はじめに
誰かと一緒にアニメを観るのは好きだ。
それは一緒に見ている方から、自分では発見できない気づきや見方を教えてくれるからだ。
今回は、このことについて語ってみたい。
他の方の見方から教えられる発見
最近あるアニメを見た。
次の日、そのアニメが好きな方と話していたら、一緒に見ようという話になった。
そして一緒に見たのだが、その方が話す作品の言及や場面ごとの指摘が見事だった。
彼の話す内容全てが面白くて、有意義で楽しいひと時を過ごすことができたし、
何よりその作品についての、様々な気づきを多く教えてくれたのが良かった。
その作品との出会いがより良いものになった。
私も含め、多くのアニメファンは一人で見る機会の方が多いとは思うが、
時間がある時は、知り合いや友達含め、お互いに共通に好きな作品があるなら
話し合いながら一緒に見てみるのも、良いものだと思う。
それは自分の見方だけでは、常に限界があると感じている私からすると、
他の方の見方を一緒に見ながら聞くことで作品への視界が広がる。
作品とのより良い出会いにつなげることができるチャンスだからだ。
一緒に見ることで得られる共有感・一体感
何より誰かと一緒に話しながらアニメを観るのは楽しい。
誰かと一緒に見ることができるのは、映像作品の強みだと思う。
同じ時間で同じものを体験し共有することで生まれる一体感。
前に私は、ニコニコ動画で配信されていた「戦姫絶唱シンフォギア」の最終話を
みんなで見ようという企画を立てたことがあるが、
みんな一緒に見ているという一体感も後押したのかものすごい高揚感だった。
だから何度も見ていたシンフォギアの最終話ではあったが、
みんなで見た最終話は高揚感もあってまた格別の味だった。
他にも「少女革命ウテナ 劇場版」や「とっとこハム太郎 劇場版」を
一緒に見る企画にも参加させて頂いたが、
一緒に参加した人の見方が自分とは違っていたので
こうした意見を聞きながら見ると、見慣れた作品でもまた別の感じ方ができる。
例えば、ウテナ劇場版の見所が「音のない部分」という指摘には目から鱗だった。
自分では気づかない事を教えてもらえるのは、自分の財産になるのだと思う。
まとめ
一人で作品を徹底的に見ることで、作品に潜り込む事も一つの道であるし
誰かと作品を見ながら語り合い、別の角度から掘り下げるのも一つの道である。
私としては両方をうまくやりながら、アニメと接していければと思う。
他人から得られる気づき、一緒に見たという共有、そして一体感。
私はこうしたものに助けられながら、アニメを見続けられているのだと思う。
そんな一緒に見る場所として一番機能しているのが
ニコニコ動画の配信・一挙配信なのかもしれない。
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