10位:FW ピーター・ウタカ (FC東京) → 15票→ 2016年のJリーグの得点王。技術レベルが非常に高くて周りの選手を使うプレーも巧み。ゴールゲッターとしての資質とラストパサーとしての資質の両方を併せ持っている点は相手にとっては厄介である。身体的な能力の高い選手であるがゴールシーンを観るとアクロバティックなゴールは意外と少ない。ミドルシュートも少なくてゴール前で巧みにポジションを取ってフリーの状態から仕留めるシーンが多い。
9位:FW 豊田陽平 (サガン鳥栖) → 16票→ 今シーズンは怪我の影響もあって苦しいシーズンになっている。鳥栖に移籍した2010年以降では最低のシーズンになっており、年齢的な衰えを指摘する声も増えてきたがJリーグでコンスタントにゴールを決めてきた安定感は際立つものがある。高さがあってスピードがあってジャンプ力もある。若い頃は高さや身体能力に頼ったゴールが多かったが経験を重ねてクレバーな動きからネットを揺らすシーンが増えてきた。
7位:FW レアンドロ (ヴィッセル神戸) → 17票→ 2016年のJリーグ得点王。山形(2006年)や神戸(2007年-2008年)でプレーした時期はスピードを生かした飛び出しから多くの決定機を作ったが近年は巧みなポジショニングとシュート精度の高さが光っている。いろいろな形から点を取ることができるのも特徴と言える。現在は怪我で長期離脱中。FWポドルスキやFWハーフナー・マイクとどういう関係を築くのか?に注目が集まる。彼の復帰は起爆剤になるだろう。