感想魔少年デシル
先週からサブタイトル公表の時点で
「魔少年ビューティ」「魔少年ビューティ」と言われていたわけですが
今回登場した、魔少年デシル。
さっそくフリットのAGEデバイスを取り出してはガンダムを持ち出し
敵UEを倒してしまいます。
戦争が開始してから10年以上たっていますが、少年達によって
UEが撃破されている現状が起こりつつあります。
現状ではフリットより強いのでしょうね。
あの体勢から敵を見極めて迎撃して撃破するのは凄かったです。
(今回、最大のカタルシスでしたね)
彼の方が明らかにガンダムを扱えていました。
というより、デシルには相手の行動を先読みできる能力があるようで
フリットがデシルに触れた時にこの能力に感応した描写があります。
往年のガンダムファンだと「ニュータイプか」なんてと思ってしまいますが
特にニュータイプでなさそうです。ではどういう特殊能力なのか。
もしフリットもこの能力があり、この能力に自覚できたら
デシルとも互角になるのでしょうね。
さてそんな魔少年デシルは黒い頭巾達の男どもに囲まれて
EDENの民に選ばれていたなんとかで
どうやら特殊な存在である事は間違いないようです。
エミリーVSグルーデック
今回は戦争にますます巻き込まれていくフリットを見て
エミリーが直接グルーデック艦長に直談判します。
しかしガンダムの戦力が必要であり、フリットは欠かせないと
グル―デックはもちろん譲りません。
フリットは敵と戦う事に躊躇いが無く、実は現状では葛藤を持っていないようで
ドラマを牽引しているのは実はフリットに戦ってほしくないという
葛藤を持っているエミリーである事がこのシーンでわかりますね。
でも今後もフリットが戦うのは、わかりきっていますから
彼女はどうやってその現状と折り合いのつけるのか。気になるところです。
まとめ
今回の脚本が中瀬理香さん。
エミリーのキャラクターを描く為に女性の脚本家が投入されたのでしょうか。
前回の木村さんといい、色んな脚本家を呼んでいるようです。
日野さんは厳密にはアニメの脚本家ではありませんし
レベルファイブの社長業もあるでしょうし…。
すると、色んな人を連れてきているのは、兵頭さん人脈かなぁなんて思ってしまいます。
今回は魔少年という伏線を作品内へポーンと放り込んだ感じではありますね。
果たしてUEに繋がる存在なのか?別の勢力としての伏線なのか。
前回はフリットに絡む白い狼さんがいたので主人公のドラマがありましたが
今回はフリットはただデシルと会って、ガンダムに乗られただけだったので
主人公のドラマは生まれなかったという感じといえばいいでしょうか。
もっとフリットには人間関係の葛藤からの好転する姿や
ガンダムを乗りこなしてガツーンと主人公強い!みたいな展開も期待したい所です。
それができるAGEシステムなのでしょうから。
- 関連記事
-