18位 : V・ファーレン長崎 → 2億9,720万円 DF 徳永悠平 → 4,000万円
FW ファンマ → 2,500万円
MF ベン・ハロラン → 2,000万円
→ 昇格1年目の長崎が18クラブの中で総年俸が最低となった。近年の昇格組と比較すると2012年の鳥栖は1億7,510万円、2014年の徳島は2億7,460万円、2015年の松本山雅は2億8,860万円なので、2012年の鳥栖と比較すると1億円以上多い数字になるが2014年の徳島や2015年の松本山雅とは同程度になる。チーム最高年俸は当然のことながらベテランのDF徳永(FC東京)で推定年俸は4,000万円となる。
17位 : ベガルタ仙台 → 3億2,120万円 MF梁勇基 → 3,500万円
FW 石原直樹 → 3,000万円
FW 阿部拓馬 → 2,300万円
MF 菅井直樹 → 2,300万円
→ 完全にJ1に定着して2011年と2012年は上位争いに顔を出しているが総年俸はあまり上がらない。初昇格の長崎との差は2,000万円ほど。貧乏なクラブというイメージはあまりないので総年俸がワースト2位というのは少し意外に感じる。ちなみに2017年のチームを引っ張ったMF三田(神戸)は2017年が1,500万円、神戸に移籍した2018年は5,000万円。マネー勝負になると引き留めるのは難しくなると推測できる。
16位 : 湘南ベルマーレ → 3億8,780万円 MF 梅崎司 → 3,000万円
MF ミキッチ → 3,000万円
M F高山薫 → 2,800万円
→ 2017年のJ2王者の湘南は「1年でのJ1復帰」を果たした。J1定着が目標となるが資金力はJ1の中では最低レベルになる。総年俸はワースト3位。降格候補の1つに数えられるのも致し方ない。チーム最高年俸は移籍組のMF梅崎(浦和)とMFミキッチ(広島)で3,000万円。実績と経験のある選手に投資した。38才のMFミキッチは広島でプレーした2017年は推定4,000万円。なので1,000万円ほどダウンしている。
15位 : サガン鳥栖 → 5憶9,980万円 FW イバルボ → 1億円
GK 権田修一 → 5,000万円
MF 小野裕二 → 5,000万円
→ FWポドルスキ(神戸)の年俸は推定6億円なのでほぼ鳥栖の総年俸と同じになる。両チームは他カードに先駆けて2月23日(金)に開幕戦を戦うが「1人で鳥栖全員分」の年俸を稼ぐ新・キャプテンのFWポドルスキがどういうプレーを見せるのか?は要注目と言える。鳥栖の最高年俸者はFWイバルボで1億円。FW豊田(蔚山現代)の推定年俸はMAXでも8,000万円。クラブ史上初の1億円プレーヤーの可能性がある。
14位 : コンサドーレ札幌 → 6億5,130万円 FWジェイ → 5,500万円
MF 菊地直哉 → 4,000万円
FW ヘイス → 3,600万円
MF 稲本潤 一 3,600万円
→ オフの補強に成功した札幌を注目クラブに挙げる人は多いが総年俸は14番目。2017年は4億0,900円だったので前年比で約2.4億円もアップしている。17番目の仙台と比較すると倍以上なので裕福なクラブになってきた。最高年俸はFWジェイで推定5,500万円となる。チーム2位がDF菊地直の4,000万円というのは意外な気もする。元日本代表のMF稲本は3,600万円。同じく元日本代表のMF小野伸は3,000万円。
13位 : 柏レイソル → 6億8,730万円 FW クリスティアーノ → 9,000万円
MF キム・ボギョン → 7,500万円
MF 細貝萌 → 6,000万円
→ 充実した補強を行って「2018年の優勝候補の一角」に挙げられているがユース卒で21才前後の若手が非常に多いこともあって総年俸は13番目。コストパフォーマンスの優秀な選手が多い。最高年俸はFWクリスティアーノで、2番目はMFキム・ボギョン。外国人助っ人がワンツーとなった。昨春に電撃加入した元日本代表のMF細貝がチーム内で3番目となる6,000万円。クローザー役として投入される機会が多い。
12位 : サンフレッチェ広島 → 7億0,990万円 青山敏弘 → 6,000万円
水本裕貴 → 5,000万円
柏好文 → 4,700万円
→ 森保監督の元で3度の日本一に輝いた広島は世代交代を進めている最中である。今オフは若手や中堅世代の有望株を何人も獲得することができた。「オフの勝ち組の1つ」に挙げられているが全体的に若返ったこともあって総年俸は12番目。平均を下回った。チーム内の最高年俸者はボランチのMF青山敏で6,000万円。5,000万円を超えている選手が2人しかいないというのはやや寂しいところである。
11位 : ジュビロ磐田 → 7億5,480万円 MF 中村俊輔 → 8,000万円
DF ギレルメ → 5,000万円
MF 田口泰士 → 5,000万円
MF 山田大記 → 5,000万円
FW 川又堅碁 → 5,000万円
→ 6位と躍進した磐田は元日本代表のMF中村俊が最高年俸となるが8,000万円。横浜FM時代の2013年の推定年俸は1億5,000万円なので全盛期と比べると約半分になったが2017年は主力中の主力として大活躍。動員力アップにも大きく貢献したので「安すぎる買い物だった。」と言える。新加入のDFギレルメは5,000万円でチーム内で2位タイ。ブラジルで実績のある選手なので「決して安くはない買い物」である。
10位 : 清水エスパルス → 7億6,980万円 FW 鄭大世 → 1億円
DF ファン・ソッコ → 5,000万円
DF フレイレ → 5,000万円
→ 大黒柱のFW鄭大世が推定1億円。実績や貢献度を考えると当然の額といえる。2番目は新加入のDFファン・ソッコ(天津泰達足球倶楽部)と加入2年目のDFフレイレで5,000万円。昨シーズンに在籍したFWチアゴ・アウベスも「相当な高年俸だった。」と言われているので外国人選手には多額のお金を費やしているようだ。残念なのはDFフレイレを筆頭に期待通りの活躍を見せてくれる助っ人が少ない点である。
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