程高強いなぁと思いました。
マネジメントが功を奏した結果です。
今回は過程と結果について考えさせられるお話でした。
感想ドラッカー入門書としての原作の大事なポイント
いよいよ大会予選が始まりました。
ノーボール、ノーバント作戦という大胆なイノベーションが功を奏し
順調に大会を勝ち進みます。
ここで毎試合、コールド勝ちできるほどそんなに点を取る事は出来ないとか
同じ作戦で戦い続けたら、対策取られる等々
野球的に色々突っ込み所はあると思います。
あと個人的にはノーバントノーボール作戦と極端な前進守備は
プレイヤーに極度に過酷を強いる作戦とも思います。
でもここで押さえておきたいのは、
この原作が小説という物語形式でありながら
作品の本質はドラッカーの入門書としての側面と、
本に書いてある事をどう実践するかっていう所に主眼があるのですよね。
あくまで原作は物語本位ではなく、ドラッカー入門書本位なのです。
そしてアニメもほぼ原作に沿った展開をしています
むしろこの視点からいくと、物語上で重要なのは
成果を大事だと主張するみなみと努力を重んじると言った夕紀の会話でしょう。
成果が大事か、努力が大事か、普遍的な問いだと思います。
マネジメントでは、組織は成果に向けさせると書いてありました。
病室にまで、マネジメントを持参し、引用を始めるみなみ。
ここで初めてこの物語でのみなみと夕紀の意見の相違が描かれますが、
みなみは意見の相違にもたじろがない。ドラッカーの主張を信じ行動していくだけなのです。
このみなみの姿はマネジメントで一番重要だと書かれていた「真摯さ」そのものでしょう。
私はこの作品から「感銘を受けた本から現実で実行する大切さ」を教えてもらいました。
曲げないこと・信じ続ける事・真摯さ、こうした事をみなみの行動から
汲めるのではないでしょうか。
成果ではいかんともしがたい病気
一方で、夕紀の病気に関してはみなみが成果といっても仕方のない部分でもあります。
夕紀だって病気を治したいけど、治らない現実。
だから成果より努力をと彼女は言ったのでしょう。
こう見ると、みなみちゃんのアンチテーゼとして夕紀が存在する事もわかります。
それぞれのテーマを背負った二人。どう描かれるのでしょうか。
このショットはみなみちゃんの空想ですが、実現されると良いですね。
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感想ドラッカー入門書としての原作の大事なポイント
いよいよ大会予選が始まりました。
ノーボール、ノーバント作戦という大胆なイノベーションが功を奏し
順調に大会を勝ち進みます。
ここで毎試合、コールド勝ちできるほどそんなに点を取る事は出来ないとか
同じ作戦で戦い続けたら、対策取られる等々
野球的に色々突っ込み所はあると思います。
あと個人的にはノーバントノーボール作戦と極端な前進守備は
プレイヤーに極度に過酷を強いる作戦とも思います。
でもここで押さえておきたいのは、
この原作が小説という物語形式でありながら
作品の本質はドラッカーの入門書としての側面と、
本に書いてある事をどう実践するかっていう所に主眼があるのですよね。
あくまで原作は物語本位ではなく、ドラッカー入門書本位なのです。
そしてアニメもほぼ原作に沿った展開をしています
むしろこの視点からいくと、物語上で重要なのは
成果を大事だと主張するみなみと努力を重んじると言った夕紀の会話でしょう。
成果が大事か、努力が大事か、普遍的な問いだと思います。
マネジメントでは、組織は成果に向けさせると書いてありました。
病室にまで、マネジメントを持参し、引用を始めるみなみ。
ここで初めてこの物語でのみなみと夕紀の意見の相違が描かれますが、
みなみは意見の相違にもたじろがない。ドラッカーの主張を信じ行動していくだけなのです。
このみなみの姿はマネジメントで一番重要だと書かれていた「真摯さ」そのものでしょう。
私はこの作品から「感銘を受けた本から現実で実行する大切さ」を教えてもらいました。
曲げないこと・信じ続ける事・真摯さ、こうした事をみなみの行動から
汲めるのではないでしょうか。
成果ではいかんともしがたい病気
一方で、夕紀の病気に関してはみなみが成果といっても仕方のない部分でもあります。
夕紀だって病気を治したいけど、治らない現実。
だから成果より努力をと彼女は言ったのでしょう。
こう見ると、みなみちゃんのアンチテーゼとして夕紀が存在する事もわかります。
それぞれのテーマを背負った二人。どう描かれるのでしょうか。
このショットはみなみちゃんの空想ですが、実現されると良いですね。
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