンボの産卵も見られました。
  _MG_7141タン・クワン2010・6.gif  _MG_7139タン・クワン2010・6.gif  _MG_6939ペリーズ・ダブル・.gif
とんぼ館中庭・スイレン池   タン・クワン     ペリーズ・ダブル・イエロー
  _MG_7835マリアセラ・クロマ.gif  _MG_7430キイトトンボ♂羽化2.gif  _MG_7147キイトトンボ♀2010.gif
  マリアセラ・クロマティラ  キイトトンボ♂羽化    キイトトンボ♀
  _MG_7015ベニイトトンボ♂201.gif  _MG_7436モノサシトンボ連結.gif  _MG_7432モノサシトンボ連結.gif
   ベニイトトンボ♂          モノサシトンボ連結産卵
  
  _MG_7276モノサシトンボ交尾2.gif  _MG_7287オオシオカラトンボ.gif  _MG_7419ルリジガバチ2010・6.gif
   モノサシトンボ交尾  オオシオカラトンボ産卵   ルリジガバチ

一方で、「さかな館」メダカ・ビオトープが不調となっています。モノサシトンボだけは次々と羽化していますが、ベニイトトンボもマルタンヤンマもほとんど出てきません。周辺の樹木から落下してきた落ち葉が池の中に厚く積もっていることが原因かもしれません。そこで、メダカやヤゴに留意しつつ、落ち葉の除去を進めています。
  _MG_6581メダカビオトープ201.gif  _MG_6574モノサシトンボ♂羽.gif  _MG_7830モノサシ♀羽化2010.gif
    メダカ・ビオトープ   モノサシトンボ♂羽化      ♀羽化 

屋外のトンボ池では春からずっとミゾソバの花が咲き続けています。25日朝、谷奥で「いたずらイノシシ」の兄弟?が捕獲されていました。
_MG_6655ミゾソバ+コフキヒ.gif _MG_6390コフキトンボ♀2010.gif _MG_7032ヒメジョオン+ベニ.gif _MG_7820イノシシ2010・6・25.gif
ミゾソバ+コフキヒメ コフキトンボ ベニシジミ+ヒメジョオン  捕獲されたイノシシ

7月4日に「トンボまつり」が予定されている日高村渋川でも、ミナミヤンマが舞い始めました。やはり10日ほど遅れている感じで、ここでの「落ちミナミヤンマ漁」は早くて7月10日以降となりそうです。
_MG_7734渋川2010・6・25.gif _MG_7772ミナミ♂パト2010・6.gif _MG_7681ミナミ無条♀2010・6.gif _MG_7708ミナミ淡条♀2010・6.gif
渋川トンボ公園  ミナミヤンマ♂縄張り飛翔 無条翅型♀ ここでは珍しい淡条♀

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by 杉村光俊  at 13:15 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

スイレン見頃

毎年のことですが、この時期はミナミヤンマ中心の生活となっています。足摺半島では未熟個体の摂食飛翔がほぼ終息、♂のパトロールや産卵が始まっています。そろそろ、県中央部の無斑型♀のシーズンとなります。
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   ミナミヤンマ♂パトロール            産卵

今春の、時ならぬ寒波の影響がまだ尾を引いており、例年10日辺りで撮り止めとなるアオサナエの産卵狙いがまだ続いています。ただ、今年のアオサナエは落ち着きがなく、ちっともホバってくれません。川面を広範囲かつ敏捷に飛び回るので、どうしようもありません。
            コピー-〜-_MG_5697アオサナ.gif  _MG_5696アオサナエ産卵2010.gif 
                     アオサナエ産卵

ハナショウブが終わったトンボ王国では、スイレンが見頃となりました。毎朝3000輪以上の花を楽しめます。
ハンゲショウも開花、道端のアジサイやドクダミも満開です。
    _MG_6043白スイレン池.gif _MG_6048白スイレン.gif _MG_6798黄色スイレン池.gif
              白スイレン             黄スイレン
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        ハンゲショウ       アジサイ        ドクダミ

シオヤトンボやヨツボシトンボなど春のトンボもまだ細々と生き残っていますが、一方でオオシオカラトンボやチョウトンボなど夏のトンボと、アキアカネやマイコアカネなど、秋の赤トンボも次々と羽化しています。ただし、例年に比べるとまだ10日から2週間ほど遅れ気味です。
    _MG_6570シオヤトンボ老熟♂.gif _MG_6643ヨツボシ♀.gif _MG_6565ヤマサナエ.gif
     シオヤトンボ♂      ヨツボシトンボ♀    ヤマサナエ♀
_MG_5975オオシオカラ♀羽化.gif _MG_6789チョウ未熟♂.gif _MG_6786チョウ未熟♂(タテ.gif _MG_6793チョウ未熟♀.gif
オオシオカラトンボ♀羽化     チョウトンボ未熟♂      未熟♀
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    アキアカネ未熟♂    マイコアカネ未熟♂    未熟♀

昨年、メダカビオトープから脱走?したベニイトトンボの勢いが止まりません。学遊館あきついお裏のトンボ池ではキイトトンボより多いくらいで、産卵活動も始まりました。
    _MG_6588ベニイト♂.gif _MG_6596ベニイト連結産卵・.gif _MG_6629ベニイト連結産卵・.gif
     ベニイトトンボ♂             連結産卵

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by 杉村光俊  at 13:04 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

東奔西走の季節

「7日は晴れ」との天気予報を信じ、海を越え宮崎・大分県境付近まで行ってきました。
ところが上陸した途端に小雨がパラパラ。やがて本格的な降雨となり、天気予報もいきなりの「雨・曇り」。ここまで来て、何もしないということは許されません。カメラをタオルにくるみつつ、四国では見られないトンボを追いかけてきました。一番のお目当てだったムカシヤンマは、辛うじて?遺体発見という結末に。
_MG_4549ヤクシマトゲオトン.gif      _MG_4547ヤクシマトゲオトン.gif _MG_4501ヤクシマトゲオトン.gif _MG_4536ヤクシマトゲオトン.gif
ヤクシマトゲオトンボ生息地     ♂       ♀         ♀
 _MG_4589アサヒナカワトンボ.gif  _MG_4600ムカシヤンマ生息地2.gif _MG_4598ムカシヤンマ死体201.gif
アサヒナカワトンボ褐色翅♂ ムカシヤンマ生息地  ムカシヤンマ遺体
_MG_4641アオハダトンボ生息.gif _MG_4635アオハダトンボ♂201.gif _MG_4654アオハダトンボ♀201.gif _MG_4656アオハダトンボ♀201.gif
アオハダトンボ生息地      ♂            ♀          ♀

ハナショウブがほぼ咲き切ったトンボ王国では、夏の主役たちの羽化が続いています。昨年不調だったウチワヤンマは11日現在で3頭の♂が水辺で陣取っています。
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ハナショウブ  ネアカヨシヤンマ♀羽化 ヤブヤンマ♂羽化  ウチワヤンマ♂

周辺の谷間にはミナミヤンマが舞い、グンバイトンボも産卵に余念がありません。いつもの年より10日以上も遅れ、秋の赤トンボやホソミオツネントンボの羽化が始まっています。
        _MG_5311ミナミ♀ワイド.gif  _MG_5303ミナミ♀.gif
               ミナミヤンマ淡条型♀ 

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   グンバイトンボ交尾           連結潜水産卵
    _MG_4740ノシメ♀羽化ワイド.gif _MG_4759ノシメ♀羽化.gif   _MG_5371ホソミオツ♀羽化.gif
          ノシメトンボ♀羽化      ホソミオツネントンボ♀羽化

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by 杉村光俊  at 19:13 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑

ハナショウブ満開

ハナショウブまつりが終わって、早や1週間。とはいえ、花は今が満開で見頃となっています。ここぞとばかり、ハナショウブ絡みのトンボ写真を狙っています。
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              ハナショウブいろいろ
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 ハラビロトンボ     ショウジョウトンボ   コフキトンボ  チョウトンボ

昨年より10日ほど遅れて、夏のトンボが羽化を始めました。
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    ネアカヨシヤンマ羽化殻  マルタンヤンマ   エゾトンボ チョウトンボ

数少なくなっている、キイロサナエの産卵もどうにか押さえることができました。
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          キイロサナエ間歇打水産卵
 
とんぼ館・中庭ビオトープの園芸スイレンも次々と開花するようになっています。
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  中庭ビオトープ  ペリーズ・ファイヤー・オパール ペリーズ・ベイビー・レッド

足摺岬のトンボ池では、クロスジギンヤンマが絶好調です。
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   ♂パトロール         産卵         連結

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by 杉村光俊  at 17:18 |  トンボ王国最新情報 |  comment (1)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

赤とんぼまつり

開催趣旨:アキアカネを筆頭に、近年激減著しい秋の赤トンボの仲間。大半の種が水田や灌漑用の溜池や水路などで育ち、日本人の「食」と深い関りがある。改めて、多くの人々に赤トンボと食の安全を考えてもらうきっかけとしたい。



【アカトンボ写真展】

内容:アキアカネなどアカトンボ属を中心として、ショウジョウトンボなど四国内に記録がある赤い体色のトンボ26種+ハイブリッド2種の生態写真64点を展示。
期間:2024年9月21日(土)2025年2月2日(日)
場所:とんぼ館ロビー

【赤とんぼクイズ】

内容:赤とんぼ写真展のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとナツアカネもしくはヒメアカネを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。

【四国の赤とんぼパズル・ゲーム】

内容:四国内で記録されているアカトンボ属17種50枚の2分割パズルを用い、10分間で5種以上完成させると、キトンボを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
チャレンジ料1回500円。

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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