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東奔西走の季節

「7日は晴れ」との天気予報を信じ、海を越え宮崎・大分県境付近まで行ってきました。
ところが上陸した途端に小雨がパラパラ。やがて本格的な降雨となり、天気予報もいきなりの「雨・曇り」。ここまで来て、何もしないということは許されません。カメラをタオルにくるみつつ、四国では見られないトンボを追いかけてきました。一番のお目当てだったムカシヤンマは、辛うじて?遺体発見という結末に。
_MG_4549ヤクシマトゲオトン.gif      _MG_4547ヤクシマトゲオトン.gif _MG_4501ヤクシマトゲオトン.gif _MG_4536ヤクシマトゲオトン.gif
ヤクシマトゲオトンボ生息地     ♂       ♀         ♀
 _MG_4589アサヒナカワトンボ.gif  _MG_4600ムカシヤンマ生息地2.gif _MG_4598ムカシヤンマ死体201.gif
アサヒナカワトンボ褐色翅♂ ムカシヤンマ生息地  ムカシヤンマ遺体
_MG_4641アオハダトンボ生息.gif _MG_4635アオハダトンボ♂201.gif _MG_4654アオハダトンボ♀201.gif _MG_4656アオハダトンボ♀201.gif
アオハダトンボ生息地      ♂            ♀          ♀

ハナショウブがほぼ咲き切ったトンボ王国では、夏の主役たちの羽化が続いています。昨年不調だったウチワヤンマは11日現在で3頭の♂が水辺で陣取っています。
_MG_5070ハナショウブ.gif _MG_4770ネアカ♀羽化タテ.gif _MG_5117ヤブ♂羽化大.gif _MG_5450ウチワヤンマ.gif
ハナショウブ  ネアカヨシヤンマ♀羽化 ヤブヤンマ♂羽化  ウチワヤンマ♂

周辺の谷間にはミナミヤンマが舞い、グンバイトンボも産卵に余念がありません。いつもの年より10日以上も遅れ、秋の赤トンボやホソミオツネントンボの羽化が始まっています。
        _MG_5311ミナミ♀ワイド.gif  _MG_5303ミナミ♀.gif
               ミナミヤンマ淡条型♀ 

  _MG_5444グンバイ交尾.gif _MG_5415グンバイ潜水.gif _MG_5421グンバイ潜水産卵.gif
   グンバイトンボ交尾           連結潜水産卵
    _MG_4740ノシメ♀羽化ワイド.gif _MG_4759ノシメ♀羽化.gif   _MG_5371ホソミオツ♀羽化.gif
          ノシメトンボ♀羽化      ホソミオツネントンボ♀羽化

画像はすべて、クリックすると拡大します。

by 杉村光俊  at 19:13 |  トンボ王国最新情報 |  comment (0)  |   |  page top ↑
イベント情報・お知らせ
トンボ王国のホームページはこちらからどうぞ
www.gakuyukan.com/

催しのお知らせ

赤とんぼまつり

開催趣旨:アキアカネを筆頭に、近年激減著しい秋の赤トンボの仲間。大半の種が水田や灌漑用の溜池や水路などで育ち、日本人の「食」と深い関りがある。改めて、多くの人々に赤トンボと食の安全を考えてもらうきっかけとしたい。



【アカトンボ写真展】

内容:アキアカネなどアカトンボ属を中心として、ショウジョウトンボなど四国内に記録がある赤い体色のトンボ26種+ハイブリッド2種の生態写真64点を展示。
期間:2024年9月21日(土)2025年2月2日(日)
場所:とんぼ館ロビー

【赤とんぼクイズ】

内容:赤とんぼ写真展のキャプションの中に答えがある、A-4版用紙の3択10問クイズ。希望により有料入館者1名1回挑戦でき、8問以上正解するとナツアカネもしくはヒメアカネを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
クイズ用紙は受付で配布。年間パスポートでの入館者は、期間中8問正解できるまで何度でもチャレンジ可。

【四国の赤とんぼパズル・ゲーム】

内容:四国内で記録されているアカトンボ属17種50枚の2分割パズルを用い、10分間で5種以上完成させると、キトンボを模したミニ・ビーズトンボ・ストラップを進呈。
チャレンジ料1回500円。

【個別観察会】

内容:トンボと自然を考える会員限定。日程・時間調整の上でスタッフが適宜実施している調査・整備作業に同行でき、希望によりトンボ撮影の便宜も図ります。
ご入会は四万十川学遊館受付のほか、ホームページからもお申し込みいただけます。

毎日イベント・ビーズトンボ携帯ストラップ作り&四万十川の蛇紋岩みがき
内容:ビーズで作るトンボ・アクセサリーの携帯ストラップ版(簡素化したデザインで、所要時間約30分)と、磨くほどに輝きを増す四万十川の蛇紋岩みがき(所要時間約30分)。

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プロフィール

杉村光俊

Author:杉村光俊
1955年高知県中村市(現四万十市)に生まれる。
1985年(社)トンボと自然を考える会常務理事
日本蜻蛉学会会員
トンボ生態写真家

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