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夏のトンボ躍動

 夏至が近付き、ハンゲショウが色付いたトンボ王国。

  239A3562ハンゲショウ2020・6・15トンボ王国 239A3687アガパンサス2020・6・16トンボ王国 239A2568ヘイケボタル2020・6・10トンボ王国
   ハンゲショウ    アガパンサス    ヘイケボタル

 春のトンボはほぼ姿を消し、初夏のトンボたちがラスト・スパート、早くも真夏から秋にかけて活動するトンボたちの羽化が始まっています。

  239A2723キイロサナエ間歇打水産卵2020・6・10トンボ王国 239A2731キイロサナエ間歇打水産卵2020・6・10トンボ王国 239A3018ウチワヤンマ産卵2020・6・12トンボ王国
      キイロサナエ間歇打水産卵     ウチワヤンマ産卵

  239A1619オオヤマトンボ♂探雌パトロール飛翔2020・6・6トンボ王国 239A1588コフキヒメイトトンボ♂なわばり争い2020・6・6トンボ王国 239A3108コフキヒメイトトンボ交尾2020・6・12トンボ王国
オオヤマトンボ♂探雌飛翔  コフキヒメイトトンボ♂争い&交尾

  239A2270キイトトンボ未成熟♀&ハンゲショウ2020・6・8トンボ王国 239A2332キイトトンボ連結産卵2020・6・9トンボ王国 239A2108オオイトトンボ単独産卵2020・6・8トンボ王国
 キイトトンボ未成熟♀  同 連結産卵  オオイトトンボ単独産卵

  239A2101アジアイトトンボ産卵2020・6・8トンボ王国 239A3224コフキトンボ♂捕食2020・6・13トンボ王国 239A2066クロイトトンボ単独産卵(♂捕殺)2020・6・7トンボ王国
 アジアイトトンボ産卵 コフキトンボ♂捕食 クロイトトンボ単独産卵

  239A3202ホソミイトトンボ夏期型未成熟♂2020・6・13トンボ王国中央 239A3678アキアカネ♂羽化2020・6・16トンボ王国中央 239A2964マルタンヤンマ羽化殻2020・6・12トンボ王国右手湿地保護区
ホソミイト夏期型未成熟♂ アキアカネ♂羽化 マルタンヤンマ羽化殻  

 今はトンボ愛好家垂涎の的と言われるミナミヤンマ・シーズン。濃条翅型から、無条翅型まで、高知県中で優雅な舞が見られます。

  239A1829ミナミヤンマ濃条翅型未成熟♀摂食飛翔2020・6・7土佐清水市足摺半島 239A3878ミナミヤンマ無条翅型未成熟♀摂食飛翔2020・6・17土佐市 239A3881ミナミヤンマ無条翅型半休止成熟♀摂食飛翔2020・6・17土佐市
 ミナミヤンマ濃条翅♀    同 無条翅♀摂食飛翔&休止

 ただ、四国西南部では、温暖化に象徴される気候変動や過疎化に伴う里山の荒廃などから多くの生息地で激減、足摺半島ではアナグマを見つける方が楽なくらいです。ミナミヤンマが見つからない日には、仕方なく?シコクトゲオやヒメサナエに遊んでもらっています。

   239A1811アナグマ2020・6・7土佐清水市足摺半島大戸~松尾間足摺スカイライン 239A1477シコクトゲオトンボ移精2020・6・5四万十市大名鹿 239A3039ヒメサナエ♂2020・6・12黒潮町
    アナグマ    シコクトゲオトンボ移精  ヒメサナエ♂

画像はすべて、クリックすると拡大します。



  

by 杉村光俊  at 13:48 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

赤とんぼまつり

開催趣旨:アキアカネを筆頭に、近年激減著しい秋の赤トンボの仲間。大半の種が水田や灌漑用の溜池や水路などで育ち、日本人の「食」と深い関りがある。改めて、多くの人々に赤トンボと食の安全を考えてもらうきっかけとしたい。



【アカトンボ写真展】

内容:アキアカネなどアカトンボ属を中心として、ショウジョウトンボなど四国内に記録がある赤い体色のトンボ26種+ハイブリッド2種の生態写真64点を展示。
期間:2024年9月21日(土)2025年2月2日(日)
場所:とんぼ館ロビー

【赤とんぼクイズ】

内容:赤とんぼ写真展のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとナツアカネもしくはヒメアカネを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。

【四国の赤とんぼパズル・ゲーム】

内容:四国内で記録されているアカトンボ属17種50枚の2分割パズルを用い、10分間で5種以上完成させると、キトンボを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
チャレンジ料1回500円。

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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