10位 : MF 大谷秀和 (柏レイソル)→ 2016年は怪我の影響もあって20試合の出場にとどまった。プロ3年目の2005年以降ではワーストタイの試合数にとどまった。かなり不本意なシーズンになったが今シーズンは主力としてフル稼働しており、売り出し中のMF手塚とのWボランチが柏の躍進を支えている。いいタイミングでゴール前に侵入するケースが多くて早くも2ゴールを記録。2005年と2008年にマークした3ゴールが自己最多のゴール数となる。
9位 : MF 山口蛍 (セレッソ大阪)→ J1でプレーするのは2014年以来となるが久々のステージで存在感を発揮している。相方のMFソウザは攻撃が好きな選手なのでMF山口蛍はサポート役に回るケースが多い。自由に動き回ることができる状況ではないがそれでもタイミングよくゴール前に入ってチャンスに絡むことが出来ている。C大阪は昇格1年目からJ1の舞台で大旋風を巻き起こしているがMFソウザとMF山口蛍のWボランチはリーグ屈指と言える。
8位 : MF ニウトン (ヴィッセル神戸)→ 開幕4連勝のあとは思うように結果が出ていないがオフの大型補強に成功して「優勝候補の一角」と言われた神戸の中盤を攻守両面で支えている。運動量が多いわけではないが読みの鋭さを生かして必要な時に必要な位置にポジションを取ることが出来る。ゲームを読む力に長けている。185センチ/88キロという恵まれた体格はゴール前でも威力を発揮する。セットプレーのときはターゲットになることができる。
7位 : MF ムサエフ (ジュビロ磐田)→ 現役のウズベキスタン代表で攻守両面でチームに貢献できるタイプのボランチ。「最終ラインの前で防波堤になれる選手」というのは近年の磐田に不足していた要素だったが期待通りか、それ以上の働きを見せている。攻撃力も兼ね備えていて、ゴール前でチャンスシーンに絡む機会は多い。MF川辺とのWボランチはリーグ屈指と言える。2人とも「box-to-box型の選手」でゴール前に侵入できるのは魅力。