ヒデヨシのこの顔が面白かった!!
この作品には遊びがあって楽しい、面白い!!今回は、歴史女体化ジャンルから「戦国乙女」について考えます。
感想歴史女体化ジャンルの可能性
最近、この戦国乙女のように歴史上の人物を女性化・女体化した作品があります。
例えば三国志の人物を女体化した「恋姫無双」。
第二次世界大戦のパイロットをモチーフに女体化した「ストライクウィッチーズ」。
この「戦国乙女」も室町後期の戦国時代の歴史上の人物を女体化しています。
私の好みですが、こうした作品群は好きですね。
元々歴史好きという理由もありますが、もちろんアニメとして面白いからです。
なんで面白いのかちょっと考えてみます。
まず歴史上の人物は親しみがあるので、キャラクターとして立ちやすい事があげられます。
ヨシモトが顔に筆でバツ印を付けたので、顔をふくイエヤス。
こんな描写いちいち入れなくても良いのに、入れる事で面白さが倍増しています。
ツイッターでも書いたのですが、歴史上の人物が女体化されることで、
その人物が持っていた歴史的背景がそぎ落とされ、自由に振る舞えると思うのです。
言い換えると、キャラクターが何をしても許され、物語の内容が大きく膨らむのです。
今回でも、戦国武将たちが怪談話を行うという、まさに歴史性から解放された
アクロバティックな話でしたが、むしろ発想の飛躍と見るべきでしょう。
そしてこの戦国乙女が面白いのは、ヒデヨシだけ現代人なのですよね。
彼女だけが戦国武将とは違う価値観を持っている面が
今までの歴史女体化ジャンルとは違うエッセンスとして効果的です。
個人的体験から見る歴史女体化のルーツ
さて、この歴史女体化ジャンルですが、
先駆けは三国志キャラ全員女体化した全員漫画の「一騎当千」でしょうか。
そして「ブレイクブレイド」の作者の吉永さんが描いた
「ランペイジ」という三国志漫画で劉備が女体化し、
池上遼一の三国志漫画「覇-Load」でも趙雲が女体化するなど、
まず漫画が先行した印象があります。
次に戦国武将が女体化したSLG「戦国ランス」や「恋姫無双」といった
18禁PCがそれに続いた印象があります。
こうした漫画やゲームの作品群が人気があったので、アニメ化されたという経緯ですね。
そう考えると、アニメ発の女体化アニメの金字塔は
「ストライクウィッチチーズ」があげられるのでしょうか。
この辺りはしっかり検証していきたいですね。
次の歴史女体化のジャンルでは
大化の改新、源平合戦、明治維新といったあたりが考えられそうです。
(明治維新についてはゲームで「萌えよ剣」というのがあったりしますが)
絵柄について
絵が可愛いのはこの作品の魅力です。
この絵、どっかで見たことあったなぁと思ったら
この作品のキャラクターデザイン/総作画監督が山川宏治さん。
山川さんはストライクウィッチーズの総作画監督さんだったのです。
上のヨシモトを見てもわかるように確かに顔のラインや目の描き方は、まんまストパン。
上で歴史女体化ジャンルとしてストパンを紹介しましたが、
歴史女体化の「戦国乙女」「ストライクウィッチーズ」を繋ぐ存在として
山川宏治さんの存在がいるのです。まさに出来過ぎな話です。
まとめ
戦国武将に怪談話させる展開が面白くて面白くて良かったです。
この大本のネタは百物語でしょうね。wikiによると、
百物語とは、日本の伝統的な怪談会のスタイルのひとつである。
怪談話を100話語り終えると、本物の怪が現れるとされる。
といったものです。この戦国武将たちに百物語を語らせるのがスバラシイ!!
ここでもヒデヨシが現代人であることを巧みに使ったネタを使う事で
物語が膨らんでいく点も良かったのでした。
こうしたアイディアの飛躍が凄すぎるので、歴史女体化ジャンルには何か宿ると感じました。
そこで考えた結論は、女体化する事でキャラクターが歴史から解放されて
面白い発想が飛躍できるジャンルだという認識に至りました。
またこの作品はパチンコアニメです。パチンコアニメというのも新興のジャンルです。
つまり「戦国乙女」は「歴史女体化ジャンル」+「パチンコアニメ」の
掛け合わせでできている為に、既存の発想に縛られない内容だから面白いのでしょう。
今期間違いなくイチオシです!!
- 関連記事
-
感想歴史女体化ジャンルの可能性
最近、この戦国乙女のように歴史上の人物を女性化・女体化した作品があります。
例えば三国志の人物を女体化した「恋姫無双」。
第二次世界大戦のパイロットをモチーフに女体化した「ストライクウィッチーズ」。
この「戦国乙女」も室町後期の戦国時代の歴史上の人物を女体化しています。
私の好みですが、こうした作品群は好きですね。
元々歴史好きという理由もありますが、もちろんアニメとして面白いからです。
なんで面白いのかちょっと考えてみます。
まず歴史上の人物は親しみがあるので、キャラクターとして立ちやすい事があげられます。
ヨシモトが顔に筆でバツ印を付けたので、顔をふくイエヤス。
こんな描写いちいち入れなくても良いのに、入れる事で面白さが倍増しています。
ツイッターでも書いたのですが、歴史上の人物が女体化されることで、
その人物が持っていた歴史的背景がそぎ落とされ、自由に振る舞えると思うのです。
言い換えると、キャラクターが何をしても許され、物語の内容が大きく膨らむのです。
今回でも、戦国武将たちが怪談話を行うという、まさに歴史性から解放された
アクロバティックな話でしたが、むしろ発想の飛躍と見るべきでしょう。
そしてこの戦国乙女が面白いのは、ヒデヨシだけ現代人なのですよね。
彼女だけが戦国武将とは違う価値観を持っている面が
今までの歴史女体化ジャンルとは違うエッセンスとして効果的です。
個人的体験から見る歴史女体化のルーツ
さて、この歴史女体化ジャンルですが、
先駆けは三国志キャラ全員女体化した全員漫画の「一騎当千」でしょうか。
そして「ブレイクブレイド」の作者の吉永さんが描いた
「ランペイジ」という三国志漫画で劉備が女体化し、
池上遼一の三国志漫画「覇-Load」でも趙雲が女体化するなど、
まず漫画が先行した印象があります。
次に戦国武将が女体化したSLG「戦国ランス」や「恋姫無双」といった
18禁PCがそれに続いた印象があります。
こうした漫画やゲームの作品群が人気があったので、アニメ化されたという経緯ですね。
そう考えると、アニメ発の女体化アニメの金字塔は
「ストライクウィッチチーズ」があげられるのでしょうか。
この辺りはしっかり検証していきたいですね。
次の歴史女体化のジャンルでは
大化の改新、源平合戦、明治維新といったあたりが考えられそうです。
(明治維新についてはゲームで「萌えよ剣」というのがあったりしますが)
絵柄について
絵が可愛いのはこの作品の魅力です。
この絵、どっかで見たことあったなぁと思ったら
この作品のキャラクターデザイン/総作画監督が山川宏治さん。
山川さんはストライクウィッチーズの総作画監督さんだったのです。
上のヨシモトを見てもわかるように確かに顔のラインや目の描き方は、まんまストパン。
上で歴史女体化ジャンルとしてストパンを紹介しましたが、
歴史女体化の「戦国乙女」「ストライクウィッチーズ」を繋ぐ存在として
山川宏治さんの存在がいるのです。まさに出来過ぎな話です。
まとめ
戦国武将に怪談話させる展開が面白くて面白くて良かったです。
この大本のネタは百物語でしょうね。wikiによると、
百物語とは、日本の伝統的な怪談会のスタイルのひとつである。
怪談話を100話語り終えると、本物の怪が現れるとされる。
といったものです。この戦国武将たちに百物語を語らせるのがスバラシイ!!
ここでもヒデヨシが現代人であることを巧みに使ったネタを使う事で
物語が膨らんでいく点も良かったのでした。
こうしたアイディアの飛躍が凄すぎるので、歴史女体化ジャンルには何か宿ると感じました。
そこで考えた結論は、女体化する事でキャラクターが歴史から解放されて
面白い発想が飛躍できるジャンルだという認識に至りました。
またこの作品はパチンコアニメです。パチンコアニメというのも新興のジャンルです。
つまり「戦国乙女」は「歴史女体化ジャンル」+「パチンコアニメ」の
掛け合わせでできている為に、既存の発想に縛られない内容だから面白いのでしょう。
今期間違いなくイチオシです!!
- 関連記事
-