感想山田はやっぱり退場しちゃったのですね。
あらすじ
前回、コールドスリープをしていた「白い狼」ことウルフ・エニアクルが本格登場します。
MS凄腕という事、白にこだわりがあるという事で
フリットに代わってガンダムのパイロットになりたいと言い、フリットと対立します。
白い狼さんはそこで格付け勝負の模擬戦をやろうとフリットに提案。
最初は嫌がりますが、エミリーによって受けて立つことになりました。
模擬戦は最初、白い狼さんが優勢でしたが、バルガスのアドバイスもあり
白い狼さんとも対等に戦います。しかしその二人に割って入ったのはUEのMS。
二人は戦いますが、その後に登場したのは、敵の巨大母艦と思しき存在。
どうやらレーダーにも探知されず、消える事もできる存在のようです。
この圧倒的劣勢に立たされたフリットと白い狼。
白い狼さんは「ここは食い止める」と告げ、フリットをディーバの元に向かわせました。
フリットはディーバとコンタクトを取り
「ドッズライフル」で
白い狼さんの元に駆け付け、援護に向かいます。
しかしそれでも劣勢。そこで白い狼さんは巨大な隕石を爆破をさせ、
その爆風と共に敵の目をくらまし、無事帰還する事に成功しました。
そしてフリット達が持ち帰った情報を見て、敵の正体がわかったという艦長でした。
感想
結局は味方内のライバルキャラという存在だった白い狼さん。
最初はプライドが高い、いけすかない奴だと思いましたが、
どうやら戦いを通して、フリットの実力を認めたようです。
今後はフリットをサポートする良いお兄さんキャラになりそうですね。
そんな白い狼さんの機体はジェノアスカスタム。白くてカッコイイです。
今回のこの機体の最大の見どころは、UEによって右脚が爆破されるシーンでしたね。
もしかして、やられてしまうのではないかと思いましたが、無事で何より。
「MSが破壊・もしくは爆破されるその裏にはドラマがある」と
私の先輩が教えてくれましたが、爆破・破壊描写はいつみても良いものです。
あとカッコイイといえばハロ。あんな機能があったとは…。
思うのは敵のUEはあんまし連邦軍、ディーバを痛めつけようとはしない点です。
フリット達は幸運にも、今回も見逃してもらえたという感じです。
敵戦力差を考えれば、物語的にそういう事にしておかないとまずいでしょうけどね。
それにしても相変わらず
ドッズライフルは強い。
今回もUEと接触するやさっそく一機撃墜させていましたね。
相変わらずドッズライフルを持った時はポーズを取るのもカッコイイ!
そして今回は白い狼さんが危機になった事もあって
今までよりももっと緊張感あふれる展開になりましたね。
全体的にコロコロコミックやボンボンの漫画にあるような
ライバルキャラ登場→対決→和解という王道パターンでした。
見ていてとても安心する内容ですね。
何より1話より2話。2話より3話。3話より4話と尻上がりに面白くなっていると思います。
でも白い狼さんがMS隊の隊長になった時にフリットが
「失敗人事」だとぼやきましたが、
この台詞はネットでは評判が悪い
シリーズ構成の日野さんへの皮肉にも聞こえてしまいますね。
まるで日野さんが「失敗人事」だったのではという感じで。
(私は今のところ、日野さんを批判する気はありません)
作画は相変わらずの安定感。原画に阿部宗孝さんもいましたね。
キャラクターデザインがシンプルなので、似せやすいし描きやすいのかもしれません。
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