■ カールスバーグカップカールスバーグカップで、興味深い対戦があった。韓国代表とクロアチア代表の試合だ。(ちなみにカールスバーグとは、ビール会社の名前らしい。)結果は、2対0で韓国代表の快勝だった。
欧州のリーグ戦まっ盛りのこの時期に国際大会をする事に関して、疑問に思うが、これは、香港の旧正月に合わせたお祭りイベントの一環のようだ。過去、日本も、この大会に出場しているが、一番、最近出場したのは、2000年。FW平瀬、MF稲本、DF中田浩二の代表初キャップ試合で、メキシコ代表に0対1で敗れた。(ちなみに、中村俊輔の代表初試合は、この大会の3位決定の香港選抜戦。ただし、国際Aマッチではないので、正式には代表の試合としてはカウントされていない。)
■ 韓国の状態は?ボクは、クロアチア代表は、実力差を考えると、日本代表にとっては安パイだとは思うが、この試合に関しては、完全なサブメンバー中心なので、この結果だけで、どうこう言っても仕方ないと思うので、コメントはしないでおく。
一方、勝利した韓国代表。一見、順調なスタートをきったように見えるが、この結果をそのまま受け取って、「韓国強いな。」ということはできないと思う。
基本的に、今の韓国代表には、MF朴智星を除くと特出した選手がいないので、欧州組がいなくても、それほどのダメージはない。日本代表はMF中田、MF中村らが入るとまったく別のチームにパワーアップするのとは対照的だ。(そもそも、朴と李の二人しか、欧州リーグでコンスタントに試合に出場している選手がいないが・・・。)
それにしても、アドフォカート新監督になってから、韓国代表は、6・7試合しか、国際試合をこなしていない状態である。この時期になってもまだ、チームを構築している段階で、こんな付け焼刃のチームが勝てるほど、W杯は甘くない。
韓国代表をW杯のダークホース的存在に押している人がいるが、全く見る目がない人か、日本代表と比較して日本を貶めた記事を書いて商売をしようとしているアクドイ人のどちらかだと思う。
■ グループGのメンバーそんなこんなで、同組のフランス、スイス、トーゴには期待しているが、フランスは、最近、FWトレゼゲ、MFジダンが絶好調で、いい感じでW杯に来そうなので、相当に期待できると思う。スイスも、FWフォンランテン、MFフォーゲル、MFヴィッキー、DFセンデロスにヤカン兄弟と、各ポジションにタレントが揃っていて、相当に期待できる。ただ、トーゴがアフリカ選手権で3連敗。どうも最近よくないので不安・・・。
さて、グループGは、どうなるのだろうか?
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