2009-07-19(Sun)
撮影の為に
撮影の為に、情報収集は欠かせません。
撮影地の状況を確認・判断し、現場に何度も足を運び確認して、天候を待ち、最終的に撮影に入れるのです。
長期間にわたって「何が撮れるか、どんな風に撮れそうか」を実際に見て、ある程度予想するのです。
本番の撮影が出来るのは、ロケハンの賜なのです。
この先は重い話題なので、知りたくない人はスルーして下さい。
撮影地の状況を確認・判断し、現場に何度も足を運び確認して、天候を待ち、最終的に撮影に入れるのです。
長期間にわたって「何が撮れるか、どんな風に撮れそうか」を実際に見て、ある程度予想するのです。
本番の撮影が出来るのは、ロケハンの賜なのです。
この先は重い話題なので、知りたくない人はスルーして下さい。
こんな事を書きたくはなかったのですが、最近嫌な思いを立て続けにしたので書く事にしました。
撮影の事前にかなり走り回らないと、旬の情報は収集出来ないのです。町内だけでも道路の総延長は700キロ以上、東京から青森までの距離に匹敵するほどの長さなのです。全ての道を一度だけ走ったとしても、平均時速35キロで走って20時間以上かかります。日をまたいだら3日間は走り続けないと、見回る事が出来ない距離です。
そして燃料代も馬鹿になりません。リッター10キロの車なら700キロ走って、70リットルのガソリンが必要です。リッターあたり120円だと、ガソリンだけで8400円にもなります。
ある1つの事の為だけに走る事はまれですが、いずれにしても情報を得るには大変な時間と費用がかかるのです。
そうして苦労してようやく得た情報なのですが、先日あるテレビ局の人からのメールで「場所はどの辺でしょうか？」と、たったそれだけのメールである場所を聞いてくる事がありました。以前から撮影したかったらしい被写体を見つけたので、とりあえず見つけた事だけをお知らせした後の返信でした。
このテレビ局とは期間契約していてロケ地ガイドを頼まれています。撮影出来そうな現場に案内するのが仕事で、こういう場合は自分が先導してお教えする事になっているのです。
でも今回のメールは、場所だけ聞いてテレビ局の人だけで撮影してしまおうという意図が見え見えで、次のメールでは「現地の地図・写真がありますでしょうか？」と聞いてくる始末。
こっちがどれだけ時間を費やし苦労して得た情報なのか全くわかっていなくて、「情報が命」とまで言っていた人からのメールだとはとても信じられないものでした。
今回の件で、自分も深く考えさせられてしまいました。
よほど仲のいい人に対してでも、情報は流さない方がいいような気さえしてしまいます。
モモンガの撮影の時も、たった一人にしゃべったばかりに（自分ではありません）自由に撮影出来ない環境になっただけでなく、モモンガにもストレスを与える結果になってしまった事もありました。
こうしてブログに書く事も、写真をアップする事も、軽くあっさり当たり障りのないところだけを載せた方がいいみたいです。
ある観光客からのメールで、旭川空港からの移動手段の調査・宿泊施設の手配・パンフレット送付等を依頼されました。自分は観光案内をしているのではないのです。宿だって好みもあるし、自分で手配ぐらいして欲しいし、パンフも観光案内所に頼むのがすじだと思います。こうした失礼なメールに、何で自分が返信しなければならないんだ、と思う今日この頃。。。
日本人の質が、間違いなく落ちてきてますね。世の中良くなる訳がありません。
不愉快に思われた方には申し訳ありませんでした。でもこれは本心で書いていますので、共感出来る人だけ、今後も当ブログにお越しいただけたらと思います。仕事をするつもりでしたが、連日の寝不足から頭がふらふらで、もう休みます。
明日から気の合うお客さんとの同行撮影本番、いい写真撮っていただけるよう今日もロケハンです。
撮影の事前にかなり走り回らないと、旬の情報は収集出来ないのです。町内だけでも道路の総延長は700キロ以上、東京から青森までの距離に匹敵するほどの長さなのです。全ての道を一度だけ走ったとしても、平均時速35キロで走って20時間以上かかります。日をまたいだら3日間は走り続けないと、見回る事が出来ない距離です。
そして燃料代も馬鹿になりません。リッター10キロの車なら700キロ走って、70リットルのガソリンが必要です。リッターあたり120円だと、ガソリンだけで8400円にもなります。
ある1つの事の為だけに走る事はまれですが、いずれにしても情報を得るには大変な時間と費用がかかるのです。
そうして苦労してようやく得た情報なのですが、先日あるテレビ局の人からのメールで「場所はどの辺でしょうか？」と、たったそれだけのメールである場所を聞いてくる事がありました。以前から撮影したかったらしい被写体を見つけたので、とりあえず見つけた事だけをお知らせした後の返信でした。
このテレビ局とは期間契約していてロケ地ガイドを頼まれています。撮影出来そうな現場に案内するのが仕事で、こういう場合は自分が先導してお教えする事になっているのです。
でも今回のメールは、場所だけ聞いてテレビ局の人だけで撮影してしまおうという意図が見え見えで、次のメールでは「現地の地図・写真がありますでしょうか？」と聞いてくる始末。
こっちがどれだけ時間を費やし苦労して得た情報なのか全くわかっていなくて、「情報が命」とまで言っていた人からのメールだとはとても信じられないものでした。
今回の件で、自分も深く考えさせられてしまいました。
よほど仲のいい人に対してでも、情報は流さない方がいいような気さえしてしまいます。
モモンガの撮影の時も、たった一人にしゃべったばかりに（自分ではありません）自由に撮影出来ない環境になっただけでなく、モモンガにもストレスを与える結果になってしまった事もありました。
こうしてブログに書く事も、写真をアップする事も、軽くあっさり当たり障りのないところだけを載せた方がいいみたいです。
ある観光客からのメールで、旭川空港からの移動手段の調査・宿泊施設の手配・パンフレット送付等を依頼されました。自分は観光案内をしているのではないのです。宿だって好みもあるし、自分で手配ぐらいして欲しいし、パンフも観光案内所に頼むのがすじだと思います。こうした失礼なメールに、何で自分が返信しなければならないんだ、と思う今日この頃。。。
日本人の質が、間違いなく落ちてきてますね。世の中良くなる訳がありません。
不愉快に思われた方には申し訳ありませんでした。でもこれは本心で書いていますので、共感出来る人だけ、今後も当ブログにお越しいただけたらと思います。仕事をするつもりでしたが、連日の寝不足から頭がふらふらで、もう休みます。
明日から気の合うお客さんとの同行撮影本番、いい写真撮っていただけるよう今日もロケハンです。
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