2020/01/24
記録更新
トンボ王国のマユタテアカネが驚異的な粘りを見せています。もちろん、ご長寿記録で。例年の覇者となっていたキトンボが元旦、ヒメアカネが10日を最後に見られなくなった2019年のトンボ・シーズンにあって、マユタテアカネのオス1頭だけが13日も元気に水辺を飛び回っていました。その後、やや寒い天気の崩れがあり、青空が広がった18日には水辺に姿を見せず、翌19日に最終確認をと、いつもの水辺を回ったところ、何と、このマユタテ・オスはまだ健在でした。そして20日も元気な姿が見られ、1991年のヒメアカネが持っていたトンボ王国ご長寿記録2位に並びました。さらに、21日も元気で2位の記録をあっさり更新、さらにさらに、曇りもしくは雨天という予報が外れた23日も健在で、現在、全国2位とされている大阪と福井のキトンボが持つ1月22日の記録も抜いて、全国単独2位の記録保持者となってしまいました。残る記録は2008年にトンボ王国のキトンボが樹立した史上第1位の1月27日だけですが、どうなるでしょうか。
ただ、今回の記録更新劇には過去に例がないほどの暖冬、すなわち温暖化の進行が関与していることは明白で、この快挙を手放しで喜ぶこともできません。
マユタテアカネ♂ 左から19日、21日、23日撮影
越冬チョウも、冬らしくない温かさの中、春の花を求めて飛び回っています。日向の最高気温が26℃に達した23日には、早くもモンシロチョウが姿を見せました。ニホンアカガエルも孵化しています。
ツマグロキチョウ吸蜜 オオジシバリ ニホンアカガエル幼体
整備作業は5個目のトンボ池でスイレン抜きを行っている最中ですが、高知県補助金も得て、四万十市でご購入頂いたイノシシ柵が届いたので、その設置を優先しています。イノシシたちの困惑顔が目に浮かぶようです。
スイレン抜き途中 イノシシ柵設置中
画像はクリックすると拡大します。
ただ、今回の記録更新劇には過去に例がないほどの暖冬、すなわち温暖化の進行が関与していることは明白で、この快挙を手放しで喜ぶこともできません。
マユタテアカネ♂ 左から19日、21日、23日撮影
越冬チョウも、冬らしくない温かさの中、春の花を求めて飛び回っています。日向の最高気温が26℃に達した23日には、早くもモンシロチョウが姿を見せました。ニホンアカガエルも孵化しています。
ツマグロキチョウ吸蜜 オオジシバリ ニホンアカガエル幼体
整備作業は5個目のトンボ池でスイレン抜きを行っている最中ですが、高知県補助金も得て、四万十市でご購入頂いたイノシシ柵が届いたので、その設置を優先しています。イノシシたちの困惑顔が目に浮かぶようです。
スイレン抜き途中 イノシシ柵設置中
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