2018/06/29
黄昏飛翔始まる
ヤブカンゾウが咲き始めたトンボ王国。
ヤブカンゾウ スイレン池 ネムノキ ハス
21日になって、ようやく羽化後のアキアカネに出合えました。モートンイトトンボは今年の見納めが近付いているようです。多産していた頃には8月上旬まで普通に見られたものでしたが…
アキアカネ未熟♂ チョウトンボ♂ モートンイトトンボ♀
蒸し暑くなってきて、夕暮れ空でヤンマが高空ショーを見せてくれるようになってきました。昆虫レストランも少しずつ賑わってきています。
ヤブヤンマ♂ マルタンヤンマ♀ カナブンほか
この季節の主役は、何といってもミナミヤンマ。ただ、昨シーズンは4回中3回巡り合えた足摺岬での産卵現場でしたが、今シーズンは6回中で一度も遭遇できていません。最大の原因は、もちろん個体数の減少。自然放置に加え、温暖化による降雨形態の変化が、足摺半島の渓流域における生態系を荒廃させているようです。土佐市の多産地では、今月13日にマーキングした未熟♂が6月25日にはすっかり成熟していたほか、まだ若い♀の姿も見受けられました。
ミナミヤンマ♂探雌飛翔 同 マーキング♂ 同未熟♀
ミナミヤンマは近年さっぱりの日高村ですが、去る4月21日にオオイトトンボ専用池としてリフォームした小鹿児日下川調整池東側のビオトープは順調で、6月13日には複数の♂に交じって生殖活動するカップルの姿も確認できました。同所での本種観察がぐんと容易くなったことは間違いなさそうです。
オオイトトンボ・ビオトープ&オオイトトンボ交尾
四万十川トンボ池では、今年羽化したアオイトトンボたちの一部が薄暗いやぶの中で静かに秋の訪れを待っています。ただ多分、それまでに梅雨末期もしくは台風の襲来による豪雨で一帯は水没してしまうはずなので、それまでに近くの山林に移動しておいたた方が身のためだとは思うのですが…
アオイトトンボ半成熟♂ 同 半成熟♀ アジアイトトンボ交尾
画像はすべて、クリックすると拡大します。
ヤブカンゾウ スイレン池 ネムノキ ハス
21日になって、ようやく羽化後のアキアカネに出合えました。モートンイトトンボは今年の見納めが近付いているようです。多産していた頃には8月上旬まで普通に見られたものでしたが…
アキアカネ未熟♂ チョウトンボ♂ モートンイトトンボ♀
蒸し暑くなってきて、夕暮れ空でヤンマが高空ショーを見せてくれるようになってきました。昆虫レストランも少しずつ賑わってきています。
ヤブヤンマ♂ マルタンヤンマ♀ カナブンほか
この季節の主役は、何といってもミナミヤンマ。ただ、昨シーズンは4回中3回巡り合えた足摺岬での産卵現場でしたが、今シーズンは6回中で一度も遭遇できていません。最大の原因は、もちろん個体数の減少。自然放置に加え、温暖化による降雨形態の変化が、足摺半島の渓流域における生態系を荒廃させているようです。土佐市の多産地では、今月13日にマーキングした未熟♂が6月25日にはすっかり成熟していたほか、まだ若い♀の姿も見受けられました。
ミナミヤンマ♂探雌飛翔 同 マーキング♂ 同未熟♀
ミナミヤンマは近年さっぱりの日高村ですが、去る4月21日にオオイトトンボ専用池としてリフォームした小鹿児日下川調整池東側のビオトープは順調で、6月13日には複数の♂に交じって生殖活動するカップルの姿も確認できました。同所での本種観察がぐんと容易くなったことは間違いなさそうです。
オオイトトンボ・ビオトープ&オオイトトンボ交尾
四万十川トンボ池では、今年羽化したアオイトトンボたちの一部が薄暗いやぶの中で静かに秋の訪れを待っています。ただ多分、それまでに梅雨末期もしくは台風の襲来による豪雨で一帯は水没してしまうはずなので、それまでに近くの山林に移動しておいたた方が身のためだとは思うのですが…
アオイトトンボ半成熟♂ 同 半成熟♀ アジアイトトンボ交尾
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