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渡辺信一郎監督のアイキャッチ術-そのルーツとは 

今期「残響のテロル」「スペースダンディ(2クール)」を手がける渡辺信一郎監督。
そんな渡辺監督の作品にはある特徴がある。
それはアイキャッチが毎回、趣向を凝らして変わっていくことだ。

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(残響のテロル8話)

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(残響のテロル9話)

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(スペースダンディ1話)

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(スペースダンディ2話)

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(カウボーイビバップ1話)

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(カウボーイビバップ5話)

パターンとすると、CM前のアイキャッチとCM後のアイキャッチとで
色合いを変えて見せてくるのが多い。

洗練されたセンス溢れるアイキャッチを毎回見るのも
渡辺監督作品の魅力の一つだ。

ではなぜ渡辺監督はアイキャッチにこだわるのか。
それは「蒼き流星レイズナー」(高橋良輔監督)にある。

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実は「蒼き流星レイズナー」も渡辺監督作品と同様に
アイキャッチが毎回変わる作品である。
今ではアイキャッチが変わるのがそこまで珍しくはないが、
「蒼き流星レイズナー」放送時の1985年には珍しい試みであるといえよう。

そして渡辺監督がサンライズ(当時は日本サンライズ)に入社し、
制作進行としてキャリア初期に関わった作品こそ「蒼き流星レイズナー」である。
※おそらく渡辺監督の始めてのキャリアで関わった作品

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(蒼き流星レイズナー 17話ED)

「蒼き流星レイズナー」のアイキャッチを毎回変化させる
この試みが渡辺監督の作品にも取り入れられたのかもしれない。
また渡辺監督は「蒼き流星レイズナー」の監督である
高橋良輔さんに薫陶を受けた一人である点でも、
渡辺監督のキャリアにはレイズナーがあるのだろうと改めて感じた。
  
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[ 2014/09/13 12:32 ] コラム | TB(0) | CM(2)
最近はアニメも他の番組と同じで、アイキャッチを無くして
何の前触れもなくイキナリCMに突入する番組が増えてきてしまいましたが、
こういう細やかな拘りは嬉しいですね。
ちなみにフランスでは日本みたいにイキナリCMに突入するのは
法律で禁じられてるらしいです。
[ 2014/09/13 13:37 ] [ 編集 ]
サムチャも出してほしかったな
[ 2014/09/20 01:46 ] [ 編集 ]
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