「日々乃は俺のものだ」といったことで
匡平は日々乃さんとの距離をグッと近づけました。
アキとのわだかまりも多少解けたようで、
ある程度人間関係をまとめた話でした。
という事で最終回でした。
物語的には気になるところが多いですが、
今までの展開や演出が見事なので大満足です。
感想匡平と日々乃がくっつきました
「日々乃は俺のものだ!」
匡平の悪夢にうなされて、発してしまった告白。
夢の中での告白が、現実のものになった瞬間です。
夢から現実へ舞い戻る言葉と同時に、夢が現実で叶うという2重の意味がありましたね。
こう聞かされた日々乃さんはもう匡平を意識せずにはいられません。
ずっと病院の屋上では、顔を赤らまさせています。
そんな二人はキスをして、もう1回しようとしますが
そこはおばあちゃんに遮られます。そして二人で病院内へ戻ろうとした中で
自然と手を繋いだ二人。日々乃さんから繋いでいましたね。
これがカップルになったのか、カップル未満なのか、まだわかりませんが
グッと距離を近づけたのは間違いありません。
まぁこの後、詩緒に見られまいと、手は離しちゃいますけどね。
匡平、アキとも決着 笑いの力
このアニメでは匡平とアキの関係を描きたかったのでしょうね。
ラストのクライマックスにこの二人の関係を持ってきたかった事でわかります。
すごむアキに怒る匡平。
お互いがお互いに言いたい事をぶつけ合う中で、出てきたのが
子供の時に学校帰りに食べていた「おはぎ」の話。
その話に二人の心は和みました。
そう二人にも仲の良かった時期があったのです。
そんな二人は険悪なムードから撃っ一転して笑いました。
この作品でキャラが笑うというのはとても珍しい印象です。
(泣いたり・怒ったりする印象はとても強いですが)
笑いが状況を一変させ、好転をもさせることを示した素晴らしいシーンだと思います。
「笑い」こそが全てを変えるのです。
そして立ち去るアキの表情の穏やかさ。この表情付けは素晴らしいですね。
でもそんなアキは二度と戻れないという。彼にはどんな道が待っているのでしょうか。
詩緒ちゃんは可愛い
今回は、匡平や日々乃、アキの関係が中心のように思えたので
詩緒ちゃんはちょっと物語の中心からは外れていますが
それでも可愛かったですね。最終回だけあって作画は良いです。
シリーズのまとめ
現状で、できるだけの各キャラクターの物語を提示して
その物語を消化する事に成功した作品だと思います。
具体的に、匡平とアキ、匡平と日々乃、匡平と詩緒。
これらの中心的な関係を丁寧に描き、一応の物語としての結論は得たと思います。
Cパートの最後の最後のシーンです。
原作は今9巻で、アニメでは8巻中盤まで消化したようです。
となると、2期があるとすれば、原作のストックがあるまでの先になりそうです。
こう考えると、このアニメは
「不完全燃焼」という言葉に尽きますね。
確かに原作も途中の中、アニメを作っても物語的に不完全燃焼。
匡平の気持ちも不完全燃焼となってしまう中で、
「不完全燃焼」の状態からどうやって燃焼するかを
スタッフもキャラクターも模索していたのがこの作品だったと思います。
今期の作品では演出力は抜群だったでしょう。
これは作画監督の本橋秀之さんの演技付けが素晴らしかったからでしょう。
特に、岸監督の采配は評価されるべきでしょう。
「笑い」ができる人は「シリアス」もできると言われますが、
岸監督はその例にもれない人かもしれませんね。
期待して待ってます!
スタッフの皆様、ありがとうございました。
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感想匡平と日々乃がくっつきました
「日々乃は俺のものだ!」
匡平の悪夢にうなされて、発してしまった告白。
夢の中での告白が、現実のものになった瞬間です。
夢から現実へ舞い戻る言葉と同時に、夢が現実で叶うという2重の意味がありましたね。
こう聞かされた日々乃さんはもう匡平を意識せずにはいられません。
ずっと病院の屋上では、顔を赤らまさせています。
そんな二人はキスをして、もう1回しようとしますが
そこはおばあちゃんに遮られます。そして二人で病院内へ戻ろうとした中で
自然と手を繋いだ二人。日々乃さんから繋いでいましたね。
これがカップルになったのか、カップル未満なのか、まだわかりませんが
グッと距離を近づけたのは間違いありません。
まぁこの後、詩緒に見られまいと、手は離しちゃいますけどね。
匡平、アキとも決着 笑いの力
このアニメでは匡平とアキの関係を描きたかったのでしょうね。
ラストのクライマックスにこの二人の関係を持ってきたかった事でわかります。
すごむアキに怒る匡平。
お互いがお互いに言いたい事をぶつけ合う中で、出てきたのが
子供の時に学校帰りに食べていた「おはぎ」の話。
その話に二人の心は和みました。
そう二人にも仲の良かった時期があったのです。
そんな二人は険悪なムードから撃っ一転して笑いました。
この作品でキャラが笑うというのはとても珍しい印象です。
(泣いたり・怒ったりする印象はとても強いですが)
笑いが状況を一変させ、好転をもさせることを示した素晴らしいシーンだと思います。
「笑い」こそが全てを変えるのです。
そして立ち去るアキの表情の穏やかさ。この表情付けは素晴らしいですね。
でもそんなアキは二度と戻れないという。彼にはどんな道が待っているのでしょうか。
詩緒ちゃんは可愛い
今回は、匡平や日々乃、アキの関係が中心のように思えたので
詩緒ちゃんはちょっと物語の中心からは外れていますが
それでも可愛かったですね。最終回だけあって作画は良いです。
シリーズのまとめ
現状で、できるだけの各キャラクターの物語を提示して
その物語を消化する事に成功した作品だと思います。
具体的に、匡平とアキ、匡平と日々乃、匡平と詩緒。
これらの中心的な関係を丁寧に描き、一応の物語としての結論は得たと思います。
Cパートの最後の最後のシーンです。
原作は今9巻で、アニメでは8巻中盤まで消化したようです。
となると、2期があるとすれば、原作のストックがあるまでの先になりそうです。
こう考えると、このアニメは
「不完全燃焼」という言葉に尽きますね。
確かに原作も途中の中、アニメを作っても物語的に不完全燃焼。
匡平の気持ちも不完全燃焼となってしまう中で、
「不完全燃焼」の状態からどうやって燃焼するかを
スタッフもキャラクターも模索していたのがこの作品だったと思います。
今期の作品では演出力は抜群だったでしょう。
これは作画監督の本橋秀之さんの演技付けが素晴らしかったからでしょう。
特に、岸監督の采配は評価されるべきでしょう。
「笑い」ができる人は「シリアス」もできると言われますが、
岸監督はその例にもれない人かもしれませんね。
期待して待ってます!
スタッフの皆様、ありがとうございました。
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